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ドメーヌ・バロー マコン・ヴィラージュ アーモニー [2021]750ml (白ワイン) (ダニエル・バロー)

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マコネ地区で最も歴史が長く、最も偉大なドメーヌの1つとされる作り手ドメーヌ・バロー! マコネ地区ヴェルジッソン村ラ・ロシュのコミューンの近くにドメーヌを構えるドメーヌ・バローは、1890年から5世代続く家族経営のドメーヌで、現在マコン、プイィ・フュイッセ、サン・ヴェランのAOCに跨る8.5ヘクタールの自社畑から素晴らしい個性を備えた凝縮感のある肉厚でジューシーなワインを手造りでリリースしています。マコネ地区で最も歴史が長く、最も偉大なドメーヌの1つとされる作り手です。 1982年に4代目となるダニエルとその妻のマルティーヌとともに自身のドメーヌ「ダニエル&マルティーヌ・バロー」立ち上げ、2006年には5代目を担うジュリアンのドメーヌ入りに伴い「ダニエル&ジュリアン・バロー」へと世代交代。そして2017年よりラベル表記はドメーヌ・バローへと変更され新たなスタートを切っています。プイィ・フュイッセ、サン・ヴェラン、マコン・ヴェルジッソン、マコン・シャントレなど4つのアペラシオンに合計8.5haのブドウ畑を所有し、テロワールを尊重するという目的のもとワイン造りを行っています。 「マコン・ヴィラージュ アーモニー」 は、マコン・フュイッセとマコン・ヴェルジッソン2区画のブドウを使用したワイン。 ■2021ヴィンテージ情報■ ジュリアン・バロー「2021年は4月の霜で潜在収量の50%を失いましたが、フイッセでは6月末の雹害により、さらに収量が減りました。他の畑の収量が30~40hl/haであるのに対し、7hl/haという結果でした。量を確保するために様々な区画のブドウを組み合わせる必要があったため、生産できないキュヴェもありました。6月は比較的雨が多く、病害のプレッシャーが強かったため、トラクターをブドウ畑に入れることができませんでした。 そのため、防護服を着て手作業で処理しなければならず、5回に渡って処理が必要だった時は特に大変でした。とはいえ、ブドウを救うことができたことは事実で、近所ではウドンコ病で全滅した畑もありました。9月20日に収穫を開始し、11日間かけて丁寧に摘み取りました。良い条件に恵まれ、きれいな果実を得ることができ、選別する必要はほとんどありませんでした。潜在アルコール度数は11.5~12.5%と中程度の数値でした。 プルミエ・クリュは、規定では12%以上でなければならないので収穫できる数値に達するまで待たなければなりませんでした。全体として、この年は私たちが直面した問題を考慮しても、はるかに素晴らしいヴィンテージとなりました。結果には満足しています。」 ≪バーグハウンド #88 /2022/10/10掲載≫ ■テクニカル情報■ 産地:ブルゴーニュ南部マコネ地区(AOCマコン・ラ・ロシュ) 品種:シャルドネ100% 土壌:白色の石灰質土壌 DOMAINE BARRAUD Macon Village Harmonie ドメーヌ・バロー マコン・ヴィラージュ アーモニー(アルモニ) 生産地:フランス ブルゴーニュ マコネ マコン 原産地呼称:AOC. MACON VILLAGES ぶどう品種:シャルドネ 100% アルコール度数:13.5% 味わい:白ワイン 辛口 バーグハウンド:87-89ポイント 白桃と黄桃の熟したアロマをペトロールや柑橘類ニュアンスが縁取る。リッチな味わいで、並外れた凝縮感をレモンライムの鮮やかな酸が支え、後味はクリーンかつドライで見事なバランスを備えている。控えめながらも素晴らしい仕上がり。≪飲み頃:2024+年|#88/2022/10/10掲載≫Daniel et Julien BARRAUD / ダニエル・エ・ジュリアン・バローテロワールが語りかけるビオロジックのプイィ・フュイッセダニエル&マルティーヌ・バローはマコネ地区のヴェルジッソン村に1890年から続くドメーヌ。祖父のジョゼフは1939年にはすでにワインの一部を元詰めしていたという。4代目のダニエルは、一族のブドウ畑を1995年に相続するよりもひと足早く、1982年には妻のマルティーヌとともに自身のドメーヌを立ち上げ、ワイン造りに取り組んでいた。今日、プイィ・フュイッセ、サン・ヴェラン、マコン・ヴェルジッソン、マコン・シャントレなど4つのアペラシオンに合計8.5haのブドウ畑を所有。テロワールを尊重するという目的のもと、プイィ・フュイッセはアッサンブラージュものの「アリアンス」のほか、区画の異なるワインを5種類醸造している。ブドウ栽培は1995年頃、プイィ・フュイッセのラ・ヴェルシェールでビオロジック農法を試し、その後、徐々に広げて2005年頃から全所有畑をビオロジックにより栽培している。畝間を鋤で耕し、化学的な農薬は一切使用していない。 マコネでは楽でコストのかからない機械収穫をする農家が大半だが、このドメーヌは完全に手摘み。醸造所はグラヴィティ・フローの構造がとられており、ブドウの受け入れから圧搾、樽詰め、瓶詰めまでポンプに頼る必要がない。アルコール発酵は酵母添加を行わず、自生酵母による自然発酵。発酵容器はアペラシオンにより異なり、ステンレスタンク、フードル(大樽)、ドゥミ・ミュイ(中樽)、小樽が使われる。マロラクティック発酵を経て、細かな澱とともに10-15ヶ月の熟成。白ワインの造り手としては珍しく、無ろ過で瓶詰めする。細心の注意を払った丁寧な醸造を心がけていないと出来ない芸当である。2006年に5代目を担うジュリアンがドメーヌ入り。それに伴い徐々に畑の名義をジュリアンに変えているため、現在、従来のダニエル&マルティーヌ・バローとダニエル&ジュリアン・バローのラベルが混在するが、どちらも実質的な違いはない。玉石混交のマコネにおいて素晴らしい白ワインを生み出す偉大な造り手のひとつであり、個々のテロワールを反映したワインの香りや味わいに、誰しも唸らずにはいられないだろう。