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醍醐のしずく(生酒)720ml  寺田本家 瓶詰月2024.6  クール便(送料が変わります)

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※無濾過自然酒
 現在の菩提山正暦寺(ぼだいせんしょうりゃくじ)に端を発し、鎌倉時代からの戦国の世にかけて編み出された、『菩提もと(ぼだいもと)』仕込みといわれる空中の天然乳酸と野生酵母(酒蔵では蔵付き酵母)を採り込んだ『そやし』という水をもとにして仕込みました。
まさに『生もと』の原型、酒造りの原点と言えるお酒造りに挑戦いたしました。そのままを味わっていただくため、割り水、ろ過は一切行わず、一仕込みごとに瓶詰めしています。仕込み時期によって味の異なる甘酸っぱいお酒です。



*「1.5万円以上のお買い上げで送料無料」ですが、例外があります。
生酒など、チルド便で配送しなければならない商品を含むご注文については、チルド料金のみはご負担ください。
システム上、送料は0円と計上されますが、当店にてチルド料金のみ追加させていただきます。
恐縮ではございますが、何とぞご了解いただきたく、お願い申し上げます。


*ポイント全額払いの場合は、システム上、当店サイドでチルド料金の加算が出来ません。
誠に恐縮ですが、ポイント全額払いはお控えください。

尚、チルド料金は、サイズによって以下の通りです。

チルド(クール)便追加料金
60サイズ 220円
80サイズ 350円
120サイズ 660円
140サイズ 1300円
150サイズ 2060円


まさに『生もと』の原型、酒造りの原点と言えるお酒造りに挑戦。
そのままを味わっていただくため、割り水、ろ過は一切行わず、一仕込みごとに瓶詰めしています。
仕込み時期によって味の異なる甘酸っぱいお酒です。
「菩提もと仕込み」のお酒『醍醐のしずく』ができました。

●「菩提もと仕込み」とは

中世(10世紀〜)寺院で興った「僧坊酒」の系譜に連なり、戦国の世、奈良(奈良市南郊、菩提山町)の菩提山川の清流をさかのぼった辺りに所在する「菩提山正暦寺(ぼだいせんしょうりゃくじ)」で創製された「諸白(もろはく)」(掛米・麹米ともに白米で仕込んだ酒)が日本酒造りの原点であるといわれています。
この仕込み方を菩提もと仕込みといい、温暖な季節にも可能なつくりかたなのです。
先ず、最初に空中の乳酸菌を取り込み、乳酸発酵を営ませて雑菌の繁殖を押さえ、野生酵母(酒蔵では蔵付き酵母)の増殖を促し、アルコール発酵を行わせる、といった微生物学的に極めて巧妙かつ合理的なものでした。
乳酸発酵の進んだ『そやし』という酸っぱい水をもとにして仕込みます。
この仕込み方法は『生もと』の原型とも言われています。


●「醍醐のしずく」の製造工程

材料:白米一斗、麹五升、仕込水一斗→実際の仕込み量は約10倍となります。

1、白米を1割(一升)と残り9割(九升)に分け、1割(一升)のほうだけをご飯のように炊き上げ、一晩冷ましておく。

2、冷ました白米を「さらし」の袋に入れ、口を縛る。

3、仕込タンクに9割(九升)のよく洗った生米と仕込水一斗を入れ、そこに2、の袋を漬け込む。

4、毎日袋を揉んで、中のご飯を搾り出すようにする。⇒だんだん酸っぱくなったご飯のような香りがして乳酸菌が活動してくる。泡も少し出てくる。

5、3日後、中の袋を取り出し、生米の水切りをするが水は捨てないでとっておく。

6、生米を蒸気が上がってから45分くらい蒸す。よく冷ます。

7、麹五升のうち五分の一を「さらし」の中のご飯と混ぜ、その半分をタンクの底に敷く。
麹のうちの五分の四と蒸米、とっておいた水(酸っぱい水)を混ぜ、タンクに入れる。
麹とご飯を混ぜた残りの半分をその上にふたをするように広げる。これで仕込みは終わったのでタンクにごみや虫が入らないよう布でふたをしておく。

8、一晩ぐらいして泡が出てきたら櫂入れをする。
1日2回ぐらい櫂入れをしながら、季節にもよるが1週間ぐらいでお酒になる。



●商品説明

そのままを味わっていただくためにろ過、割り水をせずに1仕込み(約800本)ごとに瓶詰めします。
本来の姿が良く分かるよう、透明ビンに詰めました。
味の変化する醗酵中のお酒ですから、冷蔵庫保管の上、お召し上がりください。
甘酸っぱいお酒です。仕込み時期によって味の違いが出るお酒ですので、季節ごとの味をお楽しみいただけます。

※ご注文いただいた際に「販売中」の表示があっても、みなさまからのご注文状況によってはお届けの品が次の仕込みのものになる場合がございます。
どうぞご了承くださいませ。

原材料名/米・米麹(自然米コシヒカリ)精米歩合/90〜93%

米の栽培方法/無農薬米(コシヒカリ等) 
精米歩合/90〜93% 
麹菌/自家培養
アルコール度数/6.0〜17.0%
日本酒度/−40〜−70 
酸度/6〜12 
アミノ酸度/2〜6 
   ※仕込みごとに数値が異なるため、おおまかな範囲を記してあります。

寺田本家様のサイトより引用しました。





とても的確な表現ですので、日本酒に縁のなかった女性のブログから引用させていただきます。



私はあまりお酒に強くなく、甘いお酒のほうが好きなので日本酒は私にはあまり向いていない、と思い込んでいました。
当然、日本酒についての知識もありませんでした。

ところが、このお酒を一口飲んだ時から日本酒に対しての意識が大きく変わりました。

「醍醐のしずく」

このお酒は昔ながらの製法で作られたどぶろくタイプの若いお酒です。

グレープフルーツのような爽やかな酸味と甘みでアルコール度も低めなのですいすい飲めてしまう、いわいる標準的な「日本酒」というものからすると特殊な部類に入るもののようですが、とっても美味しいお酒なのです。

それまでの私の持っていた「どぶろく」のイメージは濁り酒のようなものでしたが、これは美しい澄んだ黄金色をしていて、まさに光輝くしずくのよう。
どぶろくのイメージを払拭してくれました。

昔ながらの製法を行っているため、仕込みごとにアルコール度数や甘さが違ったり、生きたままのお酒なので、蔵出しからの日数の中でも発酵が進むため、毎回味わいが違うというのも面白い。

日本酒の甘さ・辛さの目安になる「日本酒度」というものがあります。

+2.0とか−2.0とかプラスマイナスの数値で示されるもので、マイナスのほうが甘いんです。

一般的に「甘口の日本酒」といわれるものでも、せいぜい−5.0ぐらいの数値なのですが、この「醍醐のしずく」は、一番最近飲んだものはなんと、−80.0 !!

もうほんと、蜜のように甘くうっとりする美味しさでした。

例えるなら、貴腐ワインのよう。
お米と麹だけで、どうしてこんなに甘くて美味しい飲み物ができてしまうのか?

まさに発酵は魔法です。

引用もとはこちらです。