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奈良監獄物語 若かった明治日本が夢みたもの [ 寮 美千子 ]
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若かった明治日本が夢みたもの 寮 美千子 磯 良一 小学館クリエイティブナラカンゴクモノガタリ リョウ ミチコ イソリョウイチ 発行年月:2019年06月18日 予約締切日:2019年06月17日 ページ数:64p サイズ:絵本 ISBN:9784778035433 寮美千子(リョウミチコ) 1955年、東京生まれ。1986年、毎日童話新人賞受賞。2005年、泉鏡花文学賞を受賞。翌年、奈良市に移住。刑務所の名煉瓦建築を見に行ったことがきっかけで、2007年から足かけ10年、奈良少年刑務所で、夫の松永洋介とともに「社会性涵養プログラム」の外部講師として絵本と詩の授業を受け持つ。2014年、山下洋輔氏を会長に迎え「奈良少年刑務所を宝に思う会」を立ちあげ、建物の保存運動を行った 磯良一(イソリョウイチ) 1962年、群馬県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。スクラッチ・イラストレーションの技法で書籍、雑誌、絵本などの装画や挿絵を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 坂の上の赤煉瓦/美しい刑務所/明治五大監獄/黒船来航と不平等条約/ギス監から近代的監獄へ/囚人たちが積んだ赤煉瓦/五翼放射状舎房/暗い時代/阿修羅さまたちの疎開/若草理容室/花火/監獄法の改正/やさしさを響かせる楽器/取り壊しの危機/町の人々の願い/喜びと悲しみ/別れの演奏会/未来への船出/資料編(奈良監獄建築配置図/明治五大監獄/旧奈良監獄の歴史) 奈良の町を見下ろす丘に美しい刑務所がありました。明治時代につくられたその赤煉瓦の建物は罪をつぐなう人々を見守り戦後は少年刑務所として傷ついた子どもたちの心を抱き、癒し、育みました。人生を再出発するための希望の場所として設計された旧奈良監獄一〇九年の歴史を描く後世に語り継ぎたい物語です。 本 絵本・児童書・図鑑 絵本 絵本(日本)