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ヴィッラ・ピッロ シラー I.G.T トスカーナ [2016]750ml (赤ワイン)

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やや黒みを帯びたルビーレッドの外観。ブルーベリーやカシスの果実の香りを中心に、カカオやチョコレートのニュアンス。 奥にゆっくりと立ち上るスモーキーでスパイシーな香り。 口当たりはスムーズで、香り同様のベリーの果実味が主体で、タンニンは細かく広がる印象。スパイシーさと共に、ゆっくりと中程度の酸味が全体の骨格をささえる。 決して派手な印象はないが、北ローヌのような静かに広がるニュアンスを感じるエレガントなシラー。トスカーナの沿岸にも内陸にもない、この土地唯一の味わいかもしれない。 SYRAH I.G.T TOSCANA 2016 品種:シラー 樹齢約30年    標高250m コルドーネ・スペロナート仕立て、80%砂質土壌 20%粘土質土壌 収穫時期:9月中旬、コンクリートタンク醗酵(26℃~34℃) 20日間1日4回ポンピングオーバー 醗酵終了11月の末 熟成:タランソーのフレンチバリックにて15ヵ月(80%新樽 20%一年落ち)VILLA PILLO / ヴィラ・ピッロ リーズナブルで国際品種が強いトスカーナのワイナリー フィレンツェから40km南西に位置するガンバッシ・テルメ。エトルリア時代にはフィレンツエとヴォルテッラを結ぶ拠点として栄え、重要な役割を果たし、その頃からテルメ(冷泉)として知られていました。現在はオリーヴや葡萄を中心とした農業の盛んな地域となっています。 ヴィラ・ピッロは、古くはインコントリ侯爵家の別荘として使われておりましたが、1989年にアメリカの実業家で、ニューヨーク副市長も務めたジョン・ダイソン氏が購入しました。主にサンジョヴェーゼが植えられていた40haの葡萄畑を細かい区画毎に土壌調査をし、各ブドウ品種に合った土壌を選別し、植え替えを行いました。 砂の多い土壌にはシラーを、粘土の多い土壌にメルロやカベルネ・フランなど新しいワイン造りを始めたのは30年前の事。90年代には、スーパータスカンのブームもあり一躍評価も上がりましたが、カンティーナは驚くほどクラシック。 1930年に建てられたカンティーナを今でも使っており、昔ながらのセメント醗酵槽を改良して使用しています。現場を仕切っているのは、お爺さんもこのヴィラ・ピッロに勤めていたパメラさん。2013年からはトスカーナを知り尽くした醸造家であるマルコ・ケッリーニ氏が加わったことで、ワインの質が一段と上がっています。