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ドメーヌ・ブリュノ・クレール サヴィニー・レ・ボーヌ 1er ラ・ドミノード [2015]750ml

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「領主のブドウ畑」という意味の1級畑ドミノード。 最も古い樹齢はなんと120年近くという超ウルトラ・ヴィエーユ・ヴィーニュ! ブリュノ・クレール氏の祖父ジョセフ・クレール氏がマルサネに立ち上げた、ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリー。現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模を持つ。28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、手薄になるものだが、どのアペラシオンも完璧に仕上げられている。本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。 アペラシオンの上下を問わずどの銘柄もハズレがなく安心して愉しめると同時に、その風味と味わいにはハッとさせてくれる驚きも秘められているワインを生む、ブリュノ・クレール。ブルゴーニュのマイナーなテロワールのポテンシャルの高さを実感したい向きにはぜひともお勧めしたいドメーヌです。 「サヴィニ・レ・ボーヌ 1er ラ・ドミノード」は、「領主のブドウ畑」という意味の1級畑。このアペラシオンでは別格扱いされるブリュノ・クレールの看板ワインです。サヴィニーで最も超熟ワインのひとつ、最も古い樹齢はなんと120年近くという超ウルトラ・ヴィエーユ・ヴィーニュ! 樹齢が大変高く、最も古い木は100年以上(1902年に植樹)という超古木。毎年50-80本の木を植え替えている。複雑味に富み、多くの要素を含む。果実、タンニン、酸も圧倒的な濃縮味でかつ、成熟味が強い。 植え替えられた若木(樹齢35年)は、「サヴィニ・レ・ボーヌ 1er レ・ジャロン」として、別リリースされるようになりました。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、使用酵母:自生酵母、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:シングル・ギュイヨ、収穫方法:手摘み、農法:リュット・レゾネ DOMAINE BRUNO CLAIR SAVIGNY LES BEAUNE 1ER CRU LA DOMINODE ドメーヌ・ブリュノ・クレール サヴィニ・レ・ボーヌ 1er ラ・ドミノード 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ サヴィニー・レ・ボーヌ 原産地呼称:AOC. SAVIGNY LES BEAUNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ vinous:(89-92) ポイント (89-92) From: The 2015 Red Burgundies: You Are So Going To Want Them (Jan 2017) (no hail or frost here in 2015, according to Clair): Medium red. Musky, deeply pitched aromas of raspberry, strawberry and smoky, flinty minerality. Quite taut in the early going, even a bit tough, and not showing the vintage's fleshy side today. But this firmly structured wine finishes with palate-stimulating salinity and subtle length. I would not be surprised if this eventually merited a rating at the top end of my projected range.- By Stephen Tanzer on December 2016 The rain on August 6 brought the grapes back to a state of equilibrium following the drought conditions in July and saved the 2015 harvest, said Bruno Clair, who added that there were two subsequent “key” rains in August. “But we didn’t have a lot of grapes and they never got large,” he noted, and the estate ultimately produced the equivalent of half a normal crop. Clair started harvesting with his Bonnes-Mares on September 5 and needed two weeks to pick. Grape sugars were mostly between 12.5% and 13%, with some even higher. The harvest was “perfectly clean” and the estate vinified with a higher percentage of whole clusters than normally. The malolactic fermentations finished relatively quickly, during the winter, and Clair expected to bottle the bulk of his 2015s in April of 2017. “The wines have complexity, charm and drive,” Clair summarized, “and they are not austere.” Incidentally, Clair took back the remainder of his Bonnes-Mares in 2016 and now works 1.45 hectares of vines in this grand cru. All of his land is in Chambolle-Musigny, except for a small band of vines next to Clos de Tart.Bruno Clair / ブリュノ・クレール 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。 ブリュノ・クレールは苦労人である。マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展している。 現在、当主のブリュノ、セラーマスターのフィリップ・ブランがドメーヌの舵とりをしているが、そこにブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。エデュアールは8年前から主に畑を担当、3年前から醸造に関わり、アルチュールは2年前からセラーと試飲を担当している。 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っている(約30%)。必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよい。また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。 ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。