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マルク・テンペ ゲヴュルツトラミネール マンブール グラン・クリュ [2020]750ml (白ワイン)

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ビオディナミの巨匠マルク・テンペが手掛ける、ほんのり甘みのあるジューシーなエキスがトロリと口中に溢れる上質な味わい白ワイン! ドメーヌ・マルク・テンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。 標高は225-260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。 「ゲヴュルツトラミネール マンブール グラン・クリュ」のブドウが作られる特級畑マンブールはアルザス平野で最も突き出た真南向きの丘陵地でGCシュロスベルグの並びです。ゆっくりプレス後、24時間デブルバージュし、228Lの古樽で発酵・熟成しました。 グリーンイエロー色、トロピカルフルーツ、ライチ、マンゴーのアロマ、アタックに拡がるジューシーなエキスはほんのり甘みがあり、トロリと口中に溢れる中辛口の上質な味わいはアフターまでゆっくりと続きます。 ■テクニカル情報■ 栽培/認証:ビオディナミ/エコセール 土壌:石灰岩 泥灰土、面積・収量:0.46ha・40hl/ha、標高:500m・南 品種(収穫/樹齢):ゲヴュルツトラミネール100%(手摘み/平均60年) 酵母:自生酵母 醸造:空気圧式圧搾、228Lの古樽で24時間デブルバージュ、228Lの古樽で発酵・熟成、無濾過・無清澄 SO2:瓶詰め時:少量 トータル:151mg/L Domaine Marc Tempe Gewurztraminer Mambourg Grand Cru ドメーヌ・マルク・テンペ ゲヴュルツトラミネール マンブール グラン・クリュ 生産地:フランス アルザス 原産地呼称:AOC. ALSACE ぶどう品種:ゲヴュルツトラミネール 100% アルコール度数:13% 味わい:白ワイン 辛口 VINOUS:93 ポイント 93pts Drinking Window 2024 - 2044 From: Alsace 2022 Whites – A Lucky Escape (Apr 2024) The 2020 Gewurztraminer Mambourg Grand Cru was aged in foudre. Rose oil on the nose has a touch of lime zest, followed by pepper and creaminess. The palate is creamy, smooth, mild and full-flavored with apricot that seems to have a passion fruit edge. The sweetness here is gentle but all-present, yet bordered and countered by zestiness that makes the mouth water. This finishes far dryer than the residual sweetness of 26.3 g/L would suggest. (Off-Dry)- By Anne Krebiehl MW on January 2024Domaine Marc Tempe / ドメーヌ ・ マルク ・ テンペ 現地でも日本国内でも絶大評価のビオディナミスト、ジャポン大好き陽気でタフな巨人の繊細な造り ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。標高は225 ~ 260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。 初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴が ポコポコ。そう彼の畑はビオディナミ。総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使 わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。 ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。見れば樹には太ったエスカルゴ(かたつむり)も。除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数は雲泥の差。「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」 太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。房、茎をつけたまま優しく5 ~ 6時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温か さを感じます。その後アルザスの伝統的な大樽フードルと古樽の中、シュールリー(澱の上)で2年間の熟成、一般的アルザスワインに比べ新ヴィンテージのリリースが遅くなるのも頷けます。 2006年の初来日後、幾度となく私達のもとへやってくる日本大好き、とてつもなく陽気な彼は見かけに似合わず繊細な芸術家 「私は画家セパージュがキャンバス テロワールは絵の具」とその土地風土とブドウそのもののエネルギーに敬意を表します。今やアルザスビオディナミの第一人者といって も過言ではないマルクのテロワールごとの味わいをお楽しみ下さい。 マルク・テンペ 生産者の息子として生まれ、醸造専門学校を卒業後、大手メーカーの醸造に携わる。INAOで11年務めた後は、醸造コ ンサルタントを手掛け、グランクリュの制定の責任を任されるほどのアルザ スの地質を知り尽くす超実力派。 1993年に愛妻アンヌ・マリーと共に念願のドメーヌ・マルクテンペを立ち上げる。 ビオディナミへの転換期間に3年を費やし1996年から本格的にビオディナミ農法へ移行。現在ではゴーミヨ四ツ星掲載などフランス国内はもちろん日本でもすでに絶大な評価を得ている。 2002年よりミネルヴォワでのワイン造りも。こちらでも存分にテンペ スタイルを貫く。アルザスワインの巨匠でありつつ、ビールもこよなく愛する誇り高き自由人。