ZAKURI 小柳刃包丁　120mm 12cm 青紙ニ号　青ニ鋼　両刃　黒打仕上げ　土佐打刃物

白紙にクロムやタングステンを添加して、鋭い切れ味に耐摩耗性を高めた素材が青紙です。
青紙ニ号の特性は、なまっても切れ味を損ないにくく、適度に丈夫で研ぎもできるため、多くの料理人の方にも支持されています。
刃渡りの短い柳刃は、果物の皮剥きにも使えて便利です。

土佐の職人たちは、刃の背や腰を厚く、刃先は薄くしバランスをとることで、同じ品でも持った感じが軽く、長時間の作業でも疲れにくい刃物に造り上げる「金配り」と「持ち重み」に心を砕きます。
ZAKURIは、協同組合土佐刃物流通センターの有志が集い、伝統を受け継ぎ次世代へ伝える未来派としての土佐打刃物を目指し、立ち上がりました。
こちらの青紙ニ号シリーズは、西岡信昭氏によって鍛造されています。

刃渡り:120mm(両刃)
全長:245mm
刃幅:31mm
板厚:2mm
重量:62g
ハンドル材:くるみ柄(右利きの方用にしのぎが入っています)
一丁ずつ手作りですので、多少の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。

土佐打刃物は、用途によって、寸法や柄の角度を自由な形で造るため、自由鍛造と言われています。土佐打刃物の職人にかかれば、鉄の塊が、瞬く間に希望通りの型になり、プレスで抜く刃物では、とうてい叶えられない高品質な一本が仕上がります。土佐の職人たちは、「金配り」に心を砕き、「持ち重み」を意識しています。これは刃の背や腰を厚く、刃先は薄くしバランスをとることで、同じ品でも持った感じが軽く、長時間の作業でも疲れにくい刃物に造り上げることです。一人の職人が鍛接から鍛造、焼き入れ、刃付け、柄付けまでを一貫して行うため、切れ味がよく、耐久性がある高品質な包丁を比較的安価で提供することが可能になります。そのため業務用に重宝されてきた土佐打刃物は今、海外からの注文も多く、数ヶ月待ちの人気商品です。