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【納期情報:受注生産約2週間】FIDELIX CAPRICE(I2S入力付モデル) DAC/プリアンプ フィデリックス カプリース 【514】

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FIDELIX CAPRICE●2010年03月時点で最高性能と思えるESS社製32ビットDACチップES9018を搭載。●この最高性能を生かしきるため、CMOSではなくバイポーラ入力の高速アンプによる超低ジッタークロックは専用シャント電源から電流供給。また、一般の3端子レギュレータ(7815)と比較し約30dB低い超ローノイズ&オーバーシユートの無いクイックレスポンス電源や、音質にこだわったオールJFETでクラスAの超ローノイズOPアンプ(1.8nV/√Hz)といったキーデバイスを自社開発して搭載。IV変換部はこのOPアンプを2回路並列で構成。●コアキシャル入力は高速パルストランス(115MHz、PS間シールド付き0.5pF)と、バイポーラ入力によるヒステリシス付きの高速コンパレータでジッターの混入を防ぎ、TOSLINKは高速タイプ(25MBPS)の採用で、いずれのSPDIF入力も24Bit/192kHzサンプリングに対応(32Bit/192kHzサンプリングも動作確認済)。アイソレーションが十分ではないUSBとAES/EBUは、接続すると何らかの悪影響を及ぼす可能性があり、特にUSBはPCなどのスイッチングノイズが盛大に入り込む可能性があるので、あえて排除し、これらはコアキシャルに変換しての使用を推奨(USBからの変換で192kHz対応製品は存在する)。 AES/EBUは3メートル以内ならアースを接続せずにコアキシャルに入れてほぼ問題ないが、厳密に合わせたい場合はケーブルのコアキシャル側で抵抗3本のT型減衰器を挿入し、インピーダンスマッチングをする。なお、コアキシャルは2入力でTOSLINKも2入力を装備。ただし、前面のロータリースイッチで切り替えられるデジタル3系統のうちの1系統はコアキシャルかTOSLINKを背面にて切り替え。なお、デジタル3入力はリモコンによる切替が可能。●他に2系統のアナログ入力を持ち、うち1系統はオプションにてオールJFETの OPアンプによるフォノイコライザ(入力換算雑音電圧-140dBV)にできる。さらなるオプションとして、SP、LPのカーブ切り替えも可能。また、アナログ信号は当社が1980年に開発したリアルタイムBTL回路(JFET入力OPアンプで構成)を経由し、差動IV変換回路へ注入。なお、デジタル動作時はこの注入回路が切り離される。●前面ボリュームによる可変出力はリアにRCAで装備。このためDAC / プリアンプとしてとっても便利に使える。このラインアンプはJFET入力のOPアンプを2回路並列にした完全DCアンプ。駆動力に余裕があるので、フロントのヘッドフォン出力も兼ねる。●前面ボリュームを通過しないDACのダイレクト出力はXLR(2番ホット)のバランス出力で、アンバランスで使用する場合はXLRの1番と2番のみを使用(3番はどこにも接続しない)。音の鮮度が落ちるバランス・アンバランス変換回路をあえて排除した設計となっている。●デジタル入力はリモコンによるデジタルボリュームが可能なので、XLRのバランス出力を直接にバランス入力のパワーアンプへ送ることができる。当社のパワーアンプCERENATEと組み合わせれば、バランス・アンバランス変換回路や、その逆変換回路を全く通過しないシンプルな構成となり、鮮度の高い音を聴くことができる。ただし、アナログ入力にはデジタルボリュームが使えないので、固定出力となる。●電源トランスはアナログ用が左右独立で、デジタル用との計3個を使用。2個のアナログ用トランスは漏洩磁束を打ち消す方向に接続。この技術は1978年発売のLZ-12で実施済。セリニティー電源は一般のスイッチング電源の3000分の1という超ローノイズなので、CERENATEのように信号レベルの大きいパワーアンプには最適であっても、本DACには時期尚早との当社判断に従った。●電源ノイズの多い環境でも、この超高性能を発揮すべく、電源にはノイズフィルタを装備。●電源ノイズが生じないショットキーバリアダイオード、オーディオ用コンデンサ、オーディオ用抵抗を採用。コネクターレス設計で信頼度も高く、主要な外部端子は金メッキ。●ボード上には32Bit/192kHzや24Bit/352.8kHzも入力可能なI2S信号やDSD信号の入力端子を装備(オプションでアイソレートされたPS AUDIO準拠のHDMI入力は内部にサブ基板として装着可能)。底に設けたディップスイッチでシャープロールオフ、スローロールオフ、PLLのバンド幅、DSDのフィルタ特性、オーバーサンプリング、ジッター削減機能の有無などの設定が可能。探究心と遊び心が満載な設計となっている。●ES9018は内部に8組の差動DACがあり、これら全てを1チャンネルモノラルとしての使用が可能。この場合、右チャンネル用か左チャンネル用かを設定。CAPRICEを2台使い、底面のディップスイッチでこれらの設定を行うと、理論上は無限に近いセパレーションが得られ、更に1台の2チャンネル出力を並列接続すれば135dB近いダイナミックレンジが得られるので、現時点における究極性能が実現可能。 信号の分割方法は、SPDIF信号なら分割する機器にて2つに分けるのが基本。同軸と光出力があるなら、一方は同軸、もう一方は光での伝送も可能。あるいは、第一のカプリースをSPDIF出力できるようにし、第二のカプリースに伝送も可能。I2S信号ならHDMIを分割する機器で分けるか、あるいはトランスポートを改造して出力するなら、2出力への改造にて可能。あるいは、第一のカプリースをI2S出力できるようにし、第二のカプリースに伝送も可能。●小型、軽量、低価格(本体寸法50mm,150mm,250mm,約2kg、168,000円)。※お取り寄せ商品