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アルド・コンテルノ バローロ・コロネッロ [2015]750ml (赤ワイン)

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「ワインの王」と呼ばれるバローロの頂点に君臨するポデーリ・アルド・コンテルノ。 「王のワイン、ワインの王」と呼ばれるバローロ。多くの優秀な生産者がひしめくが、アルド・コンテルノがその頂点にいることに異議を唱える評論家はいない。 18世紀からの歴史を誇る名門ジャコモ・コンテルノの5代目として生まれた。1969年、兄のジョヴァンニと衝突して独立し、ブッシアの畑を購入して、自らのワイナリーを開いた。スラヴォニアン・オークの大樽で醸造するスタイルを貫き、ネッビオーロの精髄を表現した長期熟成タイプのバローロを造る。たっぷりと力強さと優雅さを備えた味わいは、バローロのみならず、イタリアワインの頂点に立つ生産者と言っても過言ではない。 「バローロ・コロネッロ」は、官能的なアロマと躍動的でフレッシュな果実味を持つ昔ながらのクラシックなバローロを体現している。チェリーやブラックベリーの典型的なアロマに、素晴らしくタニックなストラクチャーを備えた骨格のしっかりとした味わい。 ■2015年ヴィンテージ情報■ 2015ヴィンテージは、降雪の多い冬を特徴とし、これにより土壌に十分な水分が供給されました。これが2月以降の温暖な春の気候と相まって、ブドウの生育サイクルを早め、2014年よりも早めの萌芽を迎えました。これは開花についても同様で、5月中旬までに一通り開花し、その後の着果も理想的なものでした。5月末から6月上旬にかけては雨が続き、6月後半から7月いっぱいまでは雨が全く降らず、気温は概ね一定していましたが、最高気温は例年の平均以上で、7月のピーク期には40℃に達しました(毎年この時期の最高気温は大体30℃以上)。 しかしブドウ畑は、この年の早い時期に地中に蓄えられた豊富な水分のお蔭で、この熱波から全くストレスを受けずに済みました。夏の始めに記録されたこのような天候条件が基盤となり、ブドウの成熟は前年より10日ほど早まりましたが、我々が「通常の年」と呼ぶことの出来る範疇に留まりました。これにより、対象を絞ったうえでの入念な夏季剪定が可能となりました。 この年は、日射量が非常に豊富であったため、ブドウの房が太陽光を過剰に浴びすぎることにより実が枯れたりしないよう、特に南向きの畑と南西向きの畑に関しては、管理にかなり気を配る必要がありました。ブドウの健康状態に関しては、近年でも最高のヴィンテージの1つとして記憶されるでしょう。 2015年は、2011年の豊かさと2004年の鮮やかさを兼ね備えたヴィンテージです。2015年のバローロは、クラシックなガーネット色を呈し、ラズベリーやフレッシュなチェリー、バラの花、枯葉のニュアンスが下地に広がる心地よいミネラル香の上に連なります。味わいは、力強くバランスのとれた滑らかなタンニンに由来する張り詰めた緊張感に満ちており、豊潤でジューシーなアロマと心地よく調和します。(ジャコモ・コンテルノより) ■テクニカル情報■ 産地:ピエモンテ州バローロ東南部ブッシア地区 (DOCGバローロ) 品種:ネッビオーロ100% 樹齢:45-50年 土壌:砂の多い砂礫質 醸造:ステンレスタンクで30日間マセラシオンさせた後、アルコール発酵。発酵時の温度は最高32℃。何度か澱引きを繰り返し、スラボニア産オークの大型キャスクで29か月熟成。 Poderi Aldo Conterno Barolo Colonnello アルド・コンテルノ バローロ・コロネッロ 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:98 ポイント PODERI ALDO CONTERNO BAROLO COLONNELLO 2015 Tuesday, November 26, 2019 CountryItaly RegionPiedmont Vintage2015 Score 98 The luster of new oak shines bright here, as do the very bright and assertively ripe cherries and red plums, as well as orange zest. The tannins are a highlight with a very fluid and fleshy core of red-fruit flavor, building to a tight and long finish. This is regal Barolo. Try from 2023. ワインアドヴォケイト:94+ ポイント Rating 94+ Release Price $150 Drink Date 2021 - 2040 Reviewed by Monica Larner Issue Date 29th Jun 2019 Source Issue 243 End of June 2019, The Wine Advocate Of these four Barolos from