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ジャン・ルイ・ヴェルニョン ブリュット・ナチューレ グラン・クリュ オート・モット [2013]750ml

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シャープな酸とミネラルが織りなすメニルの気品と生命力溢れる活き活きとした豊かな果実の共存! ほぼ2世紀にわたる5世代の間、家族経営によって守られてきたJLヴェルニョンはグラン・クリュのメニル・シュール・オジェ村に位置しており、畑はメニルを中心にオジェ、アヴィーズに計5.3haを所有している。2002年より醸造責任者となったクリストフ・コンスタンが栽培・醸造の根本的な改革を行うことで、年々目覚ましい発展を遂げている大注目株のワイナリーのひとつである。 ヴェルニョンのシャンパーニュの最大の魅力は「早い段階から美味しく飲むことができる」ことであり、その秘密は「十分に熟したブドウを使う」という点にある。メニルの個性を活かすため、マロラクティック発酵を一切行わずに鋭い酸と硬いミネラルを最大限に引き出し、それでいてそれらに負けないだけの豊かな果実味を持つ熟したブドウを育てている。この一見矛盾した二つの面を両立させることで、メニルの魅力が見事に詰まった、若い内から楽しめるシャンパーニュを造り出すことができるのだ。 「ブリュット・ナチューレ グラン・クリュ オート・モット」は、ル・メニル・シュール・オジェの単一畑オート・モット1区画のみで造られる。ファースト・ノーズは実に表情豊かでフレッシュ。砂糖をまぶした柑橘、ベルガモット、ジンジャーのアロマにワッフル生地やバニラの香りがあらわれる。シャープな酸と完熟果実のバランスは素晴らしく、心地よい濃密さとタイトさが絶妙。クラシックと洗練の両方を兼ね揃えたシャンパーニュ。 ■テクニカル情報■ 熟成:バリック(新樽 4%)10ヶ月間 瓶詰め後72~84ヶ月 産地:A.O.C. Champagne Grand Cru 品種:シャルドネ100% ドサージュ:0g/L J.L.Vergnon BRUT NATURE BLANC DE BLANCS GRAND CRU Hautes Mottes ジャン・ルイ・ヴェルニョン ブリュット・ナチューレ グラン・クリュ オート・モット 生産地:フランス シャンパーニュ 原産地呼称:AOC. CHAMPAGNE ぶどう品種:シャルドネ 100% アルコール度数:12% 味わい:シャンパン スパークリングワイン 白 辛口 vinous:95 ポイント 95 Drinking Window 2023 - 2035 From: Champagne: 2023 New Releases (Nov 2023) The 2013 Brut Nature Blanc de Blancs Hautes Mottes Grand Cru was harvested in the eponymous parcel in Le Mesnil-sur-Oger and vinified in 300-liter barrels. The golden wine smells of creamy butter melted over polenta and leads onto an immensely salty body that shows the first signs of evolution. Touches of honey, pine resin and dried fruit creep into this exquisitely fresh and taut wine. This is definitely a gastronomic proposition, redolent with umami and imbued with uncompromising killer freshness. Salty savoriness verges into maple syrup spice on a laser-sharp body, this is intense, incisive, memorable and absolutely vivid. Whoa. Zero dosage. Disgorged: October 27, 2022. - Anne Krebiehl MW - By Antonio Galloni on November 2023J.L. Vergnon / ジャン・ルイ・ヴェルニョン鋭い酸と堅牢なミネラルで長熟なル・メニルにありながら、マロラクティック発酵を必要としないほど完璧に熟したブドウから、美しい酸とミネラル、ピュアな力強さを持つシャンパーニュを造る期待の生産者ほぼ2世紀にわたる5世代の間、家族経営によって守られてきたJLヴェルニョンはグラン・クリュのメニル・シュール・オジェ村に位置しており、畑はメニルを中心にオジェ、アヴィーズに計5.3haを所有している。2002年より醸造責任者となったクリストフ・コンスタンが栽培・醸造の根本的な改革を行うことで、年々目覚ましい発展を遂げている大注目株のワイナリーのひとつである。一般的にメニルのシャルドネは鋭く厳しい酸と細く硬いミネラルを持ち、飲み頃を迎えるまで時間がかかる。そのため、若い内はなかなかその魅力を楽しむことができず、通常は酸を柔らかくするためにマロラクティック発酵を行う。しかしながら、ヴェルニョンのシャンパーニュの最大の魅力は「早い段階から美味しく飲むことができる」ことであり、その秘密は「十分に熟したブドウを使う」という点にある。一見普通の言葉だが、クリストフの意味するところは他とは一線を画している。なぜなら、彼はメニルの個性を活かすため、マロラクティック発酵を一切行わずに鋭い酸と硬いミネラルを最大限に引き出し、それでいてそれらに負けないだけの豊かな果実味を持つ熟したブドウを育てているからである。この一見矛盾した二つの面を両立させることで、メニルの魅力が見事に詰まった、若い内から楽しめるシャンパーニュを造り出すことができるのだ。「良いワインが良いシャンパーニュを造る」という非常にシンプルな考えを持つ彼、畑ではビオを意識しながらサスティナブル農法を実践。殺虫剤の使用を極力抑え、入念なカバークロッピングを行うことで収量は自然と低くなると語る。収穫は手摘みで行われ、伝統的な垂直プレス機での圧搾後、一部のキュヴェを除いて発酵は全てステンレスタンクで行われる。「ブドウの収穫後すぐに頭の中でイメージが完成している」というアッサンブラージュは翌6月に行われ、その後7月には全てのキュヴェを同時にボトリング。キュヴェごとに3~5年後の熟成を経た後に手作業によるデゴルジュマンが行われ、ドサージュは最小限に抑えられる。このようにして造られるヴェルニョンのシャンパーニュは、シャープな酸とミネラルが織りなすメニルの気品と、生命力あふれる活き活きとした果実味の共存を十分に味わうことができるものである。自身のシャンパーニュを一言で“Salinité” (塩気)と表現する彼のシャンパーニュはIWC誌からもその力強い直線的なミネラルが称賛され、WA誌でもとりわけその美しい酸とミネラルに由来する味わいのクリアさやブドウのピュアな力強さが大絶賛されている。著名なシャンパーニュ評論家のリチャード・ジューリンはクリストフの功績による近年のヴェルニョンの品質の向上ぶりに感嘆して4つ星を与え、とりわけ彼のシャンパーニュの熟成への期待が語られている。ジャン-ルイ・ヴェルニヨンが1950年にコート・デ・ブラン地区の畑を購入して操業、1985年に初リリース。2002年より醸造責任者となったクリストフ・コンスタントが栽培・醸造の根本的な改革を行うことで、年々目覚ましい発展を遂げている。「ル・メニル・シュール・オジェでマロラクティック発酵をしないシャンパンなど、ドサージュを十分にしなくては飲めたものではない」 という一般論を撥ねつけ、彼のシャンパーニュはエクストラ・ブリュットでもミネラルと果実味が心地よく広がる。