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マレーシア稲作経営の新しい担い手 [ 安延久美 ]

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安延久美 日本経済評論社マレーシア イナサク ケイエイ ノ アタラシイ ニナイテ ヤスノブ,クミ 発行年月:2002年07月 ページ数:266p サイズ:単行本 ISBN:9784818814196 安延久美(ヤスノブクミ) 神奈川県生まれ。1989年北海道大学大学院農学研究科修了。同年農林水産省熱帯農業研究センター(現国際農林水産業研究センター)海外情報部。農業研究センター経営管理部を経て現在、国際農林水産業研究センター企画調整部主任研究官。1993年から1996年まで、マレーシアに滞在。2001年学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 東南アジアの農民と「緑の革命」/第1章 マレーシアの稲作とムダ潅漑稲作地帯/第2章 農家間の経済格差と農作業請負/第3章 農地と農民/第4章 グループファーミングの役割/第5章 組織加入の経営的メリット/第6章 担い手農家の技術と経済/終章 マレーシアにおける稲作生産力の担い手ー「新しい農民層」は生まれたか 本書は、「緑の革命」のなかでとくに高い労働生産性および土地生産性を実現してきたマレーシアのムダ潅漑稲作地区を調査対象として、革新技術の普及とそれに伴う農業生産力の発展が、いかなる農民層によって、いかなる条件の下で担われてきたかという問題意識に基づいて行われた調査研究をまとめたものである。農業経営学的なアプローチを行い、個別の農家行動を把握するなかから、「緑の革命」の担い手が、いかなる社会的構造および農業構造の下でいかなる性格・条件をもち、その後の展開過程をとおして今後の生産力発展につながる新たな担い手層として措定されうるかを検討する。 本 ビジネス・経済・就職 産業 農業・畜産業