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フランソワ カリヨン ピュリニィ・モンラッシェ 1er レ・フォラティエール 2020Francois Carillon Puligny Montrachet 1er Cru FolatieresNo.115505

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コンベットやカイユレと同じく「別格1級畑」と評価する1級畑フォラティエール。ピュリニィの斜面中腹、シュヴァリエ・モンラッシェと同程度の標高に位置します。 完熟した果実の力強さとボリューム感、引き締まったそのボディからは、圧倒的なポテンシャルを感じることが出来ます。膨大なミネラルとスモーキーさが複雑に香り、滑らかでありながら堅牢な余韻が広がります。 生産地:フランス/ブルゴーニュ 品種:シャルドネ 容量:750mlFrancois Carillon フランソワ・カリヨン 長きに渡りピュリニー最高峰に君臨してきたルイ・カリヨンより引き継いだ新ドメーヌ。 フランソワは父の代から畑を担当。その果実のクオリティに疑いの余地はなく、エネルギーを感じる力強くゴージャスなワインはすでにトップ・ドメーヌとしての貫録を持つ。 コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手、ルイ・カリヨン。ヴィニュロンとしての歴史は1520年まで遡ることができるピュリニー・モンラッシェの名家である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。 2010年、フランソワはペリエールやシャン・ガン等ピュリニーが誇るプルミエクリュを含む約5.4haの畑を継承し、兄のジャックが継いだドメーヌから独立。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。 1988年から畑で働き始めたフランソワのワイン造りのモットーは「畑がワインのクオリティを造る」である。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しい。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたワイン・アドヴォケイト誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほどである。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもバリックを用い、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行う。ワイン造りはルイ・カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月に行っていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決める等、微細な調整を重ねてフランソワ・カリヨンのワインは造られている。 現在、カリヨン家から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し手に入れた畑からもワインを手掛けてい る。どのワインも偉大な地で生まれるシャルドネの厳格さと華やかさを備え、ゴージャスで生き生きとしたキャラクターが魅力である。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かな『新星』がブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。