楢原　武正「無題」ミクストメディア（塗料、釘、針金、金属、トタン板） 現代美術家 道立近代美術館収蔵作家 小竹美術 真作保証

商品詳細 【　作者　】　楢原　武正（ナラハラ　タケマサ） 【　技法　】　ミキストメディア（塗料、釘、針金、金属、トタン板） 【制作年】　2010年1月作 【作品寸法】　縦46.9×横56.3cm×厚さ6cm 【額縁寸法】　なし 【作品状態】　良好 【額縁状態】　なし 【付属品】　ガラスなし、箱あり 【作者プロフィール】1942年十勝広尾町出身インスタレーションはこの20年余り、つねに「大地開墾」という題がつけられている。作品は鉄、トタン、空き缶、車の部品、針金、工場廃棄物などの廃品をアッサンブラージュし、それらを叩き、潰し、錆びさせ、変形させた後に全てを黒色に塗ったピースをインスタレーションしている。もともと十勝の開拓農家出身であり、彼にとっての黒はまさに北海道の黒土を表す「大地開墾」であると共に開拓農家の原風景であるのだ。その意味では、いかにも道民らしい、北海道の歴史を踏まえた作品なのかもしれない。ただし、使われる素材は自然物ではなく現代が生んだ人工の廃棄物よる集合体だ。近代化や工業化がもたらした社会問題を背負いつつ、日々廃材を集め叩き、潰し、釘を打つ行為の積み重ねは、新たな大地を開墾する祈りとも言える。■作品収蔵：北海道立近代美術館、北海道立帯広美術館、札幌市、十勝毎日新聞社、大通美術館、広尾町　他