Product title

フィリップ・シャルロパン マルサネ レ・ゼシェゾー [2020]750ml (赤ワイン)

Product details

プルミエ・クリュ昇格候補筆頭の畑のみ。珠玉のマルサネ! アンリ・ジャイエの愛弟子としてよく知られているのが、かのエマニュエル・ルジェですが、同じくジャイエの志を受け継いだもう一人の教え子が、ジュヴレ・シャンベルタンに居を構える「フィリップ・シャルロパン」です。1976年に1.5haのささやかな畑とともに自身のドメーヌを設立。その後少しずつ畑を広げ、現在では25haの所有畑から35のアペラシオンのワインを手掛ける、ジュヴレ・シャンベルタンのみならず、ブルゴーニュを代表する造り手です。 8つのグランクリュを含むこの絢爛たるラインナップにふさわしく、彼のワインは華やかな果実とアロマに満ちています。低農薬管理の元で厳しく収量を抑えたブドウを用い、低温でのマセラシオン、無清澄・無濾過という過程を経て、濃い果実味が前面に出た、肉付きの良い作品を造り出しています。 「マルサネ・レ・ゼシェゾー」は、樹齢30年、粘土質豊かな畑から造られる。マルサネの中でも特に目立って素晴らしいクリマの一つと言われる畑です。今からも楽しめ、今後10年程の熟成が望めるとのこと。シャルロパンのワインの中で、最もコストパフォーマンスの高い銘柄だと言っても過言ではないでしょう。 ブラックラズベリーとスモーキーなミネラルのアロマにわずかな還元のニュアンスが感じられる。甘くしなやかな口当たりで、ブラックラズベリーとリコリスのフレーヴァーが大変奥深い味わいを生み出している。ソフトなタンニンに美しい酸と塩味がバランスよく混ざり合い、果実の広がりと共にきれいな余韻につながっていく。 「タイトでクワの実とダークベリーのアロマ、ややギュッとこもった印象。口の中では甘さと噛みごたえのあるブルーベリーと柑橘のニュアンス、複雑さはそこまでではないが素晴らしい余韻とフレッシュ感がある。」 by.ドメーヌ ■テクニカル情報■ 産地:Marsannay 品種:ピノ・ノワール 100% 樹齢:30年 熟成:バリック10-14ヶ月(新樽25%) PHILIPPE CHARLOPIN MARSANNAY LES ECHEZOTS フィリップ・シャルロパン マルサネ レ・ゼシェゾー 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ マルサネ 原産地呼称:AOC. MARSANNAY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディPhilippe Charlopin / フィリップ・シャルロパン アンリ・ジャイエの教えを継ぐ、ブルゴーニュのスター生産者! フィリップ・シャルロパンは、トップドメーヌがひしめくジュヴレ・シャンベルタンのみならず、ブルゴーニュを代表する造り手だ。1976年に1.5haのささやかな畑とともに自身のドメーヌを設立。その後少しずつ畑を広げ、現在では25haの所有畑から35のアペラシオンのワインを手掛けている。 8つのグランクリュを含むこの絢爛たるラインナップにふさわしく、彼のワインは華やかな果実とアロマに満ちている。そのゴージャスな味わいから、時にはテロワールよりも『シャルロパンのスタイル』が強調されていると評されることもある。確かに彼のワインは濃厚なスタイルだが、それは各畑独自のキャラクターを凝縮した完熟ブドウの持てる全てをワインに反映させた結果である。 彼の作品にじっくりと向き合えば、そのふくよかな味わいの中には、ピノ・ノワールの旨みとともに、畑の個性とブルゴーニュならではの精緻さが密に詰まっていることが分かるだろう。2006年に新設された醸造施設が、家族経営のブルゴーニュのドメーヌとしては並外れて大規模であるのも、テロワールの違いを表現するためだ。140もの区画に分かれた畑に対応するために、発酵用の小さなステンレスタンクがずらりと並ぶ様子は壮観である。 畑自身にテロワールを表現させることを目指すフィリップは、自然なワイン造りをモットーとしている。栽培はリュット・レゾネで行い、除草剤や殺虫剤は使わない。低収量にこだわる彼は、自然と収量が低くなる古樹を大切にしているため、所有畑の樹齢は高い。 駆け出しの頃はブドウを房ごと発酵させたり、バトナージュを多用していたが、現在ではなるべく人為的な干渉を避けた醸造を行っている。 フィリップがアンリ・ジャイエの愛弟子であったことは広く知られているが、彼のワイン造りの随所に師の影響がみられる。ブドウは全て除硬し、バトナージュではなく、長い低温浸漬でエキスを抽出する。この手法でワインを造るためには本当に熟した健全なブドウが必要だという彼の選果は厳しい。 一部のワインにはボルドーのトップシャトーで使われる光学式の選果台も使うほどである。アルコール発酵は必ず自然酵母で行い、補酸も決してしない。近年では新樽の使用も控えており、ワインは瓶詰めまで澱引きされることなく長期間熟成される。畑の個性を体現してこそグランヴァン、という彼のワインには、時代の寵児たる風格すら感じられる。