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ドメーヌ・クヘイジ ジュヴレ・シャンベルタン 2020Domaine Kuheiji Gevrey ChambertinNo.116114

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ジュヴレ・シャンベルタンの村の背後に位置する谷、コンブ・ラボ 。 冷涼な風が吹き標高が高い谷の入り口の区画のブドウで醸し、そのクリマがよく現れています。 凝縮した果実の香りに、シナモンやスミレなどのニュアンスが重なります。 滑らかな口当たりにきめ細かなタンニン。酸味、ミネラルとのバランスがとれ、果実味が際立つスタイルです。 生産地:フランス/ブルゴーニュ 品種:ピノ・ノワール 容量:750mlドメーヌ・クヘイジ Domaine Kuheiji 日本酒とワイン、2つのドメーヌを持つ世界で唯一の蔵 1647年創業の歴史ある愛知県名古屋市緑区の酒蔵、萬乗醸造。代々の当主が「九平治」を名乗る久野家の9代目から日本酒を醸し始め、現当主の久野九平治氏は15代目にあたります。「日本酒に21世紀型の新しい光を当ててやりたい」「日本酒を新しいステージに立たせてやりたい」「日本酒の新たな価値を創造し、それを押し上げる品でありたい」こんな思いから生み出される日本酒は、日本国内のみならず海外でも注目を集め続けています。 そんな萬乗醸造が新たに生み出したブランドが、フランス・ブルゴーニュの地で手掛けるワイン「DOMAINE KUHEIJI」と、ドメーヌスタイルで生み出す日本酒「久野九平治本店」です。九平次は日本酒、白ワイン、赤ワインの3つの食中酒を同じフィロソフィーの下、皆様にご提案できる世界で唯一の蔵になりました。 「ワインも日本酒も、同じ思想で畑・田んぼで汗をかき、また人間の手を極力入れない発酵スタイルなら、カテゴリーの違う飲み物でも同じテーマを表現できます。何故ならワインと日本酒は共に農産品を原料にした醸造酒で、摂理は同じだからです。」と語る九平次が目指すのが「原料」にとことんこだわること。 ワインの世界では当たり前の「自ら原料を育て、酒を醸す」というスタイルは、実は日本酒業界では極めて稀なスタイルになります。日本酒なら米、ワインであればブドウ。これらの原料と徹底的に向き合いこだわり抜くことで、セパージュの個性、テロワールやヴィンテージの特徴を表現しています。 「ひとりのシェフがコース料理を披露するように、その日のテーブルに並ぶ酒も、ひとりの醸造家の手掛けるもので、統一したマリアージュを提案したい。」その思いから、九平次のワインと日本酒は、同じフィロソフィーの下、テロワール=田・畑にフォーカスして造られています。 「DOMAINE KUHEIJI」はブルゴーニュのモレ・サン・ドニで創業したワイナリー。一つの酒で食事を進めるのではなく、日本酒から白ワイン、そして赤ワインへと料理との相性を楽しみながら味わい、その中で日本酒とワイン、それぞれの良さや可能性を皆さんの提案したい。それこそが九平次がワイン造りを決意した最大の目的です。 日本酒造りを受け継いできた九平次がフランスでワインを造るという挑戦に至ったのが2013年。萬乗醸造で15年に渡り日本酒造りに携わってきた伊藤啓孝氏が栽培醸造責任者として渡仏します。当時伊藤氏は「日本酒で新しいものを造りだすこと」に対する行き詰まりを感じていましたが、業界の壁を超えることでそれを打破することを試み、日本酒をもっと良いものにしたいという想いと、本当の美味しさを追及するためワイン造りの道へ踏み出します。 渡仏後、0からフランス語やワインの勉強を始め、2015年にモレ・サン・ドニ村のグランクリュ街道沿いに自社醸造所を取得し、2016年をファーストヴィンテージとしてワインをリリース。翌年2017年には2.5haの自社畑を購入し、現在はドメーヌ兼ネゴシアンとしてグラン・クリュを含むワインを生産しています。 九平次が目指すのは「日本酒とワインの化学反応」。日本酒とワインは同じ醸造酒で、原料は違うものの発酵のメカニズムは共通しています。ワインの哲学・伝統・技術を学ぶことで、日本酒のそれを見つめ直すことに繋がり、さらに両者をミックスさせることでイノベーションを生み出せると考えているのです。 「ブルゴーニュのテロワール、畑の差がブドウの違いを生み、ワインの個性が生まれるという考えは田んぼ、米でも同じことです。九平次という同じ人格が同じ思想で造る。その上でなお現れる個性。だからこそ我々は品種・テロワールの個性をより鮮明に表現できると思います。」と久野氏は語ります。