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ドメーヌ・ド・レードル コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・トータヴェル カレマン・ルージュ [2018]750ml (赤ワイン)

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彗星のごとく登場したスーパー・ルーション! ドメーヌ・ド・レードルは、運搬業に従事していたジャック・カスタニーと、銀行でIT業務に携わっていたパスカル・デューニドゥが、果実感を生かした力強さの中に美しくバランスの良いエレガンス溢れるワインを造りたいという情熱の下に、ガレージをカーヴに改装し、2002年よりこの冒険をスタートさせました。 手作業による栽培、徹底的な収量制限、区画ごとの手摘みでの収穫、2度にわたる選果作業、冷蔵トラックでの搬送など、あらゆる手間と努力の末、2003年の初ヴィンテージでパーカーポイント90点を獲得しました。この成功は、二人のその後のワイン作りにとって大きな原動力となりました。2005年から白ワインの生産も始め、2012年には22,000ボトルを生産するまでに成長しました。レードルのワインは、コート・デュ・ルーションにおける最高峰のワインとして現在世界12か国に輸出され、トップキュヴェのコート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・レードルは、2012年ヴィンテージでパーカーポイント96点という高評価を得ており、今後のルーション地方において最も注目されている生産者です。 「コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・トータヴェル カレマン・ルージュ」は、ヴィエイユ・ヴィーニュで樹齢の古いブドウを使用しているため、凝縮感のある果実味が特徴です。通常の赤ワインは14~15℃ぐらいが適温ですが、もう少し冷やして飲んだ方が美味しく味わえます。 ■コメント■ 外観は、ダーク・ブラックのハイライトを湛えた黒色。香りは、リコリスや黒果実、赤果実の女性的でフルーティなアロマが香る。味わいはエレガントで凝縮感があり、繊細で丸みのあるタンニンとミネラル感、しっかりとした骨格の良いボディを備え、余韻の長い後味が広がる。 ★相性料理:バターやアメリカン・ソースを使った肉料理、特に牛肉や羊のすね肉を使った煮込み料理と抜群の相性。アペリティフとして単独でも美味しく飲める。 ■2018年ヴィンテージ情報■ 2017年が暑く乾燥した夏の気候により、ブドウの実をたくさん実らせた割に果汁が少なかったのに対し、2018年は十分な雨量に恵まれたため、果汁の量も程よく、それまでブドウを実らせていなかった若木からも収穫を得ることが出来た。この年は、生育期の初期からぐずついた天候が続いたが、収穫直前からカラッと晴れたインディアンサマーに恵まれ、夜間は涼しく、日中は暖かい理想的な気候条件が9月末まで続いた良年となった。 ■テクニカル情報■ 産地:ルーション地方北部ヴァングロ村(AOCコート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・トータヴェル地区) 【2018】 品種:シラー50%、グルナッシュ30%、カリニャン15%、ムールヴェードル5% 樹齢:25-80年 収量:23hl/ha 土壌:粘土・石灰岩質 醸造:ブドウは破砕せず完全に除梗し、8-10℃で22日間マセラシオン。温度調節出来るステンレスタンクで20~25℃に保ちながら天然酵母で自然発酵。マロラクティック発酵後、8ヶ月ステンレスタンク熟成。瓶詰前にブレンド。 Domaine de l'edre Cotes du Roussillon Villages Tautavel Carrement Rouge ドメーヌ・ド・レードル コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・トータヴェル カレマン・ルージュ 生産地:フランス ラングドック・ルーション 原産地呼称:AOP.COTE DU ROUSSION ぶどう品種:シラー 50%、グルナッシュ 30%、カリニャン 15%、ムールヴェードル 5% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:(92-94)ポイント Drink Date 2019 - 2027 Reviewed by Joe Czerwinski Issue Date 1st May 2019 Source Issue 242 End of April 2019, The Wine Advocate シラー(50%)、グルナッシュ(30%)、カリニャン(15%)、ムールヴェードル(5%)をブレンドした豊潤でしなやかな2018年のカレマンは、長年根強い人気を誇るこのワインの中でも卓越したヴィンテージの1つである。