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マーカス・モリトール リースリング ユルツィガー・ヴュルツガルテン シュペートレーゼ・トロッケン ホワイトカプセル [2020]750ml (白ワイン)

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モーゼル中部を代表する銘醸畑「ユルツィガー・ヴュルツガルテン」 マーカス・モリトールはモーゼル中部のヴェーレナー・クロスターベルクの地で8代続く家族経営のワイナリーである。現当主マーカスは1984年、若干20歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぐが、当時から野心にあふれ、明確なビジョンを持っていた。すなわち、モリトール家の伝統のもと、このモーゼルの地で際立った個性を持つ極めて長寿なリースリングを生み出すことである。 このビジョンのもと、わずか2haであった畑は複数回にわたる拡張によって規模が拡大していく中で、1988年にはモーゼルでピノ・ノワールを再植樹した最初のワイナリーのひとつとなり、2003年にはエクスレ度(収穫時のブドウの糖度)で331°Oeという世界記録を打ち立てるといった偉業を成し遂げ、現在ではモーゼルで最大規模となる120haの畑を所有し、質・量ともに満たす数少ないワイナリーとなる。 「リースリング ユルツィガー・ヴュルツガルテン シュペートレーゼ」は、モーゼル中部を代表する銘醸畑。樹齢は平均60-80年。赤っぽい鉄分を多く含んだ火山性(レッドスレート)土壌。上質なスレートが折り重なるように混ざっている。畑からさらに北部に広がるアイフェル火山群の影響によるもので、モーゼルでもここ以外ではほぼ見られない。レッドスレート主体の為、モーゼル中部に位置する畑の中でも特別な区画と考えられており、他とは全く異なったキャラクターをブドウに与える。スパイス、クリスピーで果実味の豊かさを心地よい酸が支える。 ■テクニカル情報■ 産地:Mosel ブドウ品種:リースリング100% 醸造・熟成:大樽9ヶ月 Markus Molitor Riesling Urziger Wurzgarten Spatlese Trocken マーカス・モリトール リースリング ユルツィガー・ヴュルツガルテン シュペートレーゼ・トロッケン 生産地:ドイツ モーゼル 原産地呼称:gU. MOSEL ぶどう品種:リースリング 100% アルコール度数:11% 味わい:白ワイン 辛口 ワインアドヴォケイト:94 ポイント RP 94 Reviewed by: Stephan Reinhardt ReleaDrink Date: 2028 - 2050 The 2020 Riesling Urziger Wurzgarten Sptlese (White Capsule) is concentrated and flinty on the pure, intense and complex nose. On the palate, this is an intense, tense and piquant, very dense and perfectly round Riesling with peppery notes caused by crushed slate plates. The finish is not just intense and long but crunchy, saline and oh-so-tensioned. Very long and intense. A great Sptlese that is far too young. 11% stated alcohol. Natural cork. Tasted at the domaine in July 2022. Published: Aug 26, 2022 ジェームスサックリング:94 ポイント MARKUS MOLITOR RIESLING MOSEL URZIGER WURZGARTEN SPATLESE 2020 Thursday, November 10, 2022 Country Germany Region Mosel Vintage2020 Score 94 So much spring blossom that it takes you back a bit. Wonderfully succulent palate with strident acidity that lifts you off the ground and promises you the heavens. So vibrant and clean at the very long, pure finish. Drink or hold. マーカス・モリトール マークス・モリトール マルクス・モリトール Markus MolitorMarkus Molitor / マーカス・モリトールマーカス・モリトールは1984 年に若干20 歳という若さでワイナリーを引き継いだが、当初から野心に溢れ「モーゼルに以前の栄光を取り戻す」という明確なビジョンを持っていた。また洞察力にも優れており、僅か4ha からスタートした所有畑は今や100ha となりモーゼルで最大規模のワイナリーに成長し、毎年少なくとも50 種のワインをボトリングしている。そして驚くべきは膨大な数の全てのワインが卓越した品質を持っているということである。2011 年にワイン・アドヴォケイト誌で100 点を獲得し、2013 年にはドイツ史上初となる3 アイテム同時100点獲得という偉業を成し遂げた。また、ベルンカステルリング・オークションでは1996 年に当時最高値を付け、2012 年には最高値を更新するなど、エゴン・ミュラーやJ.J. プリュムと肩を並べ競い合っている。1984年、マーカス・モリトールはわずか20歳で親のワイナリーを引き継いだ。若いにもかかわらず、彼のビジョンは非常に明確に定義され、野心的だった。個々の畑のアイデンティティ(テロワール)と極めて長寿な、紛れもないリースリングの真実を伴ったモーゼル渓谷のワインの栄光を取り戻すことだ。モリトーア家は8世代にわたってワイナリーを経営している。ワイナリーの本拠地は、Wehlener Klosterberg畑の中心に位置している。マーカスのガイドラインは自然(ブドウとワイン)に絶対的な敬意を表しながらの、畑とセラーの両方の品質に対する妥協ない献身だ。畑ごと、ヴィンテージごとにそれ自身の味わいを表現すべきだ。彼は、典型的なモーゼルのフレッシュさと輝きにインスパイアするだけでなく、ストラクチャーと奥行きのあるワインを求めている。急な傾斜に100haの畑を所有し、ほとんどが古木(中には接ぎ木をしていない樹齢100年ちかいものもある)という、モリトール  ワイナリーは、モーゼル渓谷で最も大きな個人経営のワイナリーのひとつだ。最も急なスロープは80%の勾配であるため、機械では処理ができない。従って畑仕事のほとんどは手作業で行われる。ワイナリーはBraunebergからTraben-Trarbachまでのブドウ畑を所有し、2001年からはザール川地域の一部の区間も所有する。バラエティーに富んだスレート土壌とマイクロクリマのおかげで、モリトールのワインはMosel Rieslingsのすべての側面とバリエーションを表している。畑の94%がリースリング、ピノノワールとピノブランがそれぞれ3%ずつ植えられている。ワイナリーでは畑仕事が中心的な役割を果たしており、ここにこそ熟したブドウ、豊かなエキス分のための基礎がある。土壌を肥やし豊かにするために有機材料のみが使用される。地面は控えめに働く。とても大切なのは葡萄の葉の比率で、高いキャノピーが実った果房に最適な栄養補給を可能にする。収量は、畑、個々の区画、植密度、そして特にヴィンテージによって10~55hl / haの間で変動する。たとえ、より高いリスクを伴うとしても、収穫は非常に遅く行う。利点は、酸度がより熟し攻撃的ではなくなること、エキス濃度が上昇し、ぶどうのフェノールの成熟度がより高くなること、そして、それらがワインのストラクチャーに加えられるということだ。成熟度の違うぶどうは注意深く分けられる。