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漆器・輪島塗:葡萄蒔絵黒端反四つ椀・奥田志郎・竹田省・五客一組

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漆器・お椀・飯椀、汁椀、本漆・欅(けやき)。葡萄 ご一読くださいませ。 →漆のものについて 【月の暈】奥田志郎さんの求める漆器の光沢は、鏡のように光を跳ね返すような光沢ではなく、「月の暈(うん)」のような柔らかな温かみのある光沢です。 この「月の暈(うん)」を追求すべく、奥田志郎さんは、上塗りのみで(上塗りの後、研磨し生漆を刷りこむ数度の行程(呂色(ろいろ))をせずに)仕上げられます。このことで、漆本来の被膜が損なわれず、漆本来の強さが保たれ、そして、漆本来の優しい光沢の仕上がりになります。上塗りの塗りむらを研磨などでカバーすることができない為、熟練の塗師のみが可能な難しい仕上げ方ですが、一方、全身全霊細心の注意を払って上塗りをしても、まれに、空気中や木地のちりが付き、小さな小さなポッチのようなふくらみができる場合があります(フシがかかると言います)。研磨する呂色(ろいろ)の行程がないため、フシがかかってしまうと残念ながら取り除くことができません。使用上はまったく問題がありませんが、奥田志郎さんの漆器へのこだわりの(まれな)産物とご理解された上で、お求めくださいませ。 重ねた時:直径12.5cm・高さ8.5cm  一の椀:350ml・直径12.5cm・高さ7.4cm  二の椀:250ml・直径11.6cm・高さ6.1cm  三の椀:150ml・直径10.7cm・高さ4.8cm  四の椀:100ml・直径9.8cm・高さ3.8cm   おおよそ八分目の容量です。  一の椀:180ml  二の椀:120ml   蓋をした場合、蓋の下までの容量。 □あわせておすすめしたい器たち□ 三つ椀・大 奥田志郎 三つ椀・小 奥田志郎 4.2寸汁椀 奥田志郎 端反椀・玉の湯型奥田志郎 筋文端反椀奥田志郎 →黒端反四つ椀・奥田志郎 →和食器の愉しみ 工芸店ようび TOP蓋になるお椀には、高台内に蒔絵が施されています。 形は「黒端反四つ椀」もご参考下さい。 「一汁一菜」。ご飯に汁物、野菜のおかず、あるいは、お漬物のとても質素な食事のことです。禅寺の修行僧が食べるこの食事は、飽食の時代、健康な体と心を取り戻すために、立ち戻ってみたい食事の形として注目されています。 といっても、あまりに簡素な食事なので、週に一度ぐらい、または「一汁一菜」にプラス1から2品を加える気持ちで日々の献立を考えてみるというのはいかがでしょうか。ポイントは、汁物もお漬物もおかずにも季節の野菜をきちっと取り入れるようにすることです。 一番大きなお椀 健康な食生活の基本形として、ぜひともお勧めしたいお椀です。このお椀を中心に、お気に入りのうつわを足していくのも愉しいですね。 大切な方への贈り物に最適です。 蓋付き椀の時身になるお椀高台内に蒔絵はありません。                     「四つ椀」は、大小の蓋物椀二組になりますので、用途もぐんと広がります。 こちらは、シンプルな黒の「黒端反四つ椀」に葡萄の蒔絵を施したものです。もともとは桃山時代の四つ椀ですが、その写しは「片身替り四つ椀」になります。                     元々、こちらの「片身替り四つ椀」を作る為に作られました。桃山時代のお椀を写したものです。