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モンテリー ルージュ [2013] シャンソン Monthelie Rouge Domaine Chanson 750ml 赤ワイン 赤
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「BOLLINGERボランジェが参画するブルゴーニュ」 ブルゴーニュで産出されるワインを、フランス国内やヨーロッパに販売していたシモン・ヴェリーが1750年にシャンソンを設立。 ボーヌでも1、2を争う歴史あるメゾンとされています。1847年から1999年まではシャンソン家が経営を担ってきましたが、1999年、ボランジェ・グループがこのメゾンを買収し、以来、畑やカーヴに大きな投資が行われてきました。 シャンソンは、ボーヌ、サヴィニー・レ・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレス、コルトンの丘陵地にグランクリュとプルミエクリュ、合わせて38haの畑を所有しており、その中には、プレステージがあるプルミエクリュの“クロ・デ・ムーシュ”(4.5ha)や、モノポールの“クロ・デ・フェーヴ”(3.8ha)、グランクリュの“コルトン・ヴェルジェンヌ”(0.60ha)が含まれています。 所有する畑から収穫されるブドウで造られる「ドメーヌ・ワイン」以外にも、シャンソンが求めるクオリティー水準に達するブドウを厳選した栽培農家から買い取り、それぞれのテロワールをあますところなく表現した、幅広いアペラシオンのワインを生産しています。 007の大好きなボランジェが巨大資本を出して、その高い品質を保つのにけっして妥協を許しません。 「全房発酵に立ち返る」 2017年社長に就任したヴァンサン・アヴネル氏かく語りき 第二次世界大戦後、ブルゴーニュにもやってきた不遇の時代から続いた負の遺産を清算し、設備や人材確保への投資が行われ、18世紀に得た本来の名声を取り戻しつつあります。 功を奏したのは品質の向上(生産量は変わらず)で、その成果は顕著に表れています。 その鍵とは、ズバリ“原点回帰”。シャンソンのスタイルである本来のブルゴーニュワインつくりに立ち返ったと言えます。 DRC、ルロワ、デュジャック、ランブレイ、プリューレ・ロック、これらの生産者に共通するものとは? そう、ブドウの実と梗を分けることのない全房発酵を行っていること。 1950年代に除梗機が開発されて以来、未熟な梗を取り除き、ピュアな果実みを生かすスタイルが主流となりました。 第二次世界大戦後、シャンソンも除梗を施す醸造を行っていましたが、2000年に醸造責任者としてジャン・ピエール・コンフュロン氏が着任、彼が代々踏襲してきた全房発酵の技術を導入し、かつてのシャンソンのスタイルに回帰する改革が図られたのです。 全房発酵を行うため、畑での剪定や選芽などの管理、実とともに茎の熟成を待つ根気が必要となり、収穫は選果、手摘みなど、機械に頼ることのできない忍耐の要る作業となりました。 発酵前にはブドウを7℃まで冷やし、通常は2〜3日のところ、シャンソンでは8〜10日間を費やす長期の低温浸漬を行います。 この浸漬の期間、酵素が細胞壁を壊し、梗や種からフローラルさやスパイシーさのアロマが抽出され、また梗からもたらされるタンニンによって、ワインの長期熟成を可能にします。「ワインつくりは忍耐。だからこそ情熱が必要なのです」とアヴネル社長は語りました。 また、水分が含まれている梗にはフィルターの役割もあり、色、香り、質感、骨格を和らげ、アルコールは1.5%ほど下がり、フレッシュさをプラスしてくれます。 テロワールに育まれたブドウの実直さを生かすため、新樽率は、白ワインは20%まで、赤ワインは30%まで、に決めています。 所有畑のブドウからつくるワインも、購入したブドウ果汁からつくるワインも、同じ比率を守る。 これも、シャンソンの哲学である、畑の独自性の尊重=テロワール重視に則ったものです。 全房発酵への転換には、技術、人材、施設など大きな変更や見直し、そして膨大な時間と労力がかかり、今のように整ったのは2013年頃のことです。これによって、「シャンソン」の品質を向上させ、独自の個性を確立、業界からも高い評価を受けるなど、かつての名声を取り戻しつつあります。 