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フランソワ・カリヨン ピュリニー・モンラッシェ [2020]750ml (白ワイン)

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ルフレーヴと比肩されるピュリニー・モンラッシェの名門! 数あるブルゴーニュの偉大な白ワインの中でもトップクラスのエリート生産者「フランソワ・カリヨン」 カリヨン兄弟は共に素晴らしいワインを造っているが、そのスタイルは全く異なる。フランソワはモダニスト、ジャックはトラディショナリスト。フランソワが造るワインは、早い段階から楽しめるワインを徹底的に理解し、長期的な視点で造られている事は間違いない。ジャスパーモリス ブルゴーニュで最も名高い白ワインの銘醸地ピュリニィ・モンラッシェ村で16世紀から続くカリヨン家のブドウ栽培の伝統を引き継ぎ、2010年に設立されたドメーヌ・フランソワ・カリヨンは、ピュリニィ・モンラッシェ村の中心部にドメーヌを構え、現在ピュリニィ・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、サン・トーバンに跨る計16ヘクタールの自社畑を所有しています。批評家から絶大な称賛を受けているフランソワ・カリヨンのワインは、数あるブルゴーニュの偉大な白ワインの中でもトップクラスのエリート生産者と見なされ、世界でも一流クラスのレストランでサーブされるワインの部類に入ります。 カリヨンの手掛ける白ワインは、生き生きとした生彩でエレガントかつフルーティなスタイルを持ち、個々の畑のテロワールの持ち味を見事に体現しています。フランソワの仕事は、主にブドウ栽培に集約されます。限りなく有機農法に近い栽培手法をとり、常に最高品質のブドウを作るべく、地道で骨の折れる努力を重ねてきました。 「ピュリニー・モンラッシェ」は、ピュリニィ・モンラッッシェ・ヴィラージュの8つのリュー・ディ(小区画)に跨る計4ヘクタールの畑より収穫。味わいは直線的な広がりを持ち、白桃を思わせるアロマを美しい酸が引き立て、柑橘系の香りを帯びた余韻の長い後味が続きます。 ■2020年ヴィンテージ情報■ 「生育期は、暑く、とても乾燥していたため、ウドンコ病が若干発生したことを除いては、病害の心配はほとんどなく、畑での作業は比較的楽でした。また、4月初旬に発生した霜以外は、大きな気候の変化はありませんでした。8月17日にブドウが最も早く熟した区画から収穫を開始し、19日から本格的な収穫作業が始まりました。収量は平均25hl/haとやや少なめで、アルコール度数は13~13.5%でした。2020年はよく熟していますが、クラシックなスタイルのワインで、透明感に加えて見事な酸があり、綺麗に熟成していくことが期待できます。」≪バーグハウンド#87号 2022/6/10掲載記事より フランソワ・カリヨンのコメント≫ ■テクニカル情報■ 品種:シャルドネ 100% 畑面積:計5ha(リュー・ディ:ヴェル、ルショー、コルヴェ、ルヴロン、レ・ゾウブ、レ・トランブロット、レ・ノワイエール・ブレ、ルーセル) 樹齢:19-49年 土壌:粘土・石灰岩質 Francois Carillon Puligny Montrachet フランソワ・カリヨン ピュリニー・モンラッシェ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ピュリニー・モンラッシェ 原産地呼称:AOC.PULIGNY MONTRACHET ぶどう品種:シャルドネ 100% アルコール度数:13% 味わい:白ワイン 辛口 181312092340484Francois Carillon / フランソワ・カリヨンLeflaiveやComtes Lafonと同じくクライヴ・コーツ最高評価の3ツ星生産者カリヨン家の新たなるワイン!コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手、ルイ・カリヨン。ヴィニュロンとしての歴史は1520年まで遡ることができるピュリニー・モンラッシェの名家である。近年、16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。2010年、フランソワはペリエールやシャン・ガン等ピュリニーが誇るプルミエクリュを含む約5.4haの畑を継承し、兄のジャックが継いだドメーヌから独立。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ・カリヨンである。1988年から畑で働き始めたフランソワのワイン造りへのモットーは「畑がワインのクオリティを造る」である。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しい。ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたワイン・アドヴォケイト誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほどである。細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもバリックを用い、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行う。ルイ・カリヨン時代と変わりがないというワイン造りとはいうものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決める等、微細な調整を重ねてフランソワ・カリヨンのワインは造られている。現在、カリヨン家から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し手に入れた畑からもワインを手掛けている。どのワインも偉大な地で生まれるシャルドネの厳格さと華やかさを備え、ゴージャスで生き生きとしたキャラクターが魅力である。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛け、評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かな『新星』がブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。