Poderi Aldo Conterno, the 2015 Barolo Bussia Colonnello (with a mere 5,000 bottles made) shows the most focused precision. This wine offers a very fine and detailed bouquet that is distinguished by linear fruit, spice and mineral. Those aromas feel elongated and extended, both in terms of their volume and length. This impression is especially strong in a warm vintage like 2015, which brings intense and richly concentrated fruit to the table. This wine is extremely elegant and generous. vinous:92 ポイント 92 Drinking Window 2022 - 2030 From: 2016 Barolo: Right Place, Right Time (Feb 2020) The 2015 Barolo Colonnello packs a serious punch. Macerated dark cherry, kirsch, spice, leather, licorice, blood orange and a kick of sweet oak all open up this powerful, strapping Barolo. The 2015 offers a good bit of immediacy, but there is plenty of tannin as well. The warmth of the year is evident in the wine’s ripe profile. - By Antonio Galloni on November 2019 These are three pretty wines from Poderi Aldo Conterno. The warmth of the summer comes through in wines that show a good bit of ripeness in their fruit and less site character than in more classic vintages. Aldo Conterno releases their wines later than most, so 2015 is the current vintage in the market.Aldo Conterno / アルド・コンテルノバローロの代表的な生産者であり、ピエモンテの伝統的なスタイルを大切に受け継いできた故アルド・コンテルノは、1969年、バローロ生産の中心地であるモンフォルテ・ダルバという村のブッシアでワイナリーを始めました。彼は18世紀以来の歴史を誇るジャコモ・コンテルノの5代目ですが、跡継ぎとなったのは兄のジョヴァンニで、アルドは独立して自らのワイナリーを設立しました。彼のつくり出すバローロは非常に熟成能力が高く、その出来栄えは本家をも凌ぎ、国内外で確固たる地位と人気を得るに至っています。一般的に、良質な生産者は毎年ほぼ決まった量のワインを生産し、その販売先も長年にわたって培われた信頼関係のなかで、ほぼ決まっています。いくら高値で大量に買い入れるからと言っても、横からそう簡単に割り込めるものではないのです。そんな中、日本に深い思い入れのある故アルド・コンテルノから我々がワインを仕入れることができたのは本当に幸運でした。生産量も少ない彼のワインは今でも輸入できる数に限りがあります。ワイナリーは、現在は3人の息子が中心になって運営しています。バローロの生産量を増やすことはできないため、バルベーラやドルチェットといった品種にも目を向けています。一般には大衆的なワインとなるこれらの品種も、彼らの手にかかればまた格別なワインに仕上がるのです。効率的な耕作技術、ブドウ果汁発酵のコントロール、そして、伝統的熟成システムのコンビネーションが高品位で偉大なワインを産出しています。飲んでみれば明らかだが、新作アルド・コンテルノのバローロはやはりこの地区で最高ンおワインに数えられる。回転式発酵槽を導入する前(1995年以前)のものよりずっと柔らかそうに感じられたワインだが、熟成を経て昔の作りのものとそっくりになってくることが年とともに分かった。畑の収量の低さは敬服に価し、また畑そのものの立地の良さも際立っている。まず基本となるバローロがブッシア・ソプラーナ、次いで単一畑のコロネッロとチカーラ、そして最上の年に限って作られるグランブッシア。私見では単名畑の2点、ことにチカーラが傑出している。そのバローロも、レーザーをあてたように風味の輪郭が鮮明で、過度の抽出もなく、美しくバランスがとれている。バローロの指標である。(マット・クレイマー著 イタリアワインが分かる)