ブルゴーニュ本来のワインを守り、独自のスタイルを確立するシャンソンです。 【ドメーヌ・シャンソン正規インポーター株式会社アルカン社内報 による 須藤千恵子先生 記事抜粋】 六本木ル・ブルギニヨン 菊地シェフとシャンソンのスペシャルディナー アペリティフはボランジェSPキュヴェから始まったディナーは、ヴァンサン・アヴネル社長の解説付きでした。 菊地シェフは、日本においてブルゴーニュワインを知り尽くした料理人として高い人気を誇ります。 コルトングランクリュの白も登場。 お肉料理にはそれぞれのワインに対して、2品を用意いたしました。 ボーヌ1級クロデフェーヴ2014には、ブレス産ピジョノー Pigeonneau (小鳩)を合わせました。(ヴィアンド家禽) そしてメインはシャルム・シャンベルタン2016、お料理はLe civet de sanglieですから驚きます。 イノシイのソースシヴェ(猪の血入り)ジビエのど真ん中、伝統料理を合わせました。 ヴィアンドとジビエを時間差で提供できる料理人は世界を見渡しても中々いないと思われます。 日本が誇る菊地シェフにはあっぱれです。 サントネーは(Santenay)は、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ボーヌ地区にあるワイン生産地です。 コート・ド・ボーヌ最南端の丘陵の村。 ミネラル多い秀逸なワインが生まれることで知られています。 コミュナル(村名)のA.O.C(原産地呼称ワイン)は、赤・白が認められています。 ピュリニー・モンラッシェやシャサーニュ・モンラッシェでは見られなかった石灰質の茶色い土壌が再びこのサントネーで姿を現します。 ピノ・ノワールに適しているため、赤ワインの生産が盛んです。 行政区分上では、一部の畑はコート・ドール県ではなく、隣のソーヌ・エ・ロワール県に属します。 サントネーには13のプルミエ・クリュがあります。ラベルには「村名+(第一級)畑名」のように記載されます。 代表的なプルミエ・クリュとしてレ・グランヴィエール Les Gravieresや、ボールガールBeauregardが、特に有名です。 お買い得な1級畑として、フランス料理店ではグラスで提供するお店も多いです。 モンテリー Monthelie ヴォルネイ、ムルソー、オークセイ・デュレスといった村に囲まれた位置にある村、モンテリー。 コート・ド・ボーヌの中心街であるボーヌからも7km程で、車なら20分程度で着く距離にあります。 人口200人程度のこの村は、中世フランスの雰囲気を持ち、12世紀に建設されたロマネスク様式の教会や、18世紀に建てられた昔ながらのシャトーなどが建ち並び、写真家にとっても人気の撮影エリアとなっています。 コート・ド・ボーヌの中でも地味な存在であることは否めません! モンテリーと聞いて、あれ?コート・シャロネーズだっけ?マコン地区だった? コート・シャロネーズ地区の村名A.O.C.モンタニーと勘違いすることが多い産地です。 しかし、こちらはボーヌ地区、このコート・ド・ボーヌでも最も長い日照時間を誇り、そのポテンシャルに有名生産者達も注目し出しているのは確かなんです。 ムルソーの偉大な生産者であるコント・ラフォンやコシュ・デュリも、ここモンテリーに畑を所有しています。 Domaine Chanson Monthelie Rouge 2013 2013年のブルゴーニュは、開花期の雨や雹などに悩まされ、収穫量は少ないものの、8月からは太陽に恵まれた理想的な天候が続き、美しい酸を残した凝縮感のあるブドウが結実。天候に恵まれない中、造り手の努力が実を結んだヴィンテージです。 外観は縁がガーネットがかったルビー色。ラズベリーやカシスなどの赤系果実と、熟成を経たことによりドライフルーツを思わせる複雑な風味がグラスの中に広がります。口に含むと、赤系果実の落ち着いた果実味を感じられ、その後に親しみやすいタンニンと酸味が舌の上を流れて行きます。 ※商品画像はイメージです。 入荷時によりラベル、デザイン、ヴィンテージ、などが実物と異なる場合がございます。 ※別店舗と並行して販売いたしております。 在庫の管理には注意を払っておりますが、別店舗との売り違いにより売り切れの場合がございます。 何卒ご了承の上、ご購入頂きますようお願い申し上げます。 ※ブレンド比率や他詳細データ(輸入元提供)などは掲載時点のデータです。 購入時点でのデータと異なる場合もございます。