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シャトー・ド・ムルソーポマール プルミエ・クリュ クロ・デ・ゼプノ [2020]Chateau de MeursaultPommard 1er Cru Clos des Epenots
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シャトー・ド・ムルソー シャトー・ド・ムルソーは、ボーヌの街から南に8km下るとグランクリュ街道沿いに見えてきます。以前は「建物こそ立派だが味わいに関して特筆すべきことはない造り手」というイメージを持つ人もいましたが、現在のシャトー・ド・ムルソーは以前とは全く別物であると断言できます。変化のきっかけは、2012年にフランスの著名な資産家であり世界2位の流通企業カルフールの筆頭株主でもあるアレイ・ファミリー直系のオリヴィエ・アレイが新オーナーに就任したことです。彼はその潤沢な資金をもとに大きな改革を行いました。 まずブシャール・ペール・エ・フィスのCEOを務めたステファン・フォランを、ドメーヌの総指揮をとる新ディレクターに引き入れました。その後、今まで使用していた樽を一掃し、樽メーカーをタランソー、フランソワ・フレール、セガン・モローのみに変更し、3年以上経過した樽の使用をやめました。続いてブルゴーニュにまだ3台しかない最新の光学式選果台を導入し「雹害に悩まされた2012年~2014年の各年で使用したところ、驚くほど効果がありました。また、赤ワインの醸造に関してもステンレスタンクとトップキュヴェ用のオークの桶を新調し、全て手摘みによって収穫し、コンベヤーを使って慎重にタンクに運ぶようにしたため、過度のフィルタリングが不要となり、わずかな清澄・濾過を行うのみに変更しました。 シャトー・ド・ムルソーの持つ畑のポテンシャルの高さが秀逸しています。その長い歴史の中では、領地の拡大に伴い優れた畑を手に入れてきた背景があり、現在は北のコルトンから南はピュリニー・モンラッシェまでの計60haを所有しています。そのうちプルミエクリュとグランクリュが23haと3分の1以上を占めています。ムルソーにおいては特筆すべき1級畑であるシャルムの最大の所有者(4.7ha)であり、その半数以上が特に優れているとされる上部にあるということも見逃せない立地の一つです。 ■ シャトー・ド・ムルソー ポマール プルミエ・クリュ クロ・デ・ゼプノ【醸造・熟成】バリックで発酵、18ヶ月(新樽35%)熟成。1948年から1978年にかけて植樹された5つの区画からのブドウを使用。赤や青といった様々なベリーの香りに、新樽由来の甘やかなニュアンスも感じられます。豊かな果実のエキス分のおかげでタンニンが柔らかくなり、ベルヴェットのような味わいのワインです。