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改革進むオーストラリアの高齢者ケア [ 木下康仁 ]

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木下康仁 東信堂カイカク ススム オーストラリア ノ コウレイシャ ケア キノシタ,ヤスヒト 発行年月:2007年07月 ページ数:212p サイズ:単行本 ISBN:9784887137707 木下康仁(キノシタヤスヒト) 1953年山梨県小菅村生まれ。1976年立教大学社会学部卒業。1979年カリフォルニア大学(ロサンゼルス校)、アジア系アメリカ人研究科、修士課程修了。1984年カリフォルニア大学(サンフランシスコ校)、人間発達・エイジング研究科、博士課程修了(Ph.D.)。立教大学社会学部教授・同学部長(エイジングとケアの社会学、社会老年学、福祉社会論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 ソレントへーMrs.A、最後の日々/第2章 高齢者ケア改革の歩みと現状/第3章 アセスメントの実際/第4章 地域在宅サービス制度ーHACC/第5章 包括的在宅ケアプログラム/第6章 介護者支援の強化/第7章 強制的競争入札制度(CCT)の顛末/第8章 文化的多様性への対応 施設ケアから在宅ケアへと、高齢者ケア改革の大きな流れの中、オーストラリアがこれまで築き上げてきた「福祉多元化」の実践は注目に値する。利用者の個別性尊重を実践原則に、公私バランスを得たサービス事業の多様性を生かし、制度の硬直性を排しつつその洗練度を上げる等、多様性と統一性との独自な調整の在り方は、介護保険の枠組みにとらわれ、問題化を招く同質性に陥りがちな日本の現状への大きな示唆となるだろう。初のオーストラリアの高齢者介護の全体像。 本 人文・思想・社会 教育・福祉 福祉