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テッレ・ディ・ジオット ガッタイア ピノ・ネロ [2020]750ml (赤ワイン) (ミケーレ・ロレンツェッティ)

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イタリアのビオディナミのマエストロが造るナチュラルワイン! ミケーレ・ロレンツェッティはビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、イタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。ブドウ栽培をするムジェッロは、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。 19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、フランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出しました。 「ガッタイア ピノ・ネロ」は、やや茶色がかった深いスミレ色の色合い。サクランボやレッドフルーツのノートと共に、ゼラニウムの花やオレンジなどの凝縮した香り。アタックはフレッシュで柔らかく、口中はコーヒーや柑橘系果物のバランスの取れた良質なタンニンとともに、酸と甘味のバランスが取れている複雑で深みのある味わい。長い余韻には、腐植土や森の落ち葉などのヒントが感じられる。 ■2020年ヴィンテージ情報■ 2020ヴィンテージは9/17に収穫。総生産量1,600本。全房比率30%。2024年3月時点でのSO2トータルは52mg/l。 ■テクニカル情報■ 品種:ピノ・ノワール 100% ブルゴーニュのピノ・ファンとピノ・トレ・ファンをマッサル・セレクションした苗木(2006年植樹) 栽培面積:0.35 ヘクタール 標高 500~590 メートルの南向き斜面 地質:表土は粘土石灰と泥土。基盤岩は砂岩とシスト。 栽培:ビオディナミで栽培(デメテール認証) 醸造:手摘みで収穫したブドウをセメントタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。マセラシオンは約2週間。その後、引き続きセメントタンクで自発的なマロ発酵と18-24ヶ月間の熟成。無清澄、無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで10-12ヶ月寝かせてからリリース。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。 Terre di Giotto Gattaia Pinot Nero テッレ・ディ・ジオット ガッタイア ピノ・ネロ 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディMICHELE LORENZETTI / ミケーレ・ロレンツェッティ イタリアのビオディナミワイン界のマエストロがトスカーナの冷涼地区で造るミクロワイン マスター・オブ・ビオディナミが手掛けるワイン ミケーレ・ロレンツェッティは2004年からビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、グラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているイタリアのビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。 その彼がトスカーナ北部の冷涼な畑で造るワインが存在します。栽培面積2.7ヘクタールで、1つのワインの生産量は千本前後程度というミクロキュヴェで、一部ジョージア産のクヴェヴリによる醸造も導入しています。英米でもまだ輸入が開始されたばかりのレアなワインです。 ピノ・ノワール栽培の歴史を復活させたプロジェクト ドメーヌがブドウ栽培をするムジェッロはアペニン山脈の麓にある渓谷で、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、ピノ・ノワールやシュナン・ブラン、ソーヴィニョン、リースリングといったフランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出したのです。 ミケーレ・ロレンツェッティについて ミケーレ・ロレンツェッティは醸造家で生物学者です。1971年にローマ近郊のフラスカーティで生まれたミケーレは、ローマの大学で生物学を修めた後、さらに醸造学の学士号を取得しました。しかし、その間に慣行農法のブドウ栽培ではいかに多くの化学薬品が使われているか、そして土壌が単なる根に栄養分を与えるための人工的媒体にしか見なされていないことに強い衝撃を受けたのです。やがて、彼は土壌は生態系の一つであり、植物が健康に成長していくためには土壌が健康でなければならないという確信を持ち、そして、この考えを実践に移すための方法を探す中で、カルロ・ノロと出会い、ビオディナミを学びました。そして、2004年からビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして活動を始め、現在ではグラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーでコンサルタントを行っています。 ミケーレのビオディナミの師であるカルロ・ノロは、ローマの南にあるLabico ラビーコで農場を経営し、30年以上前からビオディナミのプレパラシオン(調剤)の販売とビオディナミの講座を開催している、フランスのピエール・マッソンのような、イタリアにおけるビオディナミの重鎮的存在です。ミケーレ・ロレンツェッティはコンサルタント業とは別に、カルロ・ノロの協力者として、ビオディナミ調剤の生産やビオディナミの基礎講座などにも携わっています。