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ジェルサンド・ルフェーヴル レゼルヴ カルト・ドール エクストラ・ブリュット NV 750ml (エティエンヌ・ルフェーヴル)

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ヴェルズネイを主体にヴェルジーをブレンドしたグランクリュ・シャンパーニュ! ルフェーヴル家は1621年からヴェルズネイでブドウ栽培を行ってきたモンターニュ・ド・ランスで最も古い生産者の一人で、レコルタン・マニピュランとしての歴史も長い。 1977年に設立されたエティエンヌ・ルフェーヴルは、所在地こそセラーを構えるヴェルジーとなるが、元々はヴェルズネイを本拠とする栽培家の家系の出身である。そのため、合計8haの所有畑の中でヴェルズネイが4haと最も大きな割合を占める。ルフェーヴル家は1621年からヴェルズネイでブドウ栽培を行ってきたモンターニュ・ド・ランスで最も古い生産者の一人で、レコルタン・マニピュランとしての歴史も長い。醸造所の設立者であり現当主でもあるエティエンヌの祖父は1921年にシャンパーニュ造りを開始し、村で元詰めを始めた最初の造り手の一人となった。 本拠地はヴェルジーだが、先祖代々受け継がれたヴェルズネイの畑を多く所有する。ブドウに高値のつくヴェルズネイだが、メゾンに売らないことをポリシーとし、テロワールを尊重したシャンパーニュを造り続ける。 2021年より、エティエンヌさんから娘ジェルサンドさんへ生産者の世代交代があり、生産者名が変わりました。Etienne Lfevre (エティエンヌ・ルフェーヴル) → Gersande Lfevre (ジェルサンド・ルフェーヴル) になります。娘さんのジェルサンド・ルフェーヴルさんは以前からシャンパン造りに携わっているので、ワイナリーの方向性やスタイルなどの変更はないそうです。 「レゼルヴ カルト・ドール エクストラ・ブリュット」は、ヴェルズネイを主体にヴェルジーをブレンドしたグランクリュ・シャンパーニュ。平均樹齢は40年。洋ナシやアプリコットを思わせる熟したアロマに香ばしいナッツのニュアンス。果実豊かな味わいはゴージャスかつ繊細。厳粛なストラクチャーや透明感、伸びやかさなど、ヴェルズネイの美点に満ちている。 ■ヴェルズネイ村■ 疑う余地なく最良の畑である。シルリー侯爵の伝説的なシルリーワインは、実際にはその大半はヴェルズネイの葡萄から造られていた。流麗な質感のもとに隠れた真の強さはミュジニーを、その静謐な球形のバランスはシャンベルタン・クロ・ド・ベーズを想起させる、素晴らしいピノ・ノワール。北向き斜面ならではの精密な酸もよい。 ■テクニカル情報■ 醸造・熟成:ステンレスタンクで発酵、7ヶ月熟成後、瓶熟55ヶ月以上 ドサージュ:6g/L Gersande Lefevre Reserve Carte d’Or Extra Brut (Etienne Lefevre) ジェルサンド・ルフェーヴル レゼルヴ カルト・ドール エクストラ・ブリュット (エティエンヌ・ルフェーヴル) 生産地:フランス シャンパーニュ 原産地呼称:AOC. CHAMPAGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール75%、シャルドネ25% アルコール度数:12.0% 味わい:シャンパン スパークリングワイン 白 辛口Etiennne Lefevre / エティエンヌ・ルフェーヴル 「メゾンに売らないこと」をポリシーに、ヴェルズネイを主軸とした高品質のシャンパーニュを造る モンターニュ・ド・ランスの北東部に位置するヴェルズネイは、シャンパーニュで最高のピノ・ノワールを生む土地としてアイと双璧をなすグランクリュである。ピノ・ノワールで名高いグランクリュは他にアンボネイやブジーがあるが、アイを含めたこれらの村はリッチで豊潤なワインをもたらす南向きや南東向き斜面に畑があるのに対し、ヴェルズネイでは、緩やかな北向き斜面に畑が広がる。この斜面の向き、涼やかな気候、ベレムナイトの厚いチョーク質が、ヴェルズネイのワインに精緻な酸やミネラル感、透明感や伸びやかさ、そして丸く完璧なバランスと気高さをもたらす。 厳粛な美を備えたヴェルズネイのピノ・ノワールは、時には「シャルドネならばコート・デ・ブランのル・メニル・シュール・オジェ、ピノ・ノワールならばヴェルズネイ」とも評される通り、有名メゾンだけでなく、シャンパーニュ中の生産者が切望する絶対的な地位にある。1977年に設立されたエティエンヌ・ルフェーヴルは、所在地こそセラーを構えるヴェルジーとなるが、元々はヴェルズネイを本拠とする栽培家の家系の出身である。 そのため、合計8haの所有畑の中でヴェルズネイが4haと最も大きな割合を占める。ルフェーヴル家は1621年からヴェルズネイでブドウ栽培を行ってきたモンターニュ・ド・ランスで最も古い生産者の一人で、レコルタン・マニピュランとしての歴史も長い。醸造所の設立者であり現当主でもあるエティエンヌの祖父は1921年にシャンパーニュ造りを開始し、村で元詰めを始めた最初の造り手の一人となった。 レコルタン・マニピュランとしてこれほど長い歴史を持ちながら、エティエンヌが改めて自身の醸造所を設立したのには理由がある。父からエティエンヌとその兄弟に世代交代をする際に、彼以外の誰もがレコルタン・マニピュランを廃業し、栽培家に戻ることを望んだのだ。大手メゾンがこぞって獲得しようと競い合うヴェルズネイのブドウは、黙っていても高値がつく。多大な労力と時間をかけてシャンパーニュを造るよりも、ブドウを売った方が簡単に収入を得られる。 しかし、エティエンヌは先祖代々受け継いだ畑から自らの手でシャンパーニュ造りを続けることを諦めなかった。兄弟と別れ、セラーと畑の一部を相続し、独立を果たしたのである。エティエンヌは、自然とテロワールを尊重したワイン造りを信条とするが、彼にはもうひとつポリシーがある。それは、「ブドウをメゾンに売らないこと」。安易に栽培家に戻ろうとしたルフェーヴル家に対する戒めといえる。ブドウ栽培はリュット・レゾネを採用。 醸造にはステンレスタンクを用い、クリアに表現された畑の優位性を、マロラクティック発酵がもたらす滑らかな質感で包み込む。瓶詰めされたシャンパーニュの熟成は、年間を通じて室温9-10度に保たれる19世紀に掘られた地下セラーで行われる。シャンパーニュのピノ・ノワールの頂点に君臨するグランクリュ、ヴェルズネイを主軸とした高品質のシャンパーニュ…しかも価格は手頃となれば、注目を集めないはずがない。事実、エティエンヌの作品は国内外で高い評価を受けており、シャンパーニュ評論の権威リチャード・ジューリンはエティエンヌを「才能ある醸造家」と称え、彼の「上手く造られた成熟したシャンパーニュ」を思いがけず発見した喜びをその著書に記している。 2021年にエティエンヌは引退したが、現在は父エティエンヌと二人三脚で栽培・醸造に取り組んでいた娘のジェルサンドがその意志を引き継いでいる。