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ドメーヌ・ロベール・グロフィエ シャンボール・ミュジニー 1er レ・ゾードワ [2021]750ml

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繊細なスタイルの一級畑から生まれる、愛らしいアロマに魅了される官能的な味わいの1本! ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。偉大な造り手のひとつである。 「シャンボール・ミュジニー 1er レ・ゾードワ」は、レ・ザムルーズの北に隣接する1級畑だが、斜面の向きや小石の影響から「レ・ザムルーズより繊細」とニコラ・グロフィエは語ります。たしかに色調もレ・ザムルーズより一段明るく、デリケートなタッチ。そういう意味ではよりシャンボール・ミュジニーらしい性格といえるかもしれない。ストレートな赤い果実の香りがその印象をさらに後押しします。若いうちからでも存分に愉しめる上に、10年以上の熟成ポテンシャルも持ち合わせた1本です。 ■2021年ヴィンテージ情報■ ニコラ・グロフィエ:「霜が降りた後でもすぐに回復する健全で耐性の強いブドウの樹であることが望ましいので、ロウソクは使いませんでした。コルドン・ロワイヤ仕立ては、芽吹きが遅く、回復力が高いため、完全に凍結した後でも25hL/haの収量を確保することができました。いずれにしても、ロウソクの熱では、上方の空気しか温められません。収穫は9月18日から6日間かけて完了し、全体の収量は約35hL/haでした。全てのキュヴェに全房を使用しています。茎は熟し過ぎていないほうが好ましく、そうでない場合、乾燥しすぎて木質化してしまいます。今年は酵母の働きが弱かったので、茎を使用することで、マストを安定させることができました。ブルゴーニュ・ルージュ、パストゥグラン、ジュヴレ・シャンベルタンは、飲み心地の良さを重視しているため、新樽は使用していません。それ以外のワインには、新樽(25~45%)を使用しています。」(ヴィノス2022年11月掲載記事より) ■ラベル表記■ グロフィエ家では、独創的で文化的、エシカル(倫理的)なものを生み出したいという思いから、その年にふさわしい言葉を選び、ラベルに記しています。 2021年は、アインシュタインの名言が引用されています(シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ・グラン・クリュを除く)。 ≪Le monde ne sera pas detruit par ceux qui font le mal, mais par ceux qui les regardent sans rien faire.≫ Albert Einstein ~悪い行いをする者が世界を滅ぼすのではない。 それを見ていながら何もしない者たちが滅ぼすのだ。(アルベルト・アインシュタイン)~ Domaine Robert GROFFIER Chambolle Musigny 1er Cru Les Hauts Doix ドメーヌ・ロベール・グロフィエ シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ゾードワ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ winehog:93-94 ポイント Domaine Robert Groffier Chambolle-Musigny Les Hauts Doix 2021 To one of my favourites chez Groffier, the charming and delicate Les Hauts Doix, located just north of Les Amoureuses alongside the road between Chambolle and Vougeot. This is a tremendously floral and vivid expression thanks to the whole clusters - and the use of only 40% new oak from Francois Freres. This works tremendously well; the wine is expressive, vivid, and really singing in 2021. I love it. (Drink from 2030) - Very Fine - (93-94p) - Tasted 23/02/2023 - Truly Emotional 1812150623385033Robert Groffier / ロベール・グロフィエ レ・ザムルーズ最大の所有者が造る、果実味豊かでシルキーな喉越しのワイン! ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。 世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れた。ブドウの仕立てはブルゴーニュで主流のギュイヨではなくコルドン・ド・ロワイヤ。収量を抑えやすいことに加え、新梢を扇形に広げることで風通しをよくする効果があるという。 今日、ロベール自身は引退状態にあり、息子のセルジュが実質的にドメーヌの当主を務め、ボーヌの醸造学校で学んだ孫のニコラが栽培と醸造に携わっている。瀟洒なお屋敷はドメーヌ・クロ・ド・タールの隣にあり、醸造棟とは別棟の住居の下にはプロの訪問客を迎え入れる、清潔な瓶熟庫兼試飲ルームが用意されている。醸造棟もじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。 除梗に関してはヴィンテージに応じ、2007年、2009年は完全除梗。2008年、2010年は3分の1が全房。2011年は40%を全房とした。ジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗だったそうだ。8~9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。新樽率は村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、1級レ・ザムルーズで40~50%、ボンヌ・マールで50~60%に留め、12~13ヶ月間の樽熟成を施す。製樽会社はレモンとフランソワ・フレールがお気に入り。 ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。偉大な造り手のひとつである。