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レ・マッキオーレ パレオ・ビアンコ [2022]750ml (白ワイン) 【正規品】

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メッソリオ、パレオ、2つのワインで「100点」を獲得したイタリア屈指の銘醸生産者が造る、生産数量が非常に少ない上品な数量限定の白。 トスカーナ州ボルゲリで、唯一農家がはじめたワイナリー。初代オーナー故エウジェニオ・カンポルミ氏はこの地の可能性を見出し、惜しみない努力を注いできました。エウジェニオが亡くなった後、妻チンツィアと家族が彼の意思を引き継ぎ、2009年にはイタリア最優秀ワイナリーと評されるまでになります。トスカーナ最高峰のメルローといえばマッセート、レディガフィ、そしてメッソリオ。中でもその優美さは右岸のボルドーをも圧倒する別格の存在としてワイン・アドヴォケイト誌でも高い注目を集めています。 「パレオ・ビアンコ」は、柑橘系の香り・味わいが出るようにし、伸びのあるスタイルのワインを目指して造られています。同エリアではヴェルメンティーノを主体に造るのが一般的で、パレオ・ビアンコのようにシャルドネの比率の高い白ワインを造っているワイナリーはボルゲリではレ・マッキオーレの他にいません。生産数量が非常に少ない上品な数量限定の白。非常にリッチなトロピカル・フルーツやナッツ、バニラのフレーヴァーが漂いスパイシーな香りも広がります。 パレオとは、「雑草」のことです。畑に良く生える雑草。1989年の初ヴィンテージの時に、春から夏にかけて畑の雑草がたくさん生えていて、これを処理するのが大変だったので、その思い出をワインの名前にしました。また、パレオのラベルに描かれている木は、レッチョという、ボルゲリ周辺によく生えている木です。 ■2022年ヴィンテージ情報■ 冬は雨が多く、平年より気温が高かったものの、春には気温が上昇し、発芽が始まりました。4月初旬に2夜連続で気温が氷点下近くまで下がり、霜の被害が心配されましたが、幸い目立った被害には至りませんでした。冬に蓄えた水分をもとにブドウは順調に生育し、収穫期まで乾燥した気候が続きました。暑いヴィンテージでしたが、昼夜の寒暖差があり、果実の質感とエレガントさを兼ね備えた仕上がりとなりました。 ■テクニカル情報■ 醗酵:オーク樽 熟成:オーク樽(10%:新樽、70%:2年目以降)&20%ステンレスタンク8カ月 栽培面積:32ha 平均収量:35hl/ha 土壌:肥沃な粘土質 品質分類・原産地呼称:トスカーナI.G.T. AZIENDA AGRICOLA LE MACCHIOLE PALEO BIANCO アジィエンダ・アグリコーラ・レ・マッキオーレ パレオ・ビアンコ 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:シャルドネ 70% ソーヴィニヨン・ブラン 30% アルコール度数:13.0% 味わい:白ワイン 辛口 ワインアドヴォケイト:93 ポイント RP 93 Reviewed by: Monica Larner Release Price: $100 Drink Date: 2024 - 2035 Le Macchiole's 2022 Paleo Bianco (a blend of mostly Chardonnay with Sauvignon Blanc in a supporting role) offers a broad sounding board of orchard fruit and white peach with pinpoint accents of Golden Delicious apple, crushed stone and candied tangerine. The bouquet never fully goes into sixth gear, although there is ample texture and structure throughout. Ultimately, Paleo Bianco appeals to the palate more than it does to the nose per se. I tasted the 2021 Paleo, Scrio and Messorio from barrel in 2022. I published my initial reviews back then, but I did not score the wines. It is a pleasure to return to these bottles today with an official numerical score and wine note. Published: Feb 16, 2024Le Macchiole / レ・マッキオーレ今や『サッシカイヤ』、『オルネライア』など、イタリアを代表するスーパー・プレミアム・ワインの産地として知られる銘譲地・ボルゲリに位置する「レ・マッキオーレ」。貴族がそのほとんどのワイナリーを所有する中にあって唯一、地元の農家出身者、故エウジェニオ・カンポルミ氏が1983年に設立。「メッソリオ」、「スクリオ」という世界レベルのワインを生み出した。そして、ボルゲリの気候と大地、そして自身の可能性を信じて造り出した「パレオ・ロッソ」の最終形は、カベルネ・フラン100%。それが完成した2001年が、エウジェニオ氏の夢がかなった最初で最後のヴィンテージとなった。生前、「ビジネス目的でワインを造っているのではない」と公言したエウジェニオ氏。世界的な名声を獲得してからも、とにかく自身で納得のいく品質・味わいのワイン造りにこだわり、純粋に、「より多くの人に自分たちのワインを楽しんでもらいたい」と願っていた。エウジェニオの哲学は畑にあり、自然にあり、そして人にあった。2002年に巨匠エウジェニオ氏の急逝後は、最大の理解者であった妻のチンツィア女史が見事に引き継ぎ、いまも世界中のワイン愛好家の愛され続けています。「私は今でもエウジェニオと一緒です。私の考えは彼の考えだと強く感じます。これは彼が亡くなる前からもずっとそうでした。そしてこれからも...」。私がお客様に「何故サッシカイアやオルネッライアではなく、マッキオーレのワインを買うべきか?」と質問されたら、こう答えます。サッシカイアはボルゲリのスター。ボルゲリが生まれたのは、サッシカイアのお陰です。スーパータスカンが生まれたのもサッシカイアのお陰。オルネッライアは素晴らしいワイナリーで、ボルゲリでも規模がとても大きく、卓越したブレンドワインを造り、世界にボルゲリの偉大さを伝えています。それに対してマッキオーレは職人ワイナリー。職人と同じく、数量は造れませんが、その道を追求し、最高のワインを造るために、小さなことからこつこつと磨き上げ、ボルゲリの偉大さを一番信じて、最高のものを目指したワイン造りを行っているからです。チンツィア女史- レ・マッキオーレ -  愛すべき農家のワインである。