Product title
ピアノへの旅
Product details
ISBN:9784865593013
第一部/静かで弱い音楽へ―ピアノという楽器と音楽を語る/坂本龍一 聞き手:伊東信宏/ 坂本龍一の選曲リスト/ 「響き」への関心/ 壊れた美学の衝撃/ 「ピアニストになろうと思ったことはないんですよ」/ 練習で弾く曲/ 調律をやめたスタインウェイ─ノイズとテンポ/ ショパンのゆらぎ/ グールドはなぜ歌うのか?/ リストとグールドが弾いたチッカリング/ グールドとダリと『裸のランチ』/ 晩年のホロヴィッツ/ 聴きながら弾く、聴くために弾く/ 雲の流れのような音楽/ ドビュッシーが弾いたブリュートナー/ モーツァルトは扱いにくい/ 永遠に持続する音への憧れ/ ピアノならではの響きの良い音楽/ 無時間の音楽/ 即興楽器としてのピアノ/ リズム楽器としてのピアノ / 調律できない不便な楽器/ 歌とピアノ/ 楽譜と首っ引きで聴いたベートーヴェンの協奏曲/ 神がかってる《ジュピター》と未完の恐怖/ 減衰への抗いの歴史/ 弾かないピアニスト/ 津波ピアノ―崩壊と喪/ 不自由で儚いゆえのいじらしさ/ピアノへの旅 プレイリスト/音源ガイド 伊東信宏・小室敬幸/第…
出版社:アルテスパブリッシング
ジャンル:一般書籍(音楽史・伝記・評論・写真集他)
サイズ:四六
ページ数:208
編著者:坂本龍一
初版日:2024年12月21日
坂本龍一がピアノとピアノ音楽を語り、坂本龍一とともにピアノの起源を探る 。
坂本龍一が語る──ピアノとピアノ音楽「作曲家もピアニストもわざわざ音が消えていってしまうピアノを選んで、何百年もその減衰に抗おうとしつづけているというのは不思議なものだなと思いますね」坂本龍一と探る──ピアノの起源というミステリー「“たくさんの弦を張って、それを鍵盤のメカニズムを使って、叩いて音を出す”という、そのアイデアはいつどこでどうして出てきたのか?」坂本龍一が最後に演奏した楽器、ピアノへのアンビヴァレントな思いと、クラシックを中心に慣れ親しんできたピアノ音楽を語りながら、ピアノの本質に迫る第1部「静かで弱い音楽へ」、紀元前まで遡って鍵盤楽器のミステリーに挑む第2部「ピアノの起源を探る」というふたつのパートで構成。さらに坂本龍一が選曲したプレイリストと、その音源ガイドを収録。自らの言葉でピアノという楽器と音楽の本質を語った本書は、坂本龍一が最後に公にしたピアノ・ソロ演奏をより深く理解するうえでも必読の内容となっています。■カラー: 国立音楽大学楽器資料館で鍵盤楽器の歴史を体験する。■坂本龍一選曲のプレイリスト(Spotify、Apple Music)■音源(CD)ガイド■聞き手・鼎談ゲスト・ガイド執筆に上尾信也、伊東信宏、小室敬幸の各氏■坂本龍一総合監修「コモンズ:スコラ 音楽の学校」シリーズの紹介【本書は、「コモンズ:スコラ 音楽の学校」のシリーズ最終巻、『vol. 18 ピアノへの旅』(2021年7月、弊社刊)の構成とデザインを新たに、単行本として出版するものです】
収載内容:
第一部
静かで弱い音楽へ―ピアノという楽器と音楽を語る
坂本龍一 聞き手:伊東信宏
坂本龍一の選曲リスト
「響き」への関心
壊れた美学の衝撃
「ピアニストになろうと思ったことはないんですよ」
練習で弾く曲
調律をやめたスタインウェイ─ノイズとテンポ
ショパンのゆらぎ
グールドはなぜ歌うのか?
