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福祉って本当にこれでいいの? 〜「自立や成長」「知識や技術」だけが支援なのか

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『福祉って本当にこれでいいの?』
金原 知宏(かねはら ともひろ)

自分を見つめ直すことが、より良い福祉を実践する第一歩になる

福祉の仕事をする上で、ほんとうに大切なものってなんだろう?

知識、技術、利用者とのあたたかな気持ちのやりとり……。
「いい支援とは何か」を福祉業界で10年以上問い続けてきた著者が見出した、ひとつの答えとは。

「たくさんの方に支えられ、いろいろなことを学びとって、なんとか今日までやってきた、そんな私が福祉を志すあなたに何かできることをしたいと思い、こうして本ができました。よかったら福祉について一緒に考えてみませんか?」
(著者より)


目次
まえがき
第1章 福祉に出会う
第2章 児童福祉から障害福祉へ
第3章 支援の在り方を探して
第4章 「児童」 と 「障害」の領域を超えて
第5章 福祉の可能性を探して
あとがき


出版社からのコメント

福祉は「技術」や利用者の支援をしたいという「気持ち」が大切だと思われやすい仕事です。
しかし、本当に技術があれば、気持ちがあれば、良い支援ができるのでしょうか?
著者の金原知宏氏は、学童施設と障害者向けのグループホームに勤め、福祉業界で10年以上、仕事をしてきました。
その中で見出したのは、技術だけでも、内発的な動機だけでもない、自分自身の過去をも見つめ直して利用者と向き合う姿勢の大切さと、組織とのかかわりの持ち方、社会のあり方への疑問でした。
福祉を学ぶ学生、福祉業界を志す方、福祉の仕事を始めてまだ日の浅い方、福祉業界で働く中で「良い仕事とは」という問いに悩む方……。
福祉に携わるすべての方にお届けしたい1冊ができあがりました。

著者について
金原 知宏(かねはら ともひろ)

社会福祉士

1989年生まれ。長崎県出身、さいたま市在住。
文教大学人間科学部人間科学科卒業。
学童保育の職員を経て、障害者向けのグループホームに勤務。
現在は、職員兼社内研修担当として勤務。

■四六判 160頁 ソフトカバー