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クロ・デュ・モン・オリヴェ シャトーヌフ・デュ・パプ ラ・キュヴェ・デュ・パペ [2020]750ml (赤ワイン)

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祖父へのオマージュとして造ったのが始まり。良い年にのみ造る、希少なスペシャル・キュヴェ! シャトーヌフ・デュ・パプの古城の跡地近くに所在するワイナリーで、1932年にセラファン・サボンとマリーが設立しました。現当主のティエリ・サボンさんは2001年からワイナリーに加わり、それまで彼の父や叔父が行ってきた伝統を重んじながらも、一部でブレンド比率を変えることにより、理解しやすいラインナップにするなど、ワイン造りに新しい風を加えたことで、さらなる発展を遂げています。決して派手なワインではないですが、そこに彼らの伝統と人柄を感じられます。 最近フレッシュで軽く、熟成を待たずに飲むスタイルのシャトーヌフ・デュ・パプが多い中、とてもクラシックな力強くスパイシィで長期の熟成に耐えるスタイルのワインを造り続けています。『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』の2017年版では3ッ星評価へ昇格し、その後もその評価を維持しております。今シャトーヌフ・デュ・パプで大注目の生産者と言えるでしょう。 「シャトーヌフ・デュ・パプ ラ・キュヴェ・デュ・パペ」は、祖は父へのオマージュとして造ったキュヴェです。スタンダードとの違いは、葡萄が自然に集約を持っていることです。畑は、ボワ・ドーファンとル・ピエ・ドボーの区画で、主に砂質粘土土壌です。収穫量は30hL/ha。60%を除梗します。 三つの品種は一緒に発酵させ、調和を生み出します。32度で35日間醸しを行います。デレスタージュし、ルモンタージュは発酵中1日2回行います。エレガントさとフレッシュさを保つため、抽出し過ぎないようにします。マロラクティック発酵もタンクで行います。コンクリートタンクで熟成後、主に古樽のフードル、一部をドゥミ・ミュイ、ステンレスタンク、テッラ・コッタを使用して18ヶ月熟成させます。濃い色、ハーブやチェリーの風味、フルボディでタンニンがあり、すさまじいほどのパワーを秘めています。 ■2020年ヴィンテージ情報■ 非常に乾燥した夏、重厚で凝縮したワインに特徴づけられた2019年を経て、2020年ヴィンテージは例外的に早く、よりフレッシュでバランスの取れたワインが戻ってきた。最初の区画は9月初旬に収穫され、10月中旬まで穏やかに続いた。ブドウは非常に健全で、選果はほとんど必要なかった。アルコール発酵も滞りなく行われた。2020年の赤ワインは、2019年よりも色が濃くないが、アルコール度数が低く、ボディがある。アルコール度数は低く、フレッシュさ、果実味の純粋さ、タンニンのフィネスが増している。シラーはブラックベリー、ホワイトペッパー、メントールの香りを放つ。グルナッシュはフレッシュなラズベリーのアロマをもたらす。2020年の赤ワインはエレガントなしなやかさがあり、特に若いうちから楽しめる。熟成のポテンシャルを変えることなく、若いうちに楽しむことができる。2020年は間違いなくバランスの取れたヴィンテージであり、フレッシュさと美味しさを兼ね備えている。 ■テクニカル情報■ 熟成:主にフードルで18ヶ月 CLOS DU MONT OLIVET Chateauneuf du Pape Rouge La Cuvee du Papet クロ・デュ・モン・オリヴェ シャトーヌフ・デュ・パプ ラ・キュヴェ・デュ・パペ 生産地:フランス ローヌ 南ローヌ シャトーヌフ・デュ・パプ 原産地呼称:AOC. CHATEAUNEUF DU PAPE ぶどう品種:グルナッシュ・ノワール70%、シラー15%、ムールヴェードル15% アルコール度数:15% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:96 ポイント CLOS DU MONT-OLIVET CHATEAUNEUF-DU-PAPE LA CUVEE DU PAPET 2020 Monday, May 22, 2023 CountryFrance RegionRhone Valley Vintage2020 