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ティボー・ブーディニョン サヴニエール クロ・ド・ラ・ユット フラン・ド・ピエ [2021]750ml (白ワイン)

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生産本数1,000本のみ! 「クロ・ド・ラ・ユット」の畑の中心部に植えられた、「フラン・ド・ピエ」つまり台木なしで植えられたブドウの木から造られた貴重な白ワイン! 現地ロワールやパリですら入手困難!フランス国内に流通するワインの95%が、ミシュラン掲載レストランで独占的に販売。偉大なシュナン・ブランのスペシャリスト「ティボー・ブーディニョン」の限定アイテム! 10代の頃に祖父と母が亡くなり遺産を相続した際、ワイン造りの道に進むことを決意。オーストラリア、ボルドー、ブルゴーニュでの修業を経てロワールのシャトー・スーシェリーの醸造責任者に就任すると、アンジューのテロワールに惚れ込み2009年にわずか1.7haの畑から自身の初ヴィンテージをリリース。展示会への出品もなしに、ソムリエ達の間で評判が広がり、アンジューでありながら瞬く間に熱い注目を集めフランス各地の星付きレストランから求められるようになった。 今や彼のワインは現地のレストランで95%が買われてしまうため、残りの5%しか国外に出回らない希少品。アンジューの常識を覆す味わいで2018年度にはフランスのトップ10生産者に選出され、ロワールという枠を飛び越えてスター生産者へと仲間入りを果たした。 「サヴニエール フラン・ド・ピエ」は、ラ・ポソニエールのもとは修道士が所有しクロで囲まれた畑「クロ・ド・ラ・ユット」の中心部に植えられた、自根のぶどうより。「フラン・ド・ピエ」、つまり台木なしで植えられたブドウの木から造られた貴重な白ワインです。ファーストヴィンテージは2020年。 クロ・ド・ラ・ユットは、ラ・ポソニエールのもとは修道士が所有しクロで囲まれた畑。南向きの高地に位置し、昔から素晴らしいワインを生むことで知られていた。彼はワイナリーをこの畑の目の前に新設。丹念に手入れされたシストの畑は、他では体験することの出来ない程のふかふか感。クロ・ルジャールのマサルセレクションが大半かつ、このテロワールをよりストレートに表現するため、フィロキセラによって北米産の台木が広く使用される以前の、テロワール本来の味を再発見することを目的に台木なしで植えられました。 クロ・ド・ラ・ユットの中の小さな区画で、接ぎ木なしのブドウの木が植えられており、この小さな畑の中で最も高く砂の多い土壌に位置している。半分をガラス製ワイングローブで、半分を木製のフードルで熟成させる。素晴らしい純度と濃縮度を示し、ワインの巨大なストラクチャーを覆っている。非常に長い余韻があり、非常に希少。彼は、フィロキセラ禍がいずれこのブドウの木の根を襲うだろうと予想している。フィロキセラが最悪の状態になる前に、このワインを早く手に入れてください。 「甘草、メントール、春の花、レモンオイルのアロマを持つ生き生きとしたフレッシュなブーケを示す。ミディアムからフルボディで、凝縮感があり、継ぎ目がなく、切れ味と緊張感があり、長くフレッシュでデリケートなフィニッシュ。2021年のクロ・ド・ラ・ユットよりも濃厚でミネラルが少なく、熟成のポテンシャルを持つ。」ワイン・アドヴォケイトより ■テクニカル情報■ 産地:Savennieres ブドウ品種:シュナン・ブラン100% 醸造・熟成:ワイングローブと木樽で発酵、澱引きをしてワイングローブで18ヶ月熟成 土壌:シスト。母岩の厚さは10-30cm。 畑仕事:オーガニック、すべて手作業 アルコール度数:11.5% Thibaud Boudignon Savennieres Clos de la Hutte Franc de Pied ティボー・ブーディニョン サヴニエール クロ・ド・ラ・ユット フラン・ド・ピエ 生産地:フランス ロワール アンジュー・ソミュール 原産地呼称:AOC. SAVENNIERES ぶどう品種:シュナン・ブラン 100% アルコール度数:11.5% 味わい:白ワイン 辛口 ワインアドヴォケイト:95 ポイント The Wine Advocate RP 95 Reviewed by: Yohan Castaing Release Price: NA Drink Date: 2023 - 2043 Vinified 50% in wine globes and 50% in foudres, the 2021 Franc de Pied, crafted from ungrafted vines situated within the Clos de la Butte parcel, reveals a lively, fresh bouquet with aromas of licorice, menthol, spring flowers and lemon oil. Medium to full-bodied, concentrated and seamless, it’s incisive and tense with a long, fresh, delicate finish. It is denser and less mineral than the 2021 Clos de la Hutte and has real aging potential. Thibaud Boudignon approaches each vintage with spectacular precision and dedication. Achieving good ripeness despite some difficult vintages in recent years and producing excellent wines, he offers wines of purity, tension and finesse with virtually no rivals in Savennieres. Their depth and density reveal the fantastic terroirs of Clos de Fremine and Clos de la Hutte, located in La Possoniere, a historic part