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科学文明の起源 近代世界を生んだグローバルな科学の歴史/ジェイムズ・ポスケット/水谷淳【1000円以上送料無料】

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著者ジェイムズ・ポスケット(著) 水谷淳(訳)出版社東洋経済新報社発売日2023年12月ISBN9784492800959ページ数450,91Pキーワードかがくぶんめいのきげんきんだいせかいお カガクブンメイノキゲンキンダイセカイオ ぽすけつと じえいむず POS ポスケツト ジエイムズ POS9784492800959内容紹介ヨーロッパ中心の科学史を覆す!科学革命は大陸を越えた文化交流と、古今東西の知られざる科学者のたゆまぬ努力によってもたらされた。現代世界の見方を変える、かつてない視点で描く近代科学の発達史。コペルニクスやガリレイ、ニュートン、ダーウィン、アインシュタインといった科学者の名前は、誰もが知っている。そして、近代科学は16世紀から18世紀までにヨーロッパで誕生し、19世紀の進化論や20世紀の宇宙物理学も、ヨーロッパだけで築かれたとされている。しかし、科学技術史が専門のウォーリック大学准教授、ジェイムズ・ポスケットによれば、このストーリーは「でっち上げ」であり、近代科学の発展にはアメリカやアジア、アフリカなど、世界中の人々が著しい貢献を果たしたという。科学の未来は、グローバリゼーションとナショナリズムという2つの力の中間の道を見つけられるかどうかに懸かっている。政治やイデオロギーによって書き換えられてしまった科学の歴史を明らかにし、科学発展のグローバルな過去をつまびらかにすることで、科学の未来について考えさせる書。「国際的なつながりが、時代を超えて科学の進歩を刺激してきたことを説明する」——アリス・ロバーツ(『人類20万年 遙かなる旅路』著者)「近代科学がヨーロッパだけで発達したものではないことを、説得力をもって示してみせる」——ジム・アル=カリーリ(『量子力学で生命の謎を解く』共著者)「標準的な科学史ではその偉業が語られることのない科学者たちの物語を楽しく読める」——イアン・スチュアート(『もっとも美しい対称性』著者)※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次はしがき—近代科学の起源/第1部 科学革命 1450年頃〜1700年頃(新世界との出合い/天文学の興隆)/第2部 帝国と啓蒙 1650年頃〜1800年頃(ニュートンの発見を導いたもの/経済のための博物学)/第3部 資本主義と紛争 1790年頃〜1914年(進化論と生存競争/ナショナリズムと国際主義)/第4部 イデオロギーと戦争の余波 1914年〜2000年頃(政治の時代の物理学/冷戦と遺伝学)/エピローグ—科学の未来