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天然砥石 正本山 山城銘砥右京区梅ケ畑白砥水浅黄梨地環巻明治中期獲り二十四切長々尺昭和中期の全鋼鋸再現挽大極上 #43 /2,095g

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82 x 242 x 42 mm 2,095g 硬い粘る滑走精細!磨き傷こなれると黒汁、磨きで硬度降下顕著で上!国道拡幅工事にて、明治中期に高雄善妙寺荘を抜く際に、石垣用のあんこにされた原石を鍛え直し製品化。あんこなので凍てゼロ。雲母が昇りきっており、使用感抜群降り精細さ粘り鼎立の全方位つよつよ銘砥。きっただけ、磨いただけの石に戻れますまい。売れ抜けあるので台に貼ると良いです。切断は、昭和40年代までに使用の全鋼鋸の再現品を用い、切り口でも旧き良きを感じていただけるかと思います。山城國京都市右京区梅ケ畑産珪質粘板岩 #6,000~24,000番級 硬め程練度要すものの精細になる確率あがります。丸底連続条痕の為、7割閾値程度の永切れおよび、人工砥石粒度比で無味鏡面様になり難く鍛接線・材質や炭素含有量差異由来のコントラストを引き出しやすい。黒い岩汁程、石が硬めで精細である傾向。硬いと自鋭性が落ちるので目的や練度に応じ共名倉掛けを都度行いつつ研ぎ進めます。説明 商品の説明 日本刀を発明させたことに端を発する、現京都市内、山城國産天然砥石。 平安末期より900年近い歴史を有し、粘板岩系統砥石における最も精細で格調高き銘砥として知られる。 永く続いた刀の世における最重要軍需資源であり、鎌倉から幕末まで時の幕府の管理下に処された。 近世までの価値観で言うなら工廠物資としての性質が色濃く、現代なら核兵器に欠かせないウラン鉱山と言え、厳重管理される必要性があった 伊豫國産は、古墳時代には既に瀬戸内を流通したとされ、1,500年超ともいわれる世界最古級・最大級の火成岩系統における銘砥産業の大家として名高い。  我が国の銘砥資源は民族を、国を、変え果ててしまう程の資力を擁す。 鉄鉱石の,欠乏で興る歩留まりに大きく劣る独自の砂鉄冶金及び極東の離島であるがために、鉄の伝来終着点であったということは、鉄器文明を創めるに四肢を失うが如く,致命的条件であった。 より硬くより粘り強い鉄製品を想いのままに加工できる消耗品こそ我が国の銘砥資源であることは、歴史と伝統を鑑みれば証明されよう。 建築に劣悪な立地にも拘らず、木造における世界最古最大共に擁すこととなった。 辺境の後発にもかかわらず、中世にはすでに世界随一の鉄製品の発明を成し遂げ、700年近い刀の世を続けさせることとなった。 殆どの有史が鉄の時代に属する以上、鉄器は私たちの手足となり、モノづくりの使役媒体そのものであった。 日本が今日、モノづくり集団の国として知られるには、1,300年ほど遡った古代飛鳥・法隆寺建立の頃には既に世界最強の鉄製品・工匠具を繰ることができたということが証明さ,れているのだから、当然の成り行きではなかろうか。 鉄を創めるにあたり、四肢を失うような逆境でさえはじき返してしまったことは事実。 替え難く、有りに難き、唯一性と真実性が付与された銘砥資源の後押しは、鋼の開発時にて研ぎの可否という律速を、極大の砥石性能で消し去ったのだから。 近代までの価値観で我が国の種々資源を推し測れば、国土の7割が山林で覆われようとも資源大国である。  しかしながら、5枚のプレートがひしめき合う日本列島だからこそ、数多の天災に耐え忍ぶことと引き換えに、各地で質・量の多寡はあるものの砥石を取り出すことを許された。 厳しさと豊穣の表裏(アメとムチ)を併せ持つ山がちで荘厳なる自然環境に支配されることを是として受け入れた私たちの心は、いつしか忍耐、協力や譲り合いを覚え、日々有難いと感謝を紡ぐ自然崇拝や八百万の神(様々な資源や恵み)の存在を予見し、神道精神の礎へと昇華したものではなかろうか。 それが、異文化や異教徒に比較的寛容で吸収と融合を繰り返せる、物質的幸福だけに限定されない最も誇れる日本の強みや魅力を語り継ぐのだろう。 ご注意(免責)>必ずお読みください 砥石は消耗品です。大きさは十字最大寸法。