of the appellation that has unfortunately seen some urban encroachment. Boudignon patiently waits for full grape maturity before harvesting and practices gentle, slow pressing during vinification. He ages all his wine in barrels or foudres from notable cooperages, such as Chassin, Gauthier Freres, Taransaud, Atelier Centre France and Rousseau. He performs meticulous work in the vineyard, planting only massal selections of Chenin Blanc and advocating for permanent cover cropping. His attention to detail in the winemaking process, precise viticulture, dedication and passion for the terroirs mark him as one of France’s foremost vignerons and winemakers today. Published: Jan 05, 2024 vinous:96 ポイント 96 Drinking Window 2025 - 2038 From: Loire Chenin: Dividing Lines (Oct 2023) The 2021 Franc de Pied is entirely made in wine globes from ungrafted vines within the Clos de la Hutte vineyard. It is harmonious and fine, but there's no mistaking the taut, knife-like serration of reduction that gives definition, direction and drive. It is sinewy and intense, and there's no compromise in its laser-like precision. The finish is a touch salty with a grip of tannin. - By Rebecca Gibb MW on June 2023 Thibaud Boudignon is a recent entrant to Savennieres, having started his project in 2009 and not leaving his role at Domaine de la Soucheraie until 2015. The purity of the wines of this former judo champion Thibaud Boudignon, is impeccable. His three Savennieres - La Vigne Cendree, Clos de Fremine and Clos de la Hutte - are within spitting distance of each other. Still, each has its own personality: Clos de la Fremine, whose sandy topsoil is delicate and open, whereas Clos de la Hutte, planted on schist, tends to be fuller and more brooding. The theme throughout the range is transparency and harnessed power of the wines, which marks a contrast to bigger, bolder Savennieres styles produced elsewhere. In 2021, Boudignon planted a 2.5ha site less than a minute's walk from the other parcels: Devant Le Jeu. He also owns two hectares across the Loire in the Anjou appellation. Boudignon says he's stopping at that. There's a small, modern winery at the site, a few minutes' drive to the south of Savennieres, completed in 2016. You'll find tanks and a range of barrels in various shapes and sizes, yet oak is used not to bring flavor but texture. Boudignon has an unusual albeit practical approach in the cellar: conducting the harvest in the vineyard and holding the juice at 3˚C until all the parcels are picked so that all the work in the vineyard is done and he can concentrate solely on making the wines. There's no malo here - it's cheating, according to Boudignon, although in 2021, that has made for some really steely wines that require you to be an acid fiend. It