三省堂書店オンデマンド響林社　【大活字本】夏目漱石随筆選第1集－日常の随想

著者：夏目漱石頁数：352ページ◆内容概略漱石の名随筆のうちから、『硝子戸の中』『永日小品』『文鳥』の三編収録。『硝子戸の中』は、胃潰瘍で死去する前年の、48歳最晩年の作品です。修善寺の大患後、則天去私の境地に達して、漱石山房の硝子戸の書斎に坐して綴った滋味溢れる小品集です。『永日小品』は、日常生活を描いたもの、青少年時代の追憶や英国留学時代の回想など、多彩な25の作品群から成っています。『文鳥』は、鈴木三重吉の勧めで飼い始めたものの、不注意で死なせてしまった文鳥の可憐な姿と自らの心情を描いています。