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【1997】アラウホ・エステート・ワインズ カベルネ・ソーヴィニヨン Araujo Estate Wines Cabernet Sauvignon /アメリカ/カリフォルニア/赤ワイン/
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カリフォルニア屈指のカルトワイン。 ナパ・カベルネの一等地『アイズリー・ヴィンヤード』の畑に最初にブドウが植えられたのが1880年代。 1964年、ミルト&バーバラ・アイズリー夫妻により最初にアイズリー・ヴィンヤードの畑にカベルネ・ソーヴィニョンが植えられます。 1970年代からはナパ・ヴァレーで初めてのボルドー・ブレンド「インシグニア」を生みだした名手、ジョセフ・フェルプスが、その後伝説的なカベルネ・ソーヴィニョンとなるワインをこの畑から造る事となります。 そして1990年にアラウホ夫妻が購入し、新たに、アラウホ・エステートのアイズリー・ヴィンヤードとしての歴史が始まります。 畑を管理するヴィンヤード・マネージャーに天才栽培家デヴィッド・エイブリュー氏を、醸造家にトニー・ソーター氏という最強コンビ迎え、1991年にファーストヴィンテージをリリース。 その後、敏腕コンサルタントのミッシェル・ローラン氏がコンサルタントとして参加し、カリフォルニア屈指のカルトワインの地位を確立しました。 2000年からアラウホ・エステートはバイオダイナミック農法を実践し、2005年にはデメテール・インターナショナルよりバイオダイナミック農法の認証を獲得。 名実ともにアラウホが造るアイズリー・ヴィンヤードのワインはカリフォルニア屈指のカルトワインとなります。 2013年、フランス・ボルドー1級のシャトー・ラトゥールやブルゴーニュのドメーヌ・デュジェニーのオーナーとして知られる、フランソワ・ピノーがアラウホを買収。 シャトー・ラトゥールの総支配人、フレデリック・アンジェラ氏監督のもと、新しいスタイルのナパ・ヴァレーのワインを生産しています。 そして2016年、この畑のテロワールと実力を証明すべく、ワイナリーの名前を「アイズリー・ヴィンヤード」に改名しさらなる飛躍を目指す事となります。 テクニカルデータ 1997年の生育期は1月の洪水で始まり、その後、突然、乾燥した春が訪れた。 開花と結実の重要な時期に理想的な天候に恵まれたため、大豊作となる可能性があった。 夏の間、天候は暖かく快適で、朝霧がなかったため成熟に適した日が長かった。 穏やかな季節のおかげでハングタイムが長く、凝縮感と成熟したタンニンに富んだ、均一に熟した房ができた。 カベルネの収穫は9月10日から10月前半にかけて行われた。 収穫は9月10日から10月初旬まで。 ブドウは畑で手作業で選別され、小さなステンレス・タンクで優しく破砕された。 その後フレンチオークの新樽75%で22ヶ月熟成。 ワインは1999年8月に瓶詰めされた。 テイスティングコメント 豊かなブラックルビー色をしたこのワインは、ドライクランベリー、熟したチェリー、ナツメグ、ローストしたコーヒー、埃っぽいポプリの複雑なアロマを放つ。 しっかりとした濃厚で甘美な果実味と繊細でシルキーなタンニンが口いっぱいに広がる。 カシス、ドライプラム、ザクロ、スパイシーなシナモン、杉の風味が層をなして口中を覆い、鉛筆を思わせる長いスパイシーなフィニッシュで終わる。 果実味に溢れながらも、エレガンス、バランス、ハーモニーが印象的。 20年以上は優雅に熟成するだろう。