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シャトー・ポンテ・カネ [2008]750ml

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近年のポンテ・カネの勢いはとどまることを知りません!今や一級シャトーに匹敵する驚異のシャトーです! 今やロバート・パーカー、ジェームス・サックリング、ワインスペクテーターが100点満点を与える偉大なるシャトー、ポンテ・カネ。 ボルドーの格付けシャトーでビオディナミで先駆けのシャトーであり、時として樽を抑えたスタイルに挑戦するなどあらゆる面で挑戦を続けており、ボルドー左岸において最も注目すべきシャトーのひとつです。 畑はムートン・ロートシルトのすぐ向かいという人もうらやむ畑の立地から造られる、力強く、タンニンに溢れる、ポイヤックの古典的なスタイル。 CHATEAU PONTET CANET シャトー・ポンテ・カネ 生産地:フランス ボルドー ポイヤック 原産地呼称:AOC. PAUILLAC 格付け:第5級 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96 ポイント Wine Advocate #194 May 2011 Robert Parker 96 Drink: 2016-2046 $93-$162 2008: A candidate for the “wine of the vintage,” Pontet Canet’s 2008 boasts an opaque purple color as well as copious aromas of sweet blueberries, blackberries and black currant fruit intertwined with lead pencil shavings, subtle barbecue smoke and a hint of forest floor. Full-bodied, with fabulous richness, texture and tremendous freshness, this first-growth-like effort is more developed than the uber-powerful 2010. Give it 5-8 years of cellaring and drink it over the following three decades. Bravo! ポンテ・カネその他のヴィンテージChateau Pontet Canet / シャトー・ポンテ・カネ 5級の中でもひときわ存在感をはなつ、 3つの一族によって引き継がれてきたシャトー ヴェルサイユの宮廷で名を上げたジャン・フランソワ・ド・ポンテ(Jean-Francois de Pontet)氏は、ルイ15世の側近を務める程の人物でした。彼はボルドーを州都とするギュイエンヌの地に戻り、メドックの知事となります。1705年ポイヤックの北部に数ヘクタールの土地を購入し、そこにブドウの樹を植えました。 数年後『カネ(Canet)』と呼ばれる区画を追加。その時に彼の名前を加えて、『ポンテ・カネ』と呼ばれるようになりました。世紀は変わり1855年にメドック格付けにて5級に選出されました。 1865年、ボルドーのワイン商のエルマン・クルーズ(Herman Cruse)氏がシャトーを購入。初めてポンテ家の手から離れました。クルーズ家によってそれから110年の間シャトーを切り盛りされた後、1975年にコニャックの商人、ギイ・テスロン(Guy Tesseron)氏がシャトーを購入しました。そして、その後はギイ・テスロン氏の息子である、アルフレッド・テスロン(Alfred Tesseron)氏がシャトーを運営しています。 メドック格付けで初めてビオディナミに転換、そして成功をおさめる 1990年からポンテ・カネの畑は、ゆっくり、でも確実に変化を遂げてきました。その中には自然に近いような畝作りなどの取り組みがあります。分かってきたのは「観察し、試行錯誤をしていくしかない」という事。畑の区画ごとに、長い目で見た取り組みをしていきました。理想のポイヤックスタイルを目指して終わる事の無い挑戦です。 2004年から14haの畑でビオディナミに取り組みました。取り組んですぐ、ブドウの果皮に張り、輝きが出てきた事を感じ、更に研究を進める事にしました。そしてその後、メドック格付けのシャトーでは初めて全区画ビオディナミに移行しました。 ポンテ・カネがビオディナミに取り組み始めた当初、周囲には懐疑的な空気が流れていました。しかし、このビオディナミによる結果、また、収量を落とす方向に転換していた事も影響してか、徐々にその品質への評価は高まり、ついに2009年と2010年には、2年連続で、パーカーポイント100点という快挙を成し遂げ、周囲を驚かせました。 2010年にオーガニック認証(エコセール)、ビオディナミの認証(ビオディヴァン)を取得し、2014年にはデメテールも取得しました。 栽培比率はカベルネ・ソーヴィニョン62%、メルロー32%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド2%。 新しい設備が導入されているセラー ポンテ・カネでは『区画に分けた収穫』では無く、もう一歩踏み込んで、『区画を性質によってさらに2~3つに分けた小区画ごとの収穫』を行っています。収穫したブドウは房がつぶれない様、浅いトレーで運ばれ、人の手で2回厳しい選果を行います。 2005年に大掛かりにセラーが改築されましたが、その際、1895年当時のアイデアを取り入れました。またこの時、小型で円錐の形をしたコンクリートタンクも導入しました。醗酵にはコンクリートタンク、木製タンクの両方を使用しています。出来るだけ自然に行う為、天然酵母を使い、介入を最小限にするよう努めています。醗酵は2~3週間、マセラシオン(浸漬)は平均4週間続きます。 円錐型のコンクリート発酵槽 熟成は基本オーク樽を使用しますが、1/3はコンクリート製アンフォラを使用します。このアンフォラのコンクリートはポンテ・カネの畑の土を含んだ特注品で、熟成する際に、テロワールとピュアなブドウの果実が表現できる、と考えています。