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クロ・デュ・モン・オリヴェ シャトーヌフ・デュ・パプ ブラン [2021]750ml (白ワイン)

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パーカーも認めるトップ生産者「クロ・デュ・モン・オリヴェ」が造る、シャトーヌフ・デュ・パプの白! シャトーヌフ・デュ・パプの古城の跡地近くに所在するワイナリーで、1932年にセラファン・サボンとマリーが設立しました。現当主のティエリ・サボンさんは2001年からワイナリーに加わり、それまで彼の父や叔父が行ってきた伝統を重んじながらも、一部でブレンド比率を変えることにより、理解しやすいラインナップにするなど、ワイン造りに新しい風を加えたことで、さらなる発展を遂げています。決して派手なワインではないですが、そこに彼らの伝統と人柄を感じられます。 最近フレッシュで軽く、熟成を待たずに飲むスタイルのシャトーヌフ・デュ・パプが多い中、とてもクラシックな力強くスパイシィで長期の熟成に耐えるスタイルのワインを造り続けています。『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』の2017年版では3ッ星評価へ昇格し、その後もその評価を維持しております。今シャトーヌフ・デュ・パプで大注目の生産者と言えるでしょう。 「シャトーヌフ・デュ・パプ ブラン」の畑は、粘土砂質土壌の斜面で、すべて南向きです。モンタリヴェ、シュマン・ド・ソルグ、カバンヌ、パレストールの畑です。除梗せず全房で圧搾します。一晩置いて、澱下げします。ルーサンヌのみ樽を使用、他はステンレスタンクで発酵、澱と共に熟成させます。 瓶詰めの直前に、タンクと樽のワインをブレンドします。フレッシュさを保つため、マロラクティック発酵は行いません。「8~10年の熟成可能なポテンシャル。蜂蜜の風味や、ミネラルを感じさせます。ヨーロッパベストソムリエで、かつ世界3位のライモンズ・トムソンが来訪した際に、1984年を試飲してもらったところ、その品質に驚きを隠せない様子だったわ」とセリーヌは話していました。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 特に穏やかな冬と非常に涼しい春の後、夏がやってきた。猛暑に見舞われたが、灼熱ではなかった。8月上旬の降雨のおかげで、ブドウは過度の水ストレスに悩まされることはなかった。ブドウ畑はべと病の被害を免れ、うどんこ病にもかかりにくかった。9月初旬、ブドウは完璧な健康状態だった。秋分の日前後の荒天は収穫を遅らせた。そして、新しい条件に適応するために収穫習慣を変えた。最後の区画は10月初旬に収穫された。最初の圧搾タンクは例年より低い平均アルコール度数(14%前後)と比較的高い色の濃さ(8以上)を示している。このヴィンテージの良好な酸は、若いうちから楽しめるワインの熟成ポテンシャルを示唆している。 ■テクニカル情報■ 熟成:主にステンレスタンク、一部を樽で熟成 CLOS DU MONT OLIVET Chateauneuf du Pape Blanc クロ・デュ・モン・オリヴェ シャトーヌフ・デュ・パプ ブラン 生産地:フランス ローヌ 南ローヌ シャトーヌフ・デュ・パプ 原産地呼称:AOC. CHATEAUNEUF DU PAPE ぶどう品種:クレレット 40%、ルーサンヌ 30%、ブールブーラン 14%、グルナッシュ・ブラン 2%、他 アルコール度数:14% 味わい:白ワイン 辛口 VINOUS:92 ポイント Pale lemon-colored. The 2021 Chateauneuf-du-Pape Blanc fermented and aged in a combination of new oak barriques, terracotta jars and stainless steel tanks. It offers crushed spring flowers, jasmine, yellow apple, pear, white peach and melon aromas. This 2021 is a pleasant medium to full-bodied white, well-balanced by bright acidity and with a long-lasting finish. - By Nicolas Greinacher on April 2023CLOS DU MONT OLIVET / クロ・デュ・モン・オリヴェ シャトーヌフの本当の魅力は、熟成を経て現れる複雑さにある 「クラシックな長熟スタイルを守る」 有名なシャトーヌフ・デュ・パプの古城の跡の正面に位置しています。最近フレッシュで軽く、熟成を待たずに飲むスタイルのシャトーヌフ・デュ・パプが多い中、とてもクラシックな、力強くスパイシィで長期の熟成に耐えるスタイルのワインを造り続けています。シャトーヌフの魅力は複雑さにあり、熟成させることで現われてくると考えおり、2012年訪問時に、「’01年VTをレストランに売っているよ」とティエリは話していました。「ワイン・アドヴォケイト」の、『2004年9月に飲んだ’57年の完璧に素晴らしいボトル』という記述も、それを証明しています。 「ティエリ・サボン」 1971年生まれで、20才の時に醸造学を学び始め、醸造学校を卒業後、南アフリカに3ヶ月研修に行き、さらにオーストラリアで勉強しました。また、2016年末からシャトーヌフ・デュ・パプの生産者組合長に就任しました。 「多種の葡萄品種をブレンド」 葡萄は、シャトーヌフ・デュ・パプに認められた13品種を全て植え、複雑な集約感を出すために多種のブレンドを心がけています。それがシャトーヌフ・デュ・パプの典型だと信じているからです。ムールヴェードルはシャトー・プラドーの苗木をもらっています。土壌の掘り返しは、何年にも渡って繰り返しおこなってきたため、葡萄は深く地中に根をはり、水不足の危険性は低くなっています。農作業は自分でコントロールしたいので、4~5人しか雇いません。収穫は、タイミングが異なるので何度も行わなくてはなりません。 <評価> 評価 「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2018」で3つ星生産者(最高評価)。ヒュー・ジョンソン「ポケットワインブック2019」で、シャトーヌフ・デュ・パプのトップ生産者として掲載。「ル・ギド・アシェット・デ・ヴァン」、「ワインスペクテーター」等で常に高く評価。また、ロバート・パーカー Jr.は4~5ッ星の評価。ロバート・パーカーJr.「ワールド・グレイテスト・ワイン・エステイト」に掲載。 ル・クロ・デュ・モン・オリヴェは、30の区画を持っていますが、アペラシオン全体に分かれています。このドメーヌのワインの背骨は、モンタリヴェ地区の区画から来ています。そこでは、土壌は海の粘土と砂で構成されています。モンタリヴォは、南向きで、ブレンドでフィネスをもたらします。全ての区画の名前をあげることはしませんが、それぞれの区画がワインの複雑さにどのように影響を与えているのかを見るのは、興味深いです。例えば、パレストールはフレッシュさをもたらし、ボワ・ドーファンは古代の沖積土、粘土、砂で出来ていて、それがストレートさを与えており、またピエ・ボーは、粘土質の丘の斜面にあって、力強さをもたらしています。クロ・デュ・モン・オリヴェでは、ワインは重みのある土台を持っています。肉付きが良くて太陽を感じさせつつ、フルーツ、よりしっかりしたタンニンがあり、これらがゆっくりと基礎を作り、時にはアクセントになり、野性的なニュアンスとなります。しかし、時と共にこれらのワインは、洗練され、不思議な魅力を持つようになります。驚くべき複雑さを持って。「ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス2009.04」