may only be a young domaine, but the clarity of the wines from young vines has made the world sit up and take note. The fruit for Boudignon's Anjou Blanc was brought in until 2021, when 50% of the fruit was estate-grown. The result is a pure, clean wine with delectable purity. There are delicate flavors of just-ripe pineapple, citrus and nettles and a subtle hint of vanilla - it is fermented and aged in both 500-liter barrels and oval Stockinger ‘cigars’. A line of acidity pulls this wine through to a refined conclusion. It can be approached now for its fine fruit but will go on.Thibaud Boudignon / ティボー・ブーディニョン 生産量は極めて少なく、現地でも入手困難な希少なワイン。 生産するワインの95%が仏国内有名レストランで独占的に販売! 【パリの三ツ星にオンリスト】 ジョルジュ・サンク、ギィ・サヴォワ 、アルページュ 、パヴィヨン・ルドワイヤン、ブリストル…他 2009年の初ヴィンテージから、瞬く間にトップ生産者の地位へと登りつめた。アンジューにおけるシュナン・ブランのポテンシャルを見出し、既に偉大なワインを生み出している。 数十年かけても大成することなく終わる生産者もいれば、ゼロからのスタートで瞬く間に驚くべきワインを生み出す生産者もいる。ロワールに突如として現れたティボー・ブーディニョンは後者の最たる例だ。初ヴィンテージは2009年。アンジューに所有するシュナン・ブランの1.7haの小さな畑から生み出された彼の作品は、すぐにフランスのワイン関係者の熱い注目を集めた。フランス各地の多くの星付きレストランから求められ、ワイン評価誌のルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスで「偉大な発見」と称えられた。生産量は少なく、飲む機会を得るのは難しいが、ワインに造詣深い現地のプロフェッショナルが口々にその名を挙げる存在である。ボルドーのメドックで生まれ育ったティボーはワイン生産者の家系出身ではなかったが、彼の祖父はメドックの生産者にブドウの仕立て用の支柱を供給していた。時には支柱とワインを交換することもあったそうだ。ティボーにとって上質なワインは子供の頃から身近な存在であり、いつしかワインを人生の一部と感じるようになっていた。彼に大きな転機が訪れたのは10代の頃。祖父と母を相次いで亡くしたのだ。彼らから相当額の遺産を相続したが、母のフランソワーズは1通の手紙も遺していた。「このお金で自分の人生を始めなさい」。刹那的な消費には走らないように、と母親らしい注意書きが添えられたそのメッセージを目にしたティボーは、ワイン造りを生涯の仕事することに決めたのである。 細部までこだわり、徹底された畑仕事 ボルドーのシャトー・オリヴィエ、そしてブルゴーニュのフィリップ・シャルロパンなどで経験を積んだ後、彼は2008年にロワールのシャトー・スーシェリーの醸造責任者に招かれた。この地にやってきたのは偶然の産物だったが、彼はすぐにアンジュー地区、特にサヴニエールの傑出したテロワールと、そこで栽培されるシュナン・ブランのポテンシャルに心を奪われた。「この土地のシュナン・ブランは世界最高のワインを生み出しうる」、と感じたティボーはすぐさまアンジューのアペラシオンに畑を購入し、ドメーヌを設立。スーシェリーで実直にワイン造りに取り組み、シャトーのクオリティ向上に貢献する一方で、それ以外の時間を全て自らのワイン造りにつぎ込んだ。彼のワイン造りの基本であり、最も重要なことは畑仕事である。しかし、具体的な畑仕事の内容について多くを語らない。気候やブドウの生育状況がひとつとして同じ年はなく、概論的に表現することができないからだ。有機農法、低収量、そして「ベストを尽くしたと収穫直前に確信できるレベルの畑仕事」。ヴィンテージがどうであれ、これらが毎年優れた結果を残すための唯一の手段であると語る。彼の畑は、庭師が手入れした庭園のようだと語る者もいるほど整然としている。他のワイナリーの常駐醸造家として働きつつ、これほど細部にこだわり徹底してブドウの世話を行っているのは驚異的だ。手作業で収穫後は、ゆっくりとプレスし、ワインにするだけだというが、どこでブドウが育ったかという感覚をワインに表現したいと語る彼は、同じ畑でも区画ごとにブドウを分けて醸造を行っている。更にワインの内面を掘り下げ、それに合わせて樽の大きさやオークの種類も変えている。極小規模なドメーヌだが、クオリティを左右するディティールに対して本当に妥協がない。 「シュナンの耽美主義者を喜ばせる」と評されるアンジュー 今や彼のアンジューはベターヌ&ドゥソーヴで「この地区のトップ3に入る」と高い評価を受けている。ティボーが最高の区画とブドウをセレクションして造られる彼の最高のアンジューであり、自らのドメーヌを興す力を与えてくれた祖父と母に捧げるキュヴェであるア・フランソワ(フランソワーズ)は、メイユール・ヴァン・ド・フランスにて「シュナンの耽美主義者を喜ばせる」と評される。この地のシュナン・ブランに焦点を絞り、既に偉大なワインを生み出すティボーだが、「シュナン・ブランのスペシャリスト」という賛辞には戸惑いをみせる。「ただ畑を耕し、可能な限り最高のワインを表現をしようと努めているだけ」と、謙虚に答える彼のワイン造りの探求はまだ始まったばかりなのだ。2014年現在、畑を3haまで増やし、念願のサヴニエールでも自身のワインを手掛けるようになった。ティボーが最終目標として掲げるのは、二足のわらじを脱ぎ、自らのドメーヌに専念して生きることだ。自分の目が届く範囲で畑を広げ、全ての畑の世話を自分で行い、ワインを醸す。彼はその夢の実現に向けて、毎年少しずつ畑を買い足し、また植樹を行い、着々と準備を進めている。