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まるごとバナナが、食べきれない/大久保佳代子【3000円以上送料無料】

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著者大久保佳代子(著)出版社集英社発売日2022年10月ISBN9784087817256ページ数190Pキーワードまるごとばなながたべきれない マルゴトバナナガタベキレナイ おおくぼ かよこ オオクボ カヨコ9784087817256内容紹介「わかる!」「あるある!」"妙齢の女性"たちの共感の嵐を呼んだ『Marisol』連載を、大幅に加筆・改稿。待望の単行本化!退屈な食卓に、ひと匙のユーモアを。本当は受け継いでいきたい「大久保家の味」。酒の力を借りてぐいぐいアピールしてきた若かりし日の恋。大福の皮とあんこを分け合う、相方・光浦さんとの関係。OLと兼業だった自分を育ててくれた『めちゃイケ』の思い出……。体力・食欲・性欲…いずれも減退していく40代から50代へ。大久保佳代子の半世紀を食の思い出ともに、等身大の飾らない文章でユーモラスに描いた、妙齢女子たち大共感のエッセイ42本。【本文より】私にとっての40代は人生の分岐点でもあったと思います。というのも、私の最後の恋愛は40代前半で。たまに思うんですよ。あそこで一発逆転を決めていれば、結婚していたかもしれないし、子どももいたかもしれないなって。40代はまだそんなラストチャンスが残されているんですよね。でも、私はそのチャンスを掴もうとしなかった。仕事も楽しかったし、変なプライドもあったしね。それを50歳になった私は少し後悔している。「あそこでもう少し足掻けばよかったな」と……。すべては自分が選んだこと。ひとりで生きている今の自分は「しょうがないよね」と受け入れています。(「四十路の恋と後悔と」)【目次】●家族 —私を育てた大久保家の飯—冷や飯とふりかけ。兄妹だから、わかる味/どんな高級店よりも美味い、母親が握る武骨なおにぎり/愛犬パコ美を太らせた、独女の寂しさと甘やかしメシ ほか●恋愛 —男と女と欲とエロス、甘く苦い恋の味—酒の席の反省を『ピルクル』と一緒に飲み干す二日酔いの朝/大好物のイクラも、幸せも、「すぐ食べない」が大久保流 ほか●女友達 —悲しいとき、楽しいとき、支え合う仲間と囲む食卓—「もっと太れ、もっと太れ」と願いながら親友にすすめる高カロリー食/咀嚼が面倒で素うどんをすする、大人女子の憂鬱な休日 ほか●仕事 —働いて手に入れる、とびきりの一皿—語りつくせぬ思い出が詰まった『めちゃイケ』めし/大福の皮とあんこを分け合う、光浦さんとの不思議な関係 ほか●ひとり飯 —人生を「ひとり」で歩く、妙齢女子の「おひとり様」ゴハン—持て余した母性を注ぎ育てる、妙齢独身女子のぬか漬け/完食できずに半分残った、40代の『まるごとバナナ』 ほか【著者について】1971年5月12日生まれ、愛知県出身。千葉大学文学部卒業。幼なじみの光浦靖子と「オアシズ」を結成。『めちゃ×2 イケてるッ!』でのブレイク後、数多くのバラエティ番組などで活躍中。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次家族—私を育てた大久保家の飯(男をもてなす“ハムスターいなり”/三月三日の雛祭りに食べた、菱餅形の洋風ケーキ ほか)/恋愛—男と女と欲とエロス、甘く苦い恋の味(ウィットに富んだ素敵な会話より、男の魅力は歯と健康/大手を振って着色料を摂取する。それが私の夏祭り ほか)/女友達—悲しいとき、楽しいとき、支え合う仲間と囲む食卓(生まれて初めて“格差”を知った、友達の誕生日会/友達のインド人彼氏と、複雑な心境で食べた焼き鳥 ほか)/仕事—働いて手に入れる、とびきりの一皿(手作りおにぎりでランチ代の節約に励んだOL時代/太秦の撮影所で学んだ、「女優には常備食が必要」 ほか)/ひとり飯—人生を「ひとり」で歩く、妙齢女子の「おひとり様」ゴハン(夕暮れどきに公園で、愛犬パコ美と飲む缶ビール/持て余した母性を注ぎ育てる、妙齢独身女子のぬか漬け ほか)