リストとグールドが弾いたチッカリング
グールドとダリと『裸のランチ』
晩年のホロヴィッツ
聴きながら弾く、聴くために弾く
雲の流れのような音楽
ドビュッシーが弾いたブリュートナー
モーツァルトは扱いにくい
永遠に持続する音への憧れ
ピアノならではの響きの良い音楽
無時間の音楽
即興楽器としてのピアノ
リズム楽器としてのピアノ
調律できない不便な楽器
歌とピアノ
楽譜と首っ引きで聴いたベートーヴェンの協奏曲
神がかってる《ジュピター》と未完の恐怖
減衰への抗いの歴史
弾かないピアニスト
津波ピアノ―崩壊と喪
不自由で儚いゆえのいじらしさ
ピアノへの旅 プレイリスト
音源ガイド 伊東信宏・小室敬幸
第二部
ピアノの起源を探る
坂本龍一×上尾信也×伊東信宏
ピアノはどこからやってきたのか?
鍵盤楽器の歴史を体験する―国立音楽大学楽器学資料館を訪ねて
ピアノをめぐる壮大で自由な旅へ
最初期の鍵盤楽器―水圧オルガン「ヒュドラウリス」
「叩く」「引っ掻く」から「止める」へ
金属を鍵盤で鳴らす―カリヨンとクラヴィチンバルム
金属加工と機械技術の結晶
チェンバロとクラヴィコード、どっちが先?
12音音階はいつ、なぜ生まれたか?
ピアノが世界に広まった理由
ヨーロッパ的な発想としての鍵盤
自分の耳で音を、響きを聴くこと
規格化された耳をひらく
正統化と合理性―スイッチとしての鍵盤
自然に戻るピアノ
グールドとクラヴィコード
音の消えていくところを聴く
音律と時間の統一
ピアノの起源はアラブだった?
■コモンズ:スコラ 坂本龍一監修による音楽の学校
スコラ・シリーズとは 坂本龍一
既刊17巻のラインナップ
全30巻の構想
著者プロフィール
ゲスト・プロフィール
参考文献
第一部/静かで弱い音楽へ―ピアノという楽器と音楽を語る/坂本龍一 聞き手:伊東信宏/ 坂本龍一の選曲リスト/ 「響き」への関心/ 壊れた美学の衝撃/ 「ピアニストになろうと思ったことはないんですよ」/ 練習で弾く曲/ 調律をやめたスタインウェイ─ノイズとテンポ/ ショパンのゆらぎ/ グールドはなぜ歌うのか?/ リストとグールドが弾いたチッカリング/ グールドとダリと『裸のランチ』/ 晩年のホロヴィッツ/ 聴きながら弾く、聴くために弾く/ 雲の流れのような音楽/ ドビュッシーが弾いたブリュートナー/ モーツァルトは扱いにくい/ 永遠に持続する音への憧れ/ ピアノならではの響きの良い音楽/ 無時間の音楽/ 即興楽器としてのピアノ/ リズム楽器としてのピアノ / 調律できない不便な楽器/ 歌とピアノ/ 楽譜と首っ引きで聴いたベートーヴェンの協奏曲/ 神がかってる《ジュピター》と未完の恐怖/ 減衰への抗いの歴史/ 弾かないピアニスト/ 津波ピアノ―崩壊と喪/ 不自由で儚いゆえのいじらしさ/ピアノへの旅 プレイリスト/音源ガイド 伊東信宏・小室敬幸/第…
出版社:アルテスパブリッシング
ジャンル:一般書籍(音楽史・伝記・評論・写真集他)
サイズ:四六
ページ数:208
編著者:坂本龍一
初版日:2024年12月21日
坂本龍一がピアノとピアノ音楽を語り、坂本龍一とともにピアノの起源を探る 。
坂本龍一が語る──ピアノとピアノ音楽「作曲家もピアニストもわざわざ音が消えていってしまうピアノを選んで、何百年もその減衰に抗おうとしつづけているというのは不思議なものだなと思いますね」坂本龍一と探る──ピアノの起源というミステリー「“たくさんの弦を張って、それを鍵盤のメカニズムを使って、叩いて音を出す”という、そのアイデアはいつどこでどうして出てきたのか?」坂本龍一が最後に演奏した楽器、ピアノへのアンビヴァレントな思いと、クラシックを中心に慣れ親しんできたピアノ音楽を語りながら、ピアノの本質に迫る第1部「静かで弱い音楽へ」、紀元前まで遡って鍵盤楽器のミステリーに挑む第2部「ピアノの起源を探る」というふたつのパートで構成。さらに坂本龍一が選曲したプレイリストと、その音源ガイドを収録。自らの言葉でピアノという楽器と音楽の本質を語った本書は、坂本龍一が最後に公にしたピアノ・ソロ演奏をより深く理解するうえでも必読の内容となっています。■カラー: 国立音楽大学楽器資料館で鍵盤楽器の歴史を体験する。■坂本龍一選曲のプレイリスト(Spotify、Apple Music)■音源(CD)ガイド■聞き手・鼎談ゲスト・ガイド執筆に上尾信也、伊東信宏、小室敬幸の各氏■坂本龍一総合監修「コモンズ:スコラ 音楽の学校」シリーズの紹介【本書は、「コモンズ:スコラ 音楽の学校」のシリーズ最終巻、『vol. 18 ピアノへの旅』(2021年7月、弊社刊)の構成とデザインを新たに、単行本として出版するものです】
収載内容:
第一部
静かで弱い音楽へ―ピアノという楽器と音楽を語る
坂本龍一 聞き手:伊東信宏
坂本龍一の選曲リスト
「響き」への関心
壊れた美学の衝撃
「ピアニストになろうと思ったことはないんですよ」
練習で弾く曲
調律をやめたスタインウェイ─ノイズとテンポ
ショパンのゆらぎ
グールドはなぜ歌うのか?
リストとグールドが弾いたチッカリング
グールドとダリと『裸のランチ』
晩年のホロヴィッツ
聴きながら弾く、聴くために弾く
雲の流れのような音楽
ドビュッシーが弾いたブリュートナー
モーツァルトは扱いにくい
永遠に持続する音への憧れ
ピアノならではの響きの良い音楽
無時間の音楽
即興楽器としてのピアノ
リズム楽器としてのピアノ
調律できない不便な楽器
歌とピアノ
楽譜と首っ引きで聴いたベートーヴェンの協奏曲
神がかってる《ジュピター》と未完の恐怖
減衰への抗いの歴史
弾かないピアニスト
津波ピアノ―崩壊と喪
不自由で儚いゆえのいじらしさ
ピアノへの旅 プレイリスト
音源ガイド 伊東信宏・小室敬幸
第二部
ピアノの起源を探る
坂本龍一×上尾信也×伊東信宏
ピアノはどこからやってきたのか?
鍵盤楽器の歴史を体験する―国立音楽大学楽器学資料館を訪ねて
ピアノをめぐる壮大で自由な旅へ
最初期の鍵盤楽器―水圧オルガン「ヒュドラウリス」
「叩く」「引っ掻く」から「止める」へ
金属を鍵盤で鳴らす―カリヨンとクラヴィチンバルム
金属加工と機械技術の結晶
チェンバロとクラヴィコード、どっちが先?
12音音階はいつ、なぜ生まれたか?
ピアノが世界に広まった理由
ヨーロッパ的な発想としての鍵盤
自分の耳で音を、響きを聴くこと
規格化された耳をひらく
正統化と合理性―スイッチとしての鍵盤
自然に戻るピアノ
グールドとクラヴィコード
音の消えていくところを聴く
音律と時間の統一
ピアノの起源はアラブだった?
■コモンズ:スコラ 坂本龍一監修による音楽の学校
スコラ・シリーズとは 坂本龍一
既刊17巻のラインナップ
全30巻の構想
著者プロフィール
ゲスト・プロフィール
参考文献