Product title

FiiO(フィーオ) K9 AKM

Product details

製品概要 K9 AKMは、旭化成エレクトロニクス(以下AKM)製のオーディオ向けDACチップのフラッグシップシステム「AK4191EQ+AK4499EX」搭載し、オーディオ回路や基板レイアウト等は最上位モデルであるK9 Pro ESSと共通の設計を採用した、ハイパフォーマンスモデルです。 「THX-AAA 788+」アンプ回路やデュアルクロック管理技術、ADCボリュームコントロールといった主要な設計や技術については上位機種と共通採用し、DACチップをはじめとする搭載コンポーネントを変更することによって、パフォーマンスをなるべく維持しながらも、低価格化を実現しました。 主な特長 ・AKMのフラッグシップ・セパレートDACシステム「AK4191EQ+AK4499EX」を搭載 ・THXと共同開発した「THX-AAA 788+」ヘッドホンアンプ回路を搭載 ・DACからヘッドホンアンプ部までの完全バランス設計を採用 ・XMOS製「XUF208」と二系統の超高精度水晶発振器を搭載 ・高音質の源となるクリーンな電源供給設計 ・微細な音量調整を可能にするADCボリュームコントロール機能を搭載 ・あらゆる用途に対応する豊富な入出力端子を搭載 ・Qualcomm製「QCC5124」を搭載、高品質なワイヤレス伝送に対応 ・視覚的にもわかりやすい、入力設定表示と各設定スイッチ ・きらびやかなRGBインジケーターライトを搭載 ・UAC1.0/2.0、接続モードを自由に切り替え可能 ・FIIOコントロールアプリと連携することで、より細かい設定が可能に ・安心して使えるインテリジェント保護装置を搭載 ・置く場所や置き方を選ばない、洗練された筐体デザイン AKMのフラッグシップ・セパレートDACシステム「AK4191EQ+AK4499EX」を搭載 K9 AKMは、AKMのフラッグシップDAC「AK4191EQ+AK4499EX」を採用しました。 このDACシステムは、デジタルフィルターとデルタシグマ変調を担当するAK4191EQと、アナログDACを担当するAK4499EXからなるセパレートDAC方式を採用しています。デジタル処理とアナログ処理という性質の全く異なる機能をチップレベルで分離することに加え、抵抗素子の個体差を平準化する「DWA Routing Technology」を組み合わせ、チップレベルでのS/N比を向上させています。 先代フラッグシップモデルからの数値的な改善のみならず、質感の表現までこだわり抜いた新世代のDACシステムです。 THXと共同開発した「THX-AAA 788+」ヘッドホンアンプ回路を搭載 K9 AKMは、信号の増幅時に発生する歪みを補正する、高品質なフィードフォワード技術を備えた「THX-AAA 788+」アンプ回路を搭載しています。この回路は透明性の高い、ピュアなサウンドを提供することを理想に掲げて設計された「THX-AAA 788」回路をベースに、FIIOとTHXが共同で開発したアンプ回路です。このアンプ回路を左右のチャンネルあたり1基ずつ、合計2基搭載することによって、低歪みながら32Ω負荷時に最大2000mW、300Ω負荷時に最大780mWの高出力を両立いたしました。 DACからヘッドホンアンプ部までの完全バランス設計を採用 K9 AKMのオーディオ回路は、DACからボリュームコントロール、ヘッドホンアンプに至るまで、左右のチャンネルで分けられた回路に差動信号の入力を徹底するフルバランス構成になっています。 また、オーディオ回路は「DAC、ローパスフィルタ、ボリュームコントロール、バッファアンプ、プリアンプ、ヘッドホンアンプ」の6ブロックに分けられ、据え置き製品らしい雄大さと細やかなディテール表現を両立したサウンドを実現するために、各ブロック毎に入念に設計されています。 さらに、基板上においても主要な処理を行う部分毎に分離・最適化してレイアウトすることによって、悪影響を及ぼす相互干渉が極限まで排除され、信号忠実性の高い高品質な音楽再生を可能とします。 XMOS製「XUF208」と二系統の超高精度水晶発振器を搭載 K9 AKMはUSBデコードチップにXMOS製の「XUF208」を採用しています。このチップを搭載することでPCMは最大で768kHz/32bit、DSDは最大でDSD512のデコード能力を備え、入力されたソースに対して常に最適なクロックを選択するデュアル・クロック管理技術によって、信号忠実性の高い高品質なD/Aコンバートを実行します。 高音質の源となるクリーンな電源供給設計 K9 AKMの内部に搭載する電源トランスは、4つの4700uF大容量コンデンサと組み合わせられ、内部のオーディオ回路にクリーンな電源供給を行います。 また、デジタル部とアナログ部の各回路にそれぞれ独立した電源供給を行うことで、音質に悪影響を及ぼす電源ノイズを抑制すると共に各ブロック間の相互干渉を抑制します。さらに、回路上の各ブロックには低ノイズLDOによってクリーンな状態に保たれ、それぞれ適切な量に昇圧された電力を供給しています。この徹底した電源供給設計によって、高いS/N感と重厚な音像表現を実現します。 微細な音量調整を可能にするADCボリュームコントロール機能を搭載 K9 AKMには、音量調整のためにADCボリュームコントロール機能を採用しています。この方式では音楽信号を流した可変抵抗を直接操作するアナログボリューム方式とは異なり、ボリュームノブの回転変化量をAD変換した値に基づいてボリュームICを制御することによって音量調節を行います。 120段階の細やかな音量調整が可能としながらも、アナログボリュームの問題点である左右の音量差やノイズを排除することに成功しました。 あらゆる用途に対応する豊富な入出力端子を搭載 K9 AKMは豊富な入出力端子を搭載するため、PCとの接続だけに留まらず、様々なデジタルデバイスと接続をして高音質なオーディオ体験を楽しむことや、既に所有するオーディオシステムの一部として容易に組み込むことが可能です。 デジタル入力:USB Type-C端子、USB Type-B端子、同軸デジタル端子、角型光デジタル端子、Bluetoothワイヤレス アナログ入力:4.4mmバランス端子、RCAライン端子 ヘッドホン出力:4ピンXLRバランス端子、4.4mmバランス端子、6.35mmヘッドホン端子 ライン出力:RCAライン端子、3ピンXLRバランス端子 製品仕様DACシステムAK4191EQ+AK4499EXアンプテクノロジーTHX AAA-788+×2デジタル入力USB Type-C×1系統USB Type-B×1系統RCA同軸×1系統TOS光×1系統Bluetooth×1系統アナログ入力4.4mmバランスライン×1系統RCAライン×1系統アナログ出力XLRバランスライン×1系統RCAライン×1系統ヘッドホン出力4ピンXLRバランス×1系統4.4mmバランス×1系統6.3mmシングルエンド×1系統Bluetooth SoCQCC5124 (Bluetooth 5.1対応)Bluetooth対応コーデックSBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/aptX Adaptive/LDAC対応サンプリングレートUSB:PCM768kHz/32bit、DSD512 (Native)RCA同軸:192kHz/24bitTOS光:96KHz/24bitヘッドホン推奨インピーダンス8~350Ωヘッドホン出力≧1500mW (シングルエンド、32Ω負荷時/THD+N≧200mW (シングルエンド、300Ω負荷時/THD+N≧2000mW (バランス、32Ω負荷時/THD+N≧780mW (バランス、300Ω負荷時/THD+N周波数応答20Hz~50kHz(-3dB)S/N比≧128dB (バランスライン出力時、A-weighted)THD+N<0.00020% (バランスライン出力時、1kHz/-1dB@10kΩ)ノイズフロア<1.9μV (バランスライン出力時、A-weighted)電源リニアトランスサイズ、重量W200×D224.5×H72mm(脚部除く)、約2,660g付属品クイックスタートガイドAC電源ケーブルUSB Type-A to Bケーブル6.3mm to 3.5mm変換アダプター交換用ヒューズラバーフットx6縦置き用スタンド旭化成のフラッグシップ・セパレートDACシステム「AK4191EQ+AK4499EX」を搭載するハイパフォーマンスDAC