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ヴァン ジョーヌ コート デュ ジュラ [2011] ドメーヌ グラン Domaine GRAND Cotes du Jura vin Jaune 620ml 黄ワイン 黄 ワイン 産膜酵母 サヴァニャン 伝統 特産 ソムリエ試験 ソムリエ 試験 エキスパート ギフト プレゼント

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Clavelin 620mlフランスとスイスの国境に近い標高400Mの高原地帯がジュラ地方。 ドメーヌ・グランのグラン家は、ジュラ地方において17世紀末からブドウ栽培に携わってきた古い家系。 1985年に設備を拡大するため、現在のパスナン村に移り住んだという。 ブドウ畑の所有面積は合計23ha。畑のほとんどは本拠地のパスナン村にあるが、一部は隣村のサン・ロタン村に、またシャトー・シャロンにも0.7haの畑を所有している。 グラン家はこれらの畑でジュラの伝統的な品種、サヴァニャン、シャルドネ、プルサール、トルソー、ピノ・ノワールを栽培。 補酒したタイプのコート・デュ・ジュラのほか、補酒せず産膜酵母の張った状態で6年以上も熟成させたヴァン・ジョーヌ、ヴァン・ド・リクールのマクヴァン、陰干ししたブドウから造られるヴァン・ド・パイユ、それに発泡性のクレマン・デュ・ジュラなど幅広いワインを醸造している。 とくにクレマン・デュ・ジュラは、総生産量13〜14万本というこのドメーヌにおいて、およそ5万本を占める重要なアイテム。 ジュラワインに精通した人々の間ではとても評価が高い。 ブドウ畑の栽培法はリュット・レゾネ。 土壌は多様で、赤い色をした鉄分の多い泥灰土や白っぽい泥灰土などからなり、いずれの表土の下にも石灰岩の固い岩盤がある。 前者には赤用のプルサール、後者には白用のサヴァニャンというように、それぞれの土壌に適した品種を植えている。 シャトー・シャロンの畑は泥灰土に小石が混じった土壌で、これがサヴァニャンに独特のミネラル感をワインにもたらすという。 ジュラ地方独特の製法による特殊な神秘的ワイン。 ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)と呼ばれる特別なもの。 代表的地元品種サヴァニャンを約7年間補填(ウィヤージュ)をせずに熟成させた希有なワインです。 酵母の膜がつくられたサヴァニャン種のワインは、低温で空気に触れ還元と酸化がゆっくりと進みます。 そのまま継ぎ足しもせず6年以上の長期間熟成させることにより、濃い黄色になったものだけが、ヴァン・ジョーヌと認められます。 この醸造方法により、強烈で特徴あるアロマ、特にハチミツ、スパイス、乾燥したバラの花びらなどの香りがもたらされます。 複雑で、フィニッシュが長いこのタイプのアロマは、まれに見る豊かさをもっています。 シェリーのアモンティヤードと似ていますが、アルコール添加させた酒精強化のシェリーに比べるとより繊細です。 土地の風味となるのがヴァン・ジョーヌの特徴です。 長い時間と目減り、そして失敗する可能性などがあるために、稀少かつ高価で贅沢なワインです。初めて飲む人は、「あれ?これって美味しいの?」と思う方が多いですが、馴れると、これが病みつきになる中毒性も有ります。 お気をつけください。