Score 96 So deep yet so refined, this great Chateauneuf combines stacks of black fruit with notes of tar and licorice, with flashes of red fruits lightening the picture. The huge fine tannins and the interplay with the beautifully ripe fruits provide the base for this majestic wine. Very long spicy finish. A cuvee of 90% grenache from century old vines with 5% syrah and 5% mourvedre. Drink or hold.CLOS DU MONT OLIVET / クロ・デュ・モン・オリヴェ シャトーヌフの本当の魅力は、熟成を経て現れる複雑さにある 「クラシックな長熟スタイルを守る」 有名なシャトーヌフ・デュ・パプの古城の跡の正面に位置しています。最近フレッシュで軽く、熟成を待たずに飲むスタイルのシャトーヌフ・デュ・パプが多い中、とてもクラシックな、力強くスパイシィで長期の熟成に耐えるスタイルのワインを造り続けています。シャトーヌフの魅力は複雑さにあり、熟成させることで現われてくると考えおり、2012年訪問時に、「’01年VTをレストランに売っているよ」とティエリは話していました。「ワイン・アドヴォケイト」の、『2004年9月に飲んだ’57年の完璧に素晴らしいボトル』という記述も、それを証明しています。 「ティエリ・サボン」 1971年生まれで、20才の時に醸造学を学び始め、醸造学校を卒業後、南アフリカに3ヶ月研修に行き、さらにオーストラリアで勉強しました。また、2016年末からシャトーヌフ・デュ・パプの生産者組合長に就任しました。 「多種の葡萄品種をブレンド」 葡萄は、シャトーヌフ・デュ・パプに認められた13品種を全て植え、複雑な集約感を出すために多種のブレンドを心がけています。それがシャトーヌフ・デュ・パプの典型だと信じているからです。ムールヴェードルはシャトー・プラドーの苗木をもらっています。土壌の掘り返しは、何年にも渡って繰り返しおこなってきたため、葡萄は深く地中に根をはり、水不足の危険性は低くなっています。農作業は自分でコントロールしたいので、4~5人しか雇いません。収穫は、タイミングが異なるので何度も行わなくてはなりません。 <評価> 評価 「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2018」で3つ星生産者(最高評価)。ヒュー・ジョンソン「ポケットワインブック2019」で、シャトーヌフ・デュ・パプのトップ生産者として掲載。「ル・ギド・アシェット・デ・ヴァン」、「ワインスペクテーター」等で常に高く評価。また、ロバート・パーカー Jr.は4~5ッ星の評価。ロバート・パーカーJr.「ワールド・グレイテスト・ワイン・エステイト」に掲載。 ル・クロ・デュ・モン・オリヴェは、30の区画を持っていますが、アペラシオン全体に分かれています。このドメーヌのワインの背骨は、モンタリヴェ地区の区画から来ています。そこでは、土壌は海の粘土と砂で構成されています。モンタリヴォは、南向きで、ブレンドでフィネスをもたらします。全ての区画の名前をあげることはしませんが、それぞれの区画がワインの複雑さにどのように影響を与えているのかを見るのは、興味深いです。例えば、パレストールはフレッシュさをもたらし、ボワ・ドーファンは古代の沖積土、粘土、砂で出来ていて、それがストレートさを与えており、またピエ・ボーは、粘土質の丘の斜面にあって、力強さをもたらしています。クロ・デュ・モン・オリヴェでは、ワインは重みのある土台を持っています。肉付きが良くて太陽を感じさせつつ、フルーツ、よりしっかりしたタンニンがあり、これらがゆっくりと基礎を作り、時にはアクセントになり、野性的なニュアンスとなります。しかし、時と共にこれらのワインは、洗練され、不思議な魅力を持つようになります。驚くべき複雑さを持って。「ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス2009.04」