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『モソ 2022 / レグラッピーユ(カトリーヌ・デュモラ)』

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newitem202412_03これまでヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーと夫婦で2つのドメーヌを持ち醸造を行ってきましたが、2019年に別々の人生を歩むこととなり、カトリーヌは新たに2haの葡萄畑を購入しこれまでどおりのレグラッピーユのドメーヌ名で再出発しました。ラルブル・ブランのフレデリック・グナンに勧められたジャーなども取り入れ、少しづつ挑戦の幅も広げており、今後も彼女らしいピュアなワインを造り続けてくれることでしょう。 カトリーヌは、農村の経済を発展させるためのコンサルティング業に従事していた2012年、パトリック・ブージュ(オーヴェルニュ地方の偉大な生産者として知られる)主催のピクニックで友人からマニュエルを紹介されました。その7ヶ月前に酒屋さんの試飲会でパトリックだけではなく、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナールなどの名だたる生産者のワインを飲む機会があり、オーヴェルニュ地方のヴァンナチュールに対して強い関心を抱いていました。マニュエルと二人でパトリックの蔵を訪問しているうちに、研修していたオーレリアン・ルフォーから、彼の家から遠すぎるため使わない畑を紹介され、これを借りて始めたのが2013年です。収穫の指揮は、少しでも傷んだブドウを迷わず捨てることができる彼女が、全てを指揮。 ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力し、具体的には、畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。そして収穫量を低く保つこと。こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしていることは現在も変わりません。 それぞれダイレクトプレスして、発酵途中にブレンド。13ヶ月間の瓶内発酵と熟成後、2023年11月にデゴルジュマン。 仄かにオレンジがかった淡い赤色。さくらんぼや赤いベリー系のコンポート、クランベリージュースなど充実感のある赤い果実に、土や煙のニュアンスが加わります。少し残糖を感じますが果実の風味と調和した甘やかさで、弾むような泡が軽快感を掻き立て、ザクロを想わせる溌剌とした酸がメリハリを与えながら、チャーミングで馴染みやすい味わいが膨らみます。赤いりんごやプラムの果皮のようなフルーティーなタンニンが僅かに残り、愛らしい果実味を引き締めます。 (インポーター資料参照) 生産者:レグラッピーユ(カトリーヌ・デュモラ) 生産地:フランス/オーヴェルニュ 品種:コロンバール50%、ガメイ25%、ハイブリッド25% タイプ:ロゼ微泡 容量:750ml