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水稲初中期一発除草剤「カウンシルエナジー1キロ粒剤」1kg

Product details

●3種混合で広い殺草スペクトラムを示します。
●特に高葉齢のノビエに対する殺草力が高く、長期残効性を示します。
●クログワイ、オモダカ、コウキヤガラなどに高い除草効果を示します。
●キシュウスズメノヒエ、エゾノサヤヌカグサに高い防除効果を示します。
●SU抵抗性ホタルイ、一年生広葉雑草、ミズアオイなどに有効です。
●水稲に対して高い安全性を示します。
●直播水稲の稲1葉期からノビエ3.5葉期まで使用できます。
●4-HPPD阻害剤の感受性品種に対しても安全性を示します。

特 長
■登録番号:第23792号
■種類名:テフリルトリオン・トリアファモン粒剤
■有効成分:テフリルトリオン…3.0% トリアファモン・・・0.50%
■性状:類白色細粒
■包装:1kg
  1. トリアファモンとテフリルトリオンの2種混合の一発処理除草剤です。     
  2. 高葉齢のノビエに対する殺草力が高く、また、長期の残効性を示します。
  3. クログワイ、オモダカ、コウキヤガラに対して高い除草効果と塊茎形成抑制効果を示します。効果の持続性が長く、通常の圃場条件では1回の散布で雑草を防除することができます。
  4. 問題となっているスルホニルウレア抵抗性雑草、ならびにキシュウスズメノヒエ、イボクサ、クサネム等の特殊雑草に対しても有効です。
  5. 水稲に対する安全性が高く、通常の圃場条件下では安心して使用できます。
  6. 直播水稲(鉄コーティング直播水稲含む)において、除草効果・安全性ともに優れ、は種時からノビエ3.5葉期までの幅広い散布適期で使用できます。
適用作物及び使用方法
作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法
移植水稲 水田一年生雑草
マツバイ・ホタルイ
ヘラオモダカ・ウリカワ
ミズカヤツリ・オモダカ
クログアイ・ヒルムシロ
セリ・シズイ
コウキヤガラ・
エゾノサヤヌカグサ
キシュウスズメノヒエ
アオミドロ・藻類による
表層剥離
移植後5日〜ノビエ3.5葉期
但し移植後30日まで
1kg/10a 1回
テフリルトリオン2回以内
トリアファモン2回以内
  
湛水散布
又は
無人ヘリ
による
散布
直播水稲 水田一年生雑草
マツバイ・ホタルイ
ミズカヤツリ・ウリカワ
ヒルムシロ・セリ
は種時 は種同時
散布機で
施用
水田一年生雑草
マツバイ・ホタルイ
ミズカヤツリ・ウリカワ
ヒルムシロ・セリ
は種直後〜ノビエ3.5葉期
ただし、収穫90日前まで
湛水散布
又は
無人ヘリ
による
散布
使用上の注意事項
●効果・薬害等の注意
  • 使用量にあわせて秤量し、使い切ってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノピエの3.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイは4葉期まで(直播水稲では2葉期まで)、ヘラオモダ、ミズカヤツリ、ウリカワは3葉期まで、クログワイは発生前から草丈10cmまで、オモダカは発生前からへら葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前から再生始期まで、コウキヤガラは発生始期から草丈30cmまで、エゾノサヤヌカグサは3葉期まで、シズイは草丈3cmまで、キシュウスズメノヒエは再生始期までが本剤の散布適期です。
  • クログワイ、オモダカは発生期間が長く、遅い発生のものまでは、十分な効果を示しませんので、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用して下さい。
  • 散布の際は、水の出入りを止めて十分な湛水状態(水深3〜5cm)のままで、まきむらが生じないように均一に散布して下さい。また、極端な浅水や深水での使用はさけて下さい。
  • 散布後3〜4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないで下さい。また、入水は静かに行って下さい。
  • 無人ヘリコプターで散布する場合は、以下の注意を守って下さい。
  • 散布は使用機種の使用基準に従って実施して下さい。
  • 専用の粒剤散布装置によって湛水散布して下さい。
  • 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整して下さい。
  • 散布薬剤の飛散によってほかの植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から5m離れた位置から圃場内に散布して下さい。
  • 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意して下さい。
  • 直播水稲のは種時に通常の湛水状態より水を落として散布する場合は、散布後速やかに通常の湛水状態(水深3〜5cm)にして下さい。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化および植付作業はていねいに行って下さい。未熟有機物を使用した場合は、とくにていねいに行って下さい。
  • 以下の条件では薬害を生じるおそれがありますので使用をさけて下さい。
  • 下記のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。特に下記、1〜3の条件と散布時または散布数日以内の梅雨明けなどによる異常高温が重なると初期生育の抑制が顕著になるので注意してください。
    1. 砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)
    2. 軟弱苗を移植した水田
    3. 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
  • 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがありますので使用しないで下さい。
  • 著しい多雨条件では除草効果が低下する場合がありますので使用はさけて下さい。
  • 散布田の田面水を他の作物に灌水しないで下さい。
  • 薬害を生じるおそれがありますので、後作物としてなす、たまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがありますので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分に注意して下さい。
  • 蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用して下さい。とくに初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
●安全使用上の注意事項
  1. 誤食などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。
  2. 本剤は眼に対して刺激性がありますので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  3. 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
  4. 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。
  5. 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
  6. 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
  7. 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。