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ヘレンド (HEREND) FV インドの華グリーン フルーツボウル 704
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生産国 ハンガリー(Made in Hungary) 素材 磁器(Porcelain) サイズ 幅 約13.5cm / 高さ 約3.2cm ブランドBOX 付属しておりません 商品につきまして 商品は1点ずつ手描きのため個体差があり、同型番の商品であってもお届けする商品が画像と異なる場合がございます。 絵柄、モチーフの違い、位置等、一点物の為、予めご了承くださいませ。 長く刻まれてきた世界の歴史に思いを馳せて 1840年代より制作され、ナポレオン3世の妃・ユージェニーのお気に入りであった″インドの華″シリーズ。 ヘレンドの図案の中で、日本の影響を受けた数少ないもののひとつです。 図案は日本の有田焼、柿右衛門の写しで、ヘレンドならではの柔らかいグリーンが素敵です。 ″インドの華″のヒストリー 通りが放射状に走る現在のパリを造ったフランスの皇帝、ナポレオン3世。 その皇后ウジェニーは新しいパリで生まれたファッションのパトロン的存在であり、1867年のパリ万国博覧会の主催者でした。 この年のパリ博は日本が初めて参加したもので、浮世絵や漆器がヨーロッパに日本ブームを巻き起こしたきっかけになりました。 数年後にウイーンで万国博覧会を予定するオーストリア・ハンガリー帝国の皇帝が視察を兼ねてパリを訪れました。 そのときウージェニーは皇帝を食事に招待し、ハンガリーの窯のへレンド製″インドの華″のディナーセットでもてなしたのです。とても粋な計らいですね。 以来へレンドを日本と結びつける象徴的な作品として、"ヘレンドグリーン"と呼ばれる独特の清楚なグリーンカラーとあいまって強い人気があるのが、この″インドの華″シリーズです。 柿右衛門の写しなのに″インドの華″と呼ぶのは不思議な気もしますが、それには歴史的な背景があるのです。 1650年代以降、東洋の物産はインドに拠点を持つ、東インド会社の船によって運ばれました。 日本の柿右衛門の食器にも、ヨーロッパに向けた出港国であるインドの名が付けられたというわけです。 世界最高峰の絵付け ヘレンドはヨーロッパ貴族の間で昔から愛用されているブランド。 ヴィクトリア女王、ハプスブルグ家、ロスチャイルド家などヨーロッパの名門と呼ばれる 上流階級の間でも親しまれる理由は、世界最高峰の手描きの絵付けです。 1826年、ハンガリーの首都ブダペストから車で2時間程の場所にあるヘレンド村で、ヴィンツェンツ・シュティングル(Vinzenz Stingl)がヘレンドを創業。 焼き物の盛んだった地帯であり、16世紀からマヨルカ陶器の産地としても知られ、シュティングルは質の高い磁器生産に向けて試行錯誤し、フィッシェル・モールが1839年に引き継ぎ、発展させ、現在の基礎を築きました。 その頃ヘレンドの顧客はハンガリーの貴族が主でしたが、1842年にはヘレンド磁器製造所として帝室、王室御用達と承認され、皇帝フランツ・ヨーゼフの庇護を受けます。 その後、世界万国博覧会の舞台でヘレンドの名声が世に轟く事となりました。 絵付けは全てが手描き ヘレンドの商品は一流ペインターの手描きで描かれ、商品一つ一つ絵の位置・色・形等が異なり、 たとえ同じシリーズの同じ商品であっても世界に二つと全く同じ物のない逸品です。 ペインターの個性をご堪能ください。