醸造に樽は一切使用せず、トータヴェルのテロワールの真髄が余すところなく引き出されている。ブルーベリーやブラックベリー、プラムを思わせる太みのあるアロマが豊かに溢れ、砕いた石の粉や仄かなガリーグのニュアンスと共に余韻の長いエレガントな後味が広がる。Domaine de l’edre / ドメーヌ・ド・レードル ドメーヌ・ド・レードルは、運搬業に従事していたジャック・カスタニーと、銀行でIT業務に携わっていたパスカル・デューニドゥが、果実感を生かした力強さの中に美しくバランスの良いエレガンス溢れるワインを造りたいという情熱の下に、ガレージをカーヴに改装し、2002年よりこの冒険をスタートさせました。手作業による栽培、徹底的な収量制限、区画ごとの手摘みでの収穫、2度にわたる選果作業、冷蔵トラックでの搬送など、あらゆる手間と努力の末、2003年の初ヴィンテージでパーカーポイント90点を獲得しました。この成功は、二人のその後のワイン作りにとって大きな原動力となりました。2005年から白ワインの生産も始め、2012年には22,000ボトルを生産するまでに成長しました。レードルのワインは、コート・デュ・ルーションにおける最高峰のワインとして現在世界12か国に輸出され、トップキュヴェのコート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・レードルは、2012年ヴィンテージでパーカーポイント96点という高評価を得ており、今後のルーション地方において最も注目されている生産者です。 ルーション地方は、ピレネ・オリエンタル県に広がり、南部と西部はピレネー山脈に接しています。コート・デュ・ルーションは、北はAOCコルビエール、南はスペイン国境まで広がっています。ドメーヌ・レードルは、ペルピニャンから北東30kmに位置するヴァングロ村にあります。コルビエール村よりも東の山稜地帯にあるヴァングロ村は、ロック・クライミングで有名な石灰岩の断崖と、その斜面にそびえる葡萄畑の景観のコントラストが楽しめます。粘土石灰と頁岩質の泥灰岩から成る土壌、豊かな日照量、夏に新鮮な空気をもたらすトラモンターニュと呼ばれる乾燥した季節風、多様な向きの畑、高い標高といった土地条件により、ルーションの中でも特に優れたテロワールを形成しています。 ■2013・2014・2015ヴィンテージ情報■(ワインアドヴォケート誌224号2016年4月29日掲載) ルーション地方は、昔から質の高いワインを輩出するワインのメッカとも言える地である。昨年主にバレル・テイスティングを行った2013ヴィンテージは、まだ産声を上げたばかりの若いワインではあったものの、冷涼な気候を反映したピュアで焦点の定まったフレッシュな味わいが感じられた。一級品のワインは、凝縮感のある美しい味わいに仕上がっていたが、もう少し味の広がりや深みが欲しいと思うことが時折あった。しかしそれでも尚、2013年が素晴らしいヴィンテージであることに変わりはなく、よくバランスのとれたエレガントなワインを生み出すルーションの実力を感じさせた年だった。中でも一級と言われるワイナリーが出すものは、極めて寿命の長いワインとなるに違いない。 2014ヴィンテージは、前年に比べると品質や濃度はやや劣るものの、ミディアムボディのエレガントでクラシックな特色が最大限に引き出されており、若いうちから素晴らしい味わいが楽しめる。当たり年ほどの力強さや芳醇な味わいこそ感じられないが、実に数多くの魅力を備え、確かな価値を見出すことが出来る。2014年は冷涼で収穫期が遅く、収穫量の多い年であった。夏季は穏やかで湿気の多い日が続き、風が殆ど吹かず(多くの栽培家によると、トラモンターヌの季節風が吹かない極めて珍しい年であった)、収穫期は冷涼な気候の影響で、収穫量こそ多かったものの、熟れたブドウを収穫するのに多くの栽培家が苦労を余儀なくされた。コリウールの海沿いのアペラシオンは、この年最も異彩を放つ産地の1つで、地中海にそびえる片岩質の美しく険しい斜面で育まれる素晴らしいワインの数々は、正にこの年必見のワインである。 今回あまり多くのサンプルテイスティングは出来なかったものの、2015ヴィンテージは、果実味が素晴らしく壮大なスケールが感じられ、よく熟れたタンニンの風味豊かな味わいを備えた魅力的なワインが数多く輩出されるだろう。冬季から初春にかけての降雨量は平均よりもやや多く(これは極めて良い兆候)、2月の寒い気候がブドウ樹によい休眠期間をもたらし、5月には暖かく穏やかで乾燥した気候が訪れ、8月は小さな嵐に見舞われたが、収穫期は一貫して理想的な天候条件に恵まれた。白ワイン品種の収穫が8月初旬から始まり、理想的な気候の下、殆どの作り手が9月末頃までにはほぼ収穫作業を終えた。この年のワインについては来年のこの時期にテイスティングを予定しているが、2013年と2014年の冷涼なヴィンテージの後、2015年は暖かな気候を反映した芳醇でより口当たりの滑らかなスタイルに回帰することだろう。