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[復刻版] 大衆明治史 上巻

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「GHQが“普通の大衆小説を禁書にしたワケ」 『文藝春秋』を創刊、さらに『芥川賞』『直木賞』を創設。自身も数々の名作を生み出した大作家、菊池寛(きくち・かん)。芥川龍之介らとともに、現代に続く文学界の基礎を築き上げた人物として、界隈で彼の名前を知らない者はいない、まさに“文壇の大御所です。 しかし、そんな大作家の著作のなかで、戦後になって“禁じられたタブー本とされたものがありました。GHQの命令で“禁書指定を受け、流通を一切止められ、戦後日本からパタリと姿を消したのです。 わざわざGHQが禁書にしたということは、日本を戦争に煽り立てた、過激な本なのかと思いきや...『大衆明治史』というタイトルどおり、大衆向けに平易な言葉で書かれた、とても健全な本。書かれている内容は、明治時代の始まりから終わりまでの歴史で、戦争や軍国主義とは一切関係がないのです。 それなのに、一体なぜGHQは、この本を禁書にし、日本人に見せないようにしたのでしょうか 文豪・菊池寛の描いた明治日本の歴史が、GHQにとって何か不都合なことでもあったのでしょうか 「GHQが隠したかった明治日本の姿とは...