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積読こそが完全な読書術である/永田希【1000円以上送料無料】
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著者永田希(著)出版社イースト・プレス発売日2020年04月ISBN9784781618647ページ数238Pキーワードビジネス書 つんどくこそがかんぜんなどくしよじゆつで ツンドクコソガカンゼンナドクシヨジユツデ ながた のぞみ ナガタ ノゾミ9784781618647内容紹介千葉雅也氏推薦「読まずに積んでよい。むしろそれこそが読書だ。人生観を逆転させる究極の読書術!」読めないことにうしろめたさを覚える必要などない。まずはこの本を読んで、堂々と本を積もう。気鋭の書評家が放つ、逆説的読書論!情報が濁流のように溢れかえり、消化することが困難な現代において、充実した読書生活を送るための方法論として本書では「積読」を提案する。バイヤールやアドラーをはじめとする読書論を足掛かりに、「ファスト思考の時代」に対抗する知的技術としての「積読」へと導く。たしかに本は、人に「いま」読むことを求めてきます。でも、それと同時に、書物は「保存され保管される」ものとして作られたものだったことを思い出してください。情報が溢れかえり、あらゆるものが積まれていく時代に生きているからこそ、書物を積むことのうしろめたさに耐えて、あなたは読書の前にまず積読をするべきなのです。(本文より)第一章 なぜ積読が必要なのか 情報の濁流に飲み込まれている 読書とは何だったろうか 情報の濁流のなかのビオトープ 蔵書家が死ぬとき、遺産としての書物第二章 積読こそが読書である完読という叶わない夢深く読み込むことと浅く読むことショーペンハウアーの読書論「自前」の考えをつくる方法第三章 読書術は積読術でもある一冊の本はそれだけでひとつの積読である読めなくていいし、読まなくてもいい本を読まない技術積読のさらなるさまざまな顔第四章 ファスト思考に抗うための積読デジタル時代のリテラシー書物のディストピア積読で自己肯定する【著者略歴】永田希(ながた・のぞみ)書評家。1979年、アメリカ合衆国コネチカット州生まれ。書評サイト『Book News』を運営。『週刊金曜日』書評委員。その他、『週刊読書人』『図書新聞』『HONZ』『このマンガがすごい!』『現代詩手帖』『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』で執筆。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 なぜ積読が必要なのか(情報の濁流に飲み込まれている/読書とは何だったろうか ほか)/第2章 積読こそが読書である(完読という叶わない夢/深く読み込むことと浅く読むこと ほか)/第3章 読書術は積読術でもある(一冊の本はそれだけでひとつの積読である/読めなくていいし、読まなくてもいい ほか)/第4章 ファスト思考に抗うための積読(デジタル時代のリテラシー/書物のディストピア ほか)