Product title

シュペートブルグンダー (赤)2022 マカリエ Spätburgunder Makalié

Product details

品種:ピノ・ノワール(平均樹齢40年) 手摘みで収穫後、10~14日間のマセレーション(全房比率50%)。その後時間をかけてゆっくりプレスし、約7日間かけてステンレスタンクで発酵を終わらせる。その後、古バリック(200~350L)に移し、12ヶ月間熟成。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。 【マカリエ Makalie】 カロリーヌとマックスはドイツ最南端のマークグレーフラーラント(西にフランス、南はスイスに接するドイツ最南端の地域)のミュールハイムに住む夫妻で、2020年に初めてワインを造った、いわゆるガレージワイナリーです。 マカリエという名前は、ネイティブアメリカン語のMaka(地球)とフランス語のLié(繋がっている)の造語であり、二人は極力自然をリスペクトしたワイン造りをすると最初から決めていました。 バーデン全体に言えることですが、ミュールハイム一帯は特に協同組合のワイン文化が色濃い場所です。ドイツ国内で最も気温が高くなり乾燥する一方で、黒い森(シュヴァルツバルト)が始まる山側では降水量が多く、夜間には山から冷気が降りてきます。マカリエの畑は、丁度山が始まる場所にあり、熟度と緊張感があるワインが生まれる土地です。 マックスが一切介入しないワイン造りに大きく惹かれたのは、高校生の頃トスカーナに住む従兄弟の家で自家栽培した野菜を食べ、地酒を飲むという経験をした時でした。その後、グート・オッガウ、クラウス・プライジンガーの元で自然なワイン造りについて多く学び、ブルゴーニュやボルドーなどでも研修を重ねました。時同じくして、カロリーヌはブルゴーニュのドメーヌ・アルローで研修をした後、ザールブリュッケンのワインショップで働き、数多くのナチュラルワインを飲む機会に恵まれます。 二人が出会い、ワインについて話した時、共感することが多くあり、すぐに一緒にワインを造る計画を立てました。全て自分達の手が行き届く範囲でワイン造りをしたいという想いから、小さくこじんまりとワインを造り、生産本数も極めて限られています。その一方で、ブドウの値下がりが続くなど、協同組合の生産者を取り巻く経済的環境は厳しくなっており、今後よりいい区画を購入できることを二人は楽協同組合の生産者を取り巻く経済的環境は厳しくなっており、今後よりいい区画を購入できることを二人は楽しみにしていると言います。 マカリエの畑は自然保護公園に接しており、部分的には組み込まれており、耕地整理がされていない古い区画です。動植物が豊かで、畑には多種類のハーブが植っているなど、とても生き生きとした環境です。表土は粘土やレス土壌ですが、その下には石灰、一部にはツィアアイゼンと同様ジュラ紀石灰岩も見られます。少量ずつの輸入になりますが、ドイツ最南端のエネルギーを感じて頂ければ嬉しいです。 【輸入元資料より】 ドイツ、バーデン地方のヴァンナチュール!