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池亀 純米吟醸 黒兜 グリーンラベル 夢一献
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《「KURA MASTER」純米酒部門にて金賞受賞!》2019年6月「KURA MASTER2019」純米酒部門において 「池亀 純米吟醸 黒兜 夢一献」は金賞を受賞しました。「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査されます。2019年度は過去最多の271蔵より720銘柄が出品されました。《新しい世界観を体感せよ!日本酒造りには稀な黒麹を使用》一見すると焼酎を思わせるラベル。黒々と主張する「黒兜」の文字。日本酒を造る際に必要な「麹」。日本酒では「黄麹」を主に使用しますが実はこの酒、泡盛や焼酎に使われる「黒麹」を使って造られています。黄麹と何が違うの?黒麹を使うとどうなるの?そもそも「黒兜」って何?すでに飲まれたことのある方は、初めて飲んだ時のあの感動を思い出して。まだ飲まれたことのない方はこれから始まるミステリーツアーにどうぞご期待ください。《純米吟醸 黒兜 グリーンラベル 夢一献はどんな酒?》この酒の簡単な特徴をご紹介します。麹米は「山田錦」を使用していますが掛米には「夢一献(ゆめいっこん)」という福岡県久留米市を中心に栽培されている酒米。蔵の目の前を流れる筑後川の水を使い、「地元の米と地元の水」による地元愛あふれる酒。そしてこの酒の最大の特徴は「黒麹」で仕込まれている点です。黒麹は発祥の地といわれている沖縄県で「琉球泡盛」を造る際に古くから使用されてきました。黒麹は腐敗に強く、沖縄や九州など、温暖で高温多湿な地域でも安全に酒造りができる利点があり、現在は泡盛に限らず焼酎造りにも多く使われています。通常、日本酒造りにおいては「黄麹」が使われています。米本来の甘味、フルーティーな香り高い日本酒に仕上げるためです。この酒は焼酎造りに使われる黒麹で造った全国的にも数少ない純米吟醸酒。黒麹を顕微鏡で見ると菌が「黒い兜」をかぶっているような姿に見えるからこの名前が付いたそうです。さてどんな味なのでしょう?《純米吟醸 黒兜 グリーンラベル 夢一献の飲み方》蔵の推奨に従い、冷蔵庫で軽く冷やした後、開栓。瓶のくちから広がる香りはとてもフルーティー。甘辛の分類でいうと「やや辛口」ときいていたので香りの最初の感想は「?」と思った。ところが一口飲んだらガラリと印象が変わった。辛口独特のあの衝動が口いっぱいに押し寄せてくる。私はあまり辛口が得意ではなく辛口酒を飲んだ後の「かぁーと来るあれか!」という感想でした。ところが己の探求心からふたくち、みくちと飲み進めていくと・・・。なんということでしょう!酸味がガツンとやってくる。これは黒麹からでるクエン酸による酸味か、と。皆様が想像する「クエン酸」のような「THE 酸っぱい」は無く、むしろ洋ナシやリンゴのようなさわやかな味わい。冷やして飲むことによりキレのいい酸味が楽しめました。用意した酒のアテの焼き鳥と乾杯。ハツ(心臓)やレバー(肝臓)に一味唐辛子を一振り。続けていただく「黒兜」あまりのうまさに脱帽ならぬ「脱兜(だつかぶと)」です。時間が経つにつれて瓶の表面についた水滴が少し乾き始めた状態に。そこから注いで飲んだ感想は「辛さ」が丸みを帯び、まろやかな味わいに。フルーティーさが増して別の一面も楽しめました。「焼酎に使う黒麹で造った酒」ということで、「炭酸水で割って飲んでみてはうまいかも?」と考えた。飲んでみると市販のスパークリング日本酒には無い、辛さの中にも旨さがあり私には大正解な飲み方でした。日本酒としては異例の「黒麹」で造られたこの純米吟醸 黒兜 グリーンラベル 夢一献は皆様を「夢」見心地にさせる「一献」となること間違いなし。飲みたくなりました?ぜひお買い求め頂き 兜の緒をしめて いざ開栓(開戦)!!!《保存・発送について 常温発送可能です》この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。クールをご希望の方は必ずクールチケット(500円)をご購入下さい。ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。低温で長期間保存をしたい。些細な味の変化も好まない。そういう場合は冷蔵で保管下さい。《「純米吟醸 黒兜 グリーンラベル 夢一献」を造る池亀酒造とは》明治8年(1875年)に創業。熊本 阿蘇を水源とし、熊本 大分 福岡 佐賀を流れる九州最大の川、筑後川の川沿いに蔵を構えます。江戸時代には暴れ川だった筑後川に堰が築かれ筑後平野は一大穀物地帯となりました。そこで取れた米や麦を使い日本酒に限らず 焼酎やリキュール、食品までも手掛ける既存の酒蔵の常識を超えた斬新で大胆なチャレンジを続けております。