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モリッツ リート キルヒベルク ルッツマンスブルグ 2019Moric KirchbergNo.116016

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ルッツマンスブルクの1区画。⻄側にある石灰岩が多いエリア。暖かいが、周りに木が生い茂っているのでそのおかげで冷やされる。樹齢40〜100年。タイトでストイックな味わい。 【ルッツマンスブルグ】 標高200~300m、ネッケンマルクトより土地も重く、少し温暖。様々な土壌や違う条件の畑が集まっている、通称「ワイン造りの島」。樹齢100年以上の古木も! 生産地:オーストリア/ブルゲンランド 品種:ブラウフレンキッシュ 容量:750mlモリッツ Moric 唯一無二の世界に誇れる赤ワイン、原点回帰の白ワイン。ワイン作りに心血を注ぐ孤高の存在 ブルゲンラントでも有名なフェリッヒ醸造所の跡取りであったローラント・フェリッヒ氏は、弟と一緒にワインを造ってましたが自分自身が求めるワインを作りたいと2001年に独立しました。 フェリッヒ醸造所では樽塾のシャルドネや貴腐ワインが主流でしたが和食が好きで素材の味を生かしたお料理に寄り添うようなワインを造りたかった彼は、ブルゴーニュ、北ローヌなどの優良生産者を渡り歩き、どの地域の模倣でもない、オーストリアが世界に誇れる赤ワインを造ろうと決心しました。 ミッテルブルゲンラントのネッケンマルクト村にあるブラウフレンキッシュの古木の畑を畝ごとに交渉して譲り受け、醸造所も借り物としてスタート。植え替えをせず、畑を整備・緑化し、土地の個性を最大限に引き出すべく、収量を抑えた他、過度な色の抽出を嫌い、果実のボリュームだけではなく、酸とのバランスを重視した彼のファーストヴィンテージは、当時のフルボディの赤ワインがあふれていたオーストリアの市場から見向きもされず、酷評されました。 そんな世間の逆風にも臆することなく、切磋琢磨しながら高品質なブラウフレンキッシュを造り続け、ターゲットを国外に変えてアプローチを続けたところ、今までのオーストリアになかったエレガントな味わいが注目され、オーストリアの赤ワインのトップ生産者の仲間入りを果たしました。 信念のワイン作り 古木を尊重し、平均収量は35hl/1ha、あくまでもフィネスとエレガンスを追求。小樽、新樽をほとんど使用せずに全てはノンフィルター、天然酵母発酵です。 畑は今では自己所有の部分も多いですが、いまだに離れた区画を多数借り受け、醸造所の訪問はほんの一握りの人間しか許されていません。 土地の味わいを最大限に尊重した造りで、その土地のものを「何も足さない、何も引かない」、ナチュラルなワイン造りをモットーとし、その自然体ながらもエレガントで優しい味わいに世界中が虜になっています。