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漆器・箔絵:高台寺菊文箔絵一閑張三段重・藤井収 & 山本哲《重箱・3段・一閑張り》

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重箱・漆器・檜(ひのき)・お重箱・お弁当箱・一閑張り・菊文 18.0 × 20.0 × 高さ16.0cm    高さ内訳 一段目 4.5         二段目 4.5         三段目 6.5 □あわせておすすめしたい器たち□ →和食器の愉しみ 工芸店ようび TOP    内側黒です。 藤井収さんが本体を作り、山本哲さんが箔絵を施された一閑張りの重箱です。清楚な菊の紋は、重箱をおだやかな気品のある表情に・・・。 この菊の文様は、金の粒を蒔いて作る蒔絵ではなく、箔絵と言って金箔を貼り付けて作ったものです。独特の擦れ感が面白い表情を作っています。 江戸時代にかけて楕円形のものが主流になっていきましたが、元々の菊の紋はこちらの円形のものです。奥田志郎さんの漆器にも、同じ菊文をあしらった「高台寺菊文箔絵三段重」があります。 蓋 檜(ひのき)に和紙を貼った一閑塗りで、びっくりするほど軽いのですが、とても丈夫です。 金箔がはげやすいという心配は無用です。漆は最上級の接着剤でもあるのですから。           一閑張重  一閑張という技術は、最初は籠の上に紙を貼った上に土や柿渋を塗り形を作っていったものから始まっています。ずい分古い時代からありましたようですが、一閑張の名は飛来一閑から始まったとされ、千宗旦が大変に好んだことで千家の職方に取り立てられたということです。  うすい木地を丈夫にするために和紙を貼り、その力をかりて華奢でやわらな形を作っています。ですので、見た目より丈夫で長くお使いいただけます。 工芸店ようび 店主 真木