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宝相華りん 佐波理(さはり)合金製 3.5寸(3寸5分)直径約10.5cm京都府知事表彰 「京の名工」勘三郎工房製【納期目安:通常3~5営業日発送】
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◎宝相華唐草文様をあしらった優美な逸品 五代目勘三郎氏が生み出した「宝相華りん」は、奈良時代より受け継がれる古代の合金「佐波理(さはり)」製のうえ、古来から由緒ある宝相華唐草文様の型を使い、鋳型に模様を作り、鋳造することで表面に模様を浮かび上がらせた華やかで優雅さを漂わせる他では見られない逸品。模様部分を残し鋳肌に磨きをかけることで、優美さの中に重厚さと深い趣きを感じさせる意匠になっています。 清廉な華のように軽やかで優美な音色は、長い余韻を残し、心地よくゆらぎながらやがて消えていきます。 京の職人が作るりんは金属の配合量の按配のせいか長年使用することで「鳴りあがる(音がよくなる)」といい、使えば使うほどまた、叩けば叩くほど‘りん’自体がしまっていい音になるといわれています。 古くは正倉院の宝物ともなった佐波理。このお品も、ご家族代々で音色を鳴りあげていくに相応しい逸品です。 【確かな品質!】 もちろん国産。京都でも2軒しかない佐波理の工房で丹念に作られています。 【ご注意ください】佐波理(さはり)製おりんの取扱い こだわりの音色のため錫の配合を増やし、硬さを増しています。鳴りのいい錫を多く含む佐波理製のおりんは、 落としたり、打楽器のように強く叩き鳴らしたりすると りん自体が割れたり皹が入ったりする場合がございます。 また、外見には損傷がない場合でも、強い衝撃で金属分子が分断されると、音色が響かなくなってしまいます。 取り扱いには十分にご注意ください。 サイズ3.5寸(直径約10.5cm) 材質おりん/佐波理(さはり)合金製 宝相華文様入 内容物おりん本体 【お鈴 おりん おリン 沙羅 沙張 砂張 さわり 京の名工】佐波理(さはり)とは、合金のなかでも錫を多量に含ませた青銅の一種。 非常によく響き、音色が良いことから「響銅(きょうどう)」とも呼ばれ、 古くは正倉院にも佐波理製の宝物が収蔵されていました。 鳴りものに最も適した合金なのですが、その反面割れやすく、 金属鋳物の中でも高度な鋳造技術が要求されます。 その分、澄んだ音色や長い余韻、心洗われる音の美しさは佐波理ならでは。 長年使うほどに音が締まり、音色が良くなっていくという不思議な性質もあるのです。 京都府立総合資料館に保管されている祇園祭用囃子鉦。 天保十年(1839年)に作られたもので、「勘三郎作」とご先祖である 初代勘三郎(かんざぶろう)の最古の銘が刻まれています。 以来、歴史と伝統あるその名を、約170年余りの年月に培われた高度な 技術や知恵を受け継ぎ、この「勘三郎りん」を考案した六代目勘三郎は 京都府伝統産業優秀技術者「京の名工」として知事表彰も受けました。 古代から愛されてきた悠久の音色は、平成の今でもなお、京の都に響きわたっています。 宝相華りん 2.8寸(2寸8分)直径約8.4.cm 宝相華りん 3.0寸(3寸)直径約9cm 宝相華りん 3.5寸(3寸5分)直径約10.5cm 宝相華りん 4.0寸(4寸)直径約12cm 宝相華りん 4.5寸(4寸5分)直径約13.5cm 宝相華りん 5.0寸(5寸)直径約15cm