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シャトー グリュオ ラローズ [2006] サン ジュリアン 2級格付け Ch. Gruaud Larose Saint Julien 750ml

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コルディエ 格付け 赤ワイン 赤 ワイン フルボディシャトー・グリュオ・ラローズ Chateau Gruaud Larose AOC Saint-Julien 王のワイン、ワインの王として愛される、格付け第二級シャトー。 サン・ジュリアンの美しさを十二分に表現した、バランスに優れた豊かな味わいが魅力。 17世紀中頃、イギリスでシャトーオー・ブリオンが初めてシャトーの名を冠して販売され人気を博したのを機に、グリュオー神父がワインを造りだしたのが、このシャトー・グリュオー・ラローズの始まりでした。 1855年の格付けで2級とされるずっと以前から、素晴らしいワインを造るシャトーとして広く知られていました。  サン・ジュリアン村の中でも、ジロンド川から離れた内陸側の丘の上にある畑は、2級シャトーの中でも最大級の広さを誇ります。この畑の長所は、高い海抜のため砂利の層が厚く水はけが良いことと、風化や土地の隆起の影響で土壌の構成がとても多彩になっていること。そんな優れた土地に、平均樹齢43年を誇る立派なブドウの木が植えられています。  畑には、上空で雹(ひょう)の発生を防止する機械を設置してあったり、200万ユーロもの大金を投じて、光合成促進のために樹を10cm高くしたりするといった改良が行われるたり、醸造工程にも様々な技術が取り入れられるなど、積極的に改革を続けています。 ワインは、程よくスパイシーで野生的なニュアンスを感じる香りと、凝縮した果実味に定評があり、一貫して高い品質を維持しています。 歴史は古く、グリュオー神父がサンジュリアン村に70haの土地を手に入れ、ワイン作りを開始。 1742年、著名なワイン商であったアブラハム・ロートンが、すでにこのワインの熟成の素晴らしさについて述べています。 当時はまだ、現在のグリュオー・ラローズという名前ではなく、この名前が使われたのは1781年、グリュオーのワインの取引がされるようになってから50年以上も経ってからでした。 その後、グリュオー神父の甥の騎士ラローズが後を継ぎ、シャトーの名声を保つために厳格な方針を堅持した。 1795年に彼が死去すると後継者問題が発生し、1812年になってようやくワイン商のサルジェ・バルゲリー社が買い取った。しかし、共同経営者間の揉め事によって、所有地は「グリュオー・ラローズ・サルジェ」と「グリュオー・ラローズ・フォール」の二つに分割されてしまいました。 しかし、ワインの品質は厳格に管理されていたため、有名な1855年の格付けでは、どちらも2級に格付けされている。 1917年から一方のシャトーを所有していたコルディエは、長年二つの土地の再統合を願っており、1935年にようやくもう一つのグリュオーを買い取り、再統合がなされた。 彼の死後、息子のジャンが跡を継いだが、金融グループのスエズ社などの所有者を経て、1997年からはワイン界で有名なメルロー家(ベルナール・タイヤン社)が所有者となっています。 シャトー・シャス・スプリーンやシャトー・フェリエール、シャトー・シトラン等の所有者でもあります。 メルロー家の下では、より品の優れた滑らかでタニックでもないスタイルのワインをつくる傾向にあるのは明らです。 メルロー家はこのシャトーに多額の資金を投入し、66ある畑の区画それぞれについてのすべてのデータをコンピューター化しました。 また、高価な排水システムも導入し、水はけが良く、締まったブドウを収穫できます。 品質は一貫して高い。2000年、1990年、1986年、1985年、のようなヴィンテージでは、グリュオー・ラローズは一級相当の品質のワインを生み出していると言われています。 キャノピーマネジメント 栽培について リュット・レゾネ(耕運、有機肥料)で、気候観測所(ウドンコ病、ベト病などの病害予防)を設置したり、病害対策(芽かき、除葉、脇芽の切除、グリーンハーヴェスト)やパリサージュも行います。 収穫は手摘みで、収穫果はベルトコンベア上で選果を行い、必要に応じて醸造所でもダブルチェックを行う場合もあります。ブドウ畑は完全に環境に配慮して運用されています(垣根仕立て、除草剤の不使用、羊の放牧)。 グリュオーラローズ ワイナリーデータ 1855年の格付け当時、一級シャトーに次いで取引価格が高かったのがグリュオ・ラローズ。 「王のワイン、ワインの王」とエチケットに記されているとおり、熟練の技が生きた品格のあるワインを生み出しています。 現在でも愛されているメドック第二級格付けの1つで、エレガントでしっかりとしたボディを持つ赤ワインです。 面積 82ha。 テロワール 60万年前から堆積するガロンヌ川の砂利。 植樹密度 1ha当たり8500~10000本。 台樹 3309、101-14リパリア。 平均樹齢 46年。 醸造タンク 60% コンクリートタンク、40% 木製タンク(定温管理)。 アルコール発酵 選抜土着酵母。発酵温度は31~33℃。 マセラシオン 21~35日間。発酵後も澱を残して果皮との接触させる。 圧搾 空圧式圧搾機。圧搾後、樽詰。 マロ=ラクティック発酵 低温管理された地下熟成庫で半数が樽で行われる。 熟成 16~18か月間樽熟成。果実味を残すため、新樽は毎年1/3を入れ替える。フレンチオークで乾燥機は用いず36か月乾燥させた木材を用いる。樽材の焼き加減は中程度。 フランス ボルドー サン・ジュリアン 親密感と美徳、抜群の安堵感を備えたワインを生む恵まれた地 サン・ジュリアンは、メドックの中央に位置し、クラシックなボルドースタイルに魅せられるタルボやレオヴィル3兄弟の格付けシャトーはじめ、シャトーとシャトーが隣合うこじんまりとした村です。 最高の水はけを約束する土地 ジロンド河沿岸に向かってなだらかに傾斜した地形と砂利質土壌のおかげで水はけがよく、また広々とした平地のため、どのシャトーも日当たり、風通しとも良好。 またヴィンテージの影響を受けづらい環境でもあり、こういった恵まれた条件が親密感と美徳、抜群の安堵感を与えてくれるワインと言われる所以です。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データ(輸入元